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白熊¨の戦略
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2014年07月07日 NEVADAブログ
今、東アジアは陣取り合戦の最中であり、この解説が色々なマスコミでされていますが、みな、抜けていることがあります。
ロシアの存在です。
まず、中国と韓国との蜜月関係
これを単に2国間関係と思っていれば大間違いになります。
中国とロシア関係をまず見る必要があり、先日のプーチン大統領の中国訪問で一体何が話し合われ、何が決められたかを見れば、中国を牛耳っているのが、今やロシアと分かります。
そのロシアに牛耳られている中国にメルケルドイツ首相が訪問となっています。
ドイツはウクライナ問題でロシア制裁を実施する側になっています。
そしてドイツ経済にとり中国はなくてはならない国になっています。
三国関係のチャートを作ればドイツにとり、ロシアも中国もなくてなならない国であるのは一目瞭然となるのが分かります。
この関係は中国からみましても同じと言えます。
中国にとり、ドイツもロシアも必要な国となります。
ではロシアから見ればどうでしょうか?
ロシアにとり、ドイツは必ずしも必要ではない国ですし、中国もそうです。
歴史的にみて(覇権主義、国境線問題等)、ロシアは中国と信頼のおける互恵関係を構築出来ないことを百も承知なのです。
ロシアはドイツの天然ガス供給の3割を抑えている以上、ドイツは『しもべ』扱いとなります。
即ち、ロシア、中国、ドイツの三国関係を見れば、ロシアが君臨しているのが分かります。
そして今、中国にドイツメルケル首相が訪問となっているのです。
ロシアにとり『しもべ』同士が会談し仲良くするとなっていますが、ある大国の外交官は『中国はロシアの事前了解を得た上での会談を行うことになっているはずであり、ドイツはアメリカの目もあり、直接外交ルートを使うのではなく、中国経由でロシアに伺いを立てたはず』と言っていましたが、果たしてそこまでドイツと中国がへりくだるものでしょうか?
(いずれ分かりますが)
この見方はかなり異端ですが、あり得ない話ではなく、何故なら、今のドイツ、中国の経済をみれば、ロシアに頼るしかなくなっているのも事実だからです。
また、北朝鮮の日本への接触はロシアの指揮の下に行われていることをみていない日本は、当面日本人の遺骨2万柱返還で400億円以上とられ、拉致問題では時間を浪費させられるか、最大2兆円の援助金をとられることになるかも知れません。
*ロシアが放棄した債権分を日本からかすめとることに決めていましても何ら不思議ではないからです。
今や北朝鮮がロシア傘下に入っているのを理解しない日本ですが、中国と北朝鮮は関係が切れており、今までの北朝鮮ではなく、北朝鮮は「ロシア外交」をやってくるとみておきませんと、大きな間違いをすることになります。
今、北朝鮮から出てくる映像をみればその違いは歴然としています。
日傘をさしながら道を歩く北朝鮮女性の映像は今までの飢餓映像とは相容れません。
北朝鮮が¨飢餓ビジネス¨から脱皮したことを意味していますが、それも中国から離れロシアに寄り添うようになってきたからです。
ロシアが後ろ楯になり、北朝鮮は普通の国になりつつあるのです。
来年一月一日に成立するロシア版経済政治同盟に北朝鮮が入り、世界に登場することになれば、北朝鮮をめぐる世界の扱い・見方は一変します。
ロシアの外交戦略の前には日本は子供のような存在ですが、アメリカが世界から手を引いている今の世界では、ロシアをみない関係は全く意味を持ちません。
因みに、《中国と韓国の蜜月関係》ですが、北朝鮮に¨ふられた¨中国が朝鮮半島のもう1つの国である韓国を支配しようとしているとみるべきであり、韓国を支配するにはアメリカと日本と敵対関係に韓国を追い込む必要があります。
中国はじっくりそのような方向に韓国を導いており、近々に韓国に踏み絵を迫ることになるはずです。
その時、韓国が愚かにも中国に寄り添うようなことがあれば、アメリカの逆鱗にふれ、政権は持ちませんし、実質的な金融制裁が発動されることになり、韓国経済は大打撃を受けることになるはずです。
そして北朝鮮とロシアと中国が韓国を支配に入ることになります。
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