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(回答先: Re: 第一歩と考えたい。直線的な国境線はいかにも不自然だ。 投稿者 仁王像 日時 2014 年 6 月 27 日 20:13:41)
『白人(グローバル)スタンダードという新たなる侵略』清水馨八郎/祥伝社 H14年から抜粋
≪まえがき≫
白人がこの500年、1000年、世界で何をしてきたか。世界中を侵略し、自らの利益だけのためにこれを植民地化し、住民を奴隷として使役し、ときに虐殺し、世界中であらん限りの暴虐と略奪を繰り返してきたのは、いったいどこの誰か。
白人による世界侵略が第二次世界大戦をもって終息したかといえば、それはとんでもない勘違いである。「グローバル・スタンダード」という美名のもとに押し進められる経済、金融政策が、つまりは「アメリカン・スタンダード」の押しつけではないかとの認識は、最近広がっているが、衣服、食生活、住環境、言語、習俗全般にわたって、それぞれの国家、民族が長年培ってきた固有の文化を圧殺し、白人スタンダード一色に塗り込めようとの「文化侵略」は、激しさを増すばかりである。
そして何よりも強調しなければならないのは、いま白人の最大の侵略を受けているのは、ほかならぬこの日本だということである。日本は、洗脳され、騙されつづけている事実に目覚め、一刻も早く自分本来の道を取り戻さねばならない。
(第四章 世界を襲う「白人スタンダード」−言語、習俗、習慣にまで襲いかかる文化侵略の脅威
≪冷戦後に姿を現した新手の「白禍」とは≫
地球の表面の環境は、砂漠あり森林あり、熱帯あり寒帯あり、サバンナ気候、ステップ気候、モンスーン気候ありで、それぞれが全く異なった風土で、そこに暮らす民族の歴史、文化、宗教なども様々なのは当然である。各民族の文化・文明は、生まれるべくして生まれたもので、その違いは当然であり、そこに善悪、価値の優劣はない。世界はそれぞれの歴史、文化、宗教が並列し、多元的な文明が共存して成り立っている。
なんといっても人類史史上、「中禍」(中華思想による拡張主義)や「赤禍」(ソ連による世界共産主義革命の強制)以上に人類に苦痛を与えた災難は、白人による世界植民地支配の「白禍」である。白禍は「中禍」や「赤禍」よりスケールがはるかに大きく全地球に及び、かつ期間も長期にわたっている。
≪人は国ではなく、国語に住≫〉
日本人は日本語を話すひとのことだ。だから文化的には日本人と日本語は同義語である。日本人は日本語で話し、考え、固有の文化と民族を育んできた。日本人を日本人たらしめたアイデンティティを主張する最も確かな指標が、日本語の中に秘められている。
その国の国語は、民族をヨコに結びつけ、過去、現在、未来の人びとをタテに連結する鎖であり、文化のバックボーンである。われわれは日本語を大切に守らなければならない。人はある国に住むのでなく、ある国語に住むのだ。
≪「英語帝国主義」を、断固受け入れられない理由≫
近世500年、地球上の3%の陸地に住むヨーロッパ白人が…世界制覇を進めていった。非白人は英語を世界語に祭り上げられ、その前にひれ伏し、自らその奴隷となっていることに気がついていない。英語は他民族を植民地人化す帝国主義の手段であり、尖兵だったのである。英語はイデオロギーであり、権力なのだ。今や世界は英語文明圏の世界制覇に呑み込まれようとしている。
インターネットで、全世界は英語の傘で覆われてしまい、世界は英語によって完全に支配されてしまうだろう。これは英語帝国主義と言ってもよい。今や人類はこの「英語帝国主義」の危機を告発し、文化(言語)を多元主義に引き戻さねばならない。
≪日本人の英語下手を、文明論から考察すると≫
私はかねてから、日本の英語教育は文明論的視点を欠いていたのではなかろうかと考えてきた。日本人だけが英語文明にどうしても馴染めないのは、実は神が決めた宿命で、人類にとって幸福なことではなかったかと考えるようになった。
フィリピン、インドそして東南アジアの国々も、アフリカ諸国も、植民地統治が長かったから西洋語は上手に話せるが、いずれも貧困国に留まり、自前の文化が育っていない。
言葉は各民族の文化の基本要素である。アイデンティティを主張する唯一絶対の条件である。それを忘れたり失った民族は、容易に立ち上がれない。日本は幸い非白人の中で英語侵略を免れた唯一の国である。英語が非白人の中で世界一下手だったから、その中で独自文化を保って、世界有数の豊かな文明国に成り上がることができたのだ。英語下手は誇るべき日本文化だと断言できるのである。
≪日本人の英語下手、第二の理由≫
日本人の英語下手の第一の原因が植民地にならなかったことにあるとすれば、第二の原因は日本語の秀れた特性の中にあった。それは日本国民のすべてが日本語という高度の言語を完全に身につけ武装してしまっていたからである。このため、より低級な英米外国語に、どうしても馴染めないのである。
文字は人類最高の発明であり、最大の宝である。各民族の固有の文字は文化であり、文字の多様化は文化の深さを示している。この点、彼我の文化の違いは、単純な26文字のローマ字と日本の漢字、仮名交じりの複雑多用な文字によって、決定的に方向づけられたといってよい。彼らは文字をアルファベット26に集約してしまったが、これでは微妙な心情や事象の差異を示すことができない。
≪白人による人種差別の根深い構造≫
世界で、政治上、建前上の人種差別がなくなったのは第二次大戦後の国連ができた頃からである。それまでは白人以外は人に非ずで、彼らは異民族を平気で奴隷にしてこき使っていた。奴隷は家畜で人間でない…同じ人間を家畜と考える習慣は、白人以外にない。この点彼らは、普通の人間性を持たぬ野蛮、未開な人種と見てさしつかえない。
・『イギリス人による人間に対してなしうるもっとも残忍な行為ではなかろうか』/会田雄次
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/215.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 11 月 24 日 20:11:07: jdZgmZ21Prm8E
・「Racist」は、欧米が自分たちの残虐的歴史を覆い隠す「洗練された」概念・文化であろう。
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/208.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 11 月 23 日 10:25:47: jdZgmZ21Prm8E
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