http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/105.html
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1週間ほど前にNHKBS1で放送された豪の「ABCニュース」で、17歳の息子(白人)が釣りに行くと言って出かけたが、次に連絡があったのはトルコとシリアの国境付近からで、「これからシリアに入る」というものだったという母親の話を紹介していた。
そのニュースのなかで、豪からは150名ほどがシリア内戦に参加していると説明していた。そして、40人分のパスポートが、シリアなどに入って戦闘に参加する恐れがあるという家族の要請で無効にされているそうだ。
登場した母親は、政府は過激派のサイトを見ていた息子を監視下に置いていたのにり、シリアに向かう17歳の息子をそのまま見逃したと主張していた。
※ 関連投稿
「サウジアラビアやカタールは反アサド政権派に対する支援を公言:“過激派”同士で殺し合いをさせることに利益」
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/825.html
「ブリュッセル・ユダヤ博物館銃撃事件の“犯人”は、仏の刑務所内でイスラム過激派になり出獄から3週間でシリアに渡航」
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/748.html
「イラクを突然崩壊寸前に追い込んだISISの正体:首に賞金1千万ドルの指導者バグダディ氏は米国のアセットらしい」
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/870.html
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『ニューズウィーク日本版』2014−7・1
P.15
「「シリア帰り」の若者が欧州を脅かす
シリアのアサド政権と戦う反体制派に共感し、欧州からシリアに向かうイスラム教徒の若者が後を絶たない。ドイツ内務省の情報機関によれば、その数はドイツだけでおよそ320人、欧州全体で2000人に上るという。
恐ろしいのは、シリアで大量殺戮のスキルを習得した若者たちが欧州に戻ってくることだ。ドイツのデメジュール内相は、彼らの存在はもはや「漠然とした危険」ではなく「具体的かつ致命的な危険」になっていると警告。キヤメロン英首相も、イギリスの安全保障にとって最大の脅威はイラクとシリアで戦う欧州出身者たちだと語っている。
だが欧州社会で疎外感を抱き、過激な思想に傾倒する若者を止める有効な手だては見つかっていない。ネット上ではイスラム過激派がシリアの戦況を逐一報告し、戦闘員を募集している。
5月には、ベルギーの首都ブリュッセルのユダヤ博物館でフランス人の男が銃を乱射し、4人を死亡させる事件も起きた。男は今春まで数ヶ月間シリアに滞在し、イスラム武装勢力の戦闘に加わっていたとみられる。
アリシア・ペレス」
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