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新ベンチャー革命2014年6月12日 No.908
タイトル:2014年米国中間選挙を控えて共和党有力議員カンター氏が地元予備選で早くも敗北:安倍政権に集団自衛権行使容認を急がせている背後勢力は真っ青!
1.米国共和党有力議員エリック・カンター氏が地元予備選にて敗退の衝撃
米国共和党に衝撃的な出来事が起きているようです、それは、米共和党有力議員エリック・カンター氏が本人の地元のバージニア州第7選挙区での予備選であろうことか、茶会党候補に敗れてしまったというハプニングです。共和党にとっては予期できない衝撃だったようです(注1)。
共和党の有力議員が地元の選挙区でマイナーな茶会党に敗北したとは、これまでなかった現象でしょう。地元の選挙民はカンター氏が共和党の有力議員と知ってなお、落選させたわけです。とんでもないことが米国で起き始めています。
2.安倍総理と日米安保マフィアが期待するポスト・オバマの米共和党政権誕生が不透明となる
米国戦争屋ネオコンの要請で安倍総理と日米安保マフィアは今、集団自衛権行使容認実現を強引に進めています。ちなみに、本ブログでは、この話は100%、米戦争屋の利益のためであって、日本の国益にはまったくならないとみなしています。
安倍政権と日米安保マフィアが、自民党OBや公明党が難色を示している集団自衛権行使容認実現に血道を上げているのは、2014年の米中間選挙で共和党が勝利し、2015年以降、オバマ政権がレームダック化し、ポスト・オバマでは共和党政権が誕生すると読んでいるからでしょう。
その証拠に、今年4月に安倍総理は日米安保マフィア官僚の巣窟・外務省のセッティングで、上記、カンター氏を含む米共和党幹部と会談を行っています(注2)。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。
3.米国民は共和党に巣食う米国戦争屋ネオコンの正体に気付いたのか
カンター氏の地元バージニア州は、米国防総省ペンタゴンやCIA本部があり、米戦争屋系政治家の強い地域です。そのような地域で、共和党ホープのカンター氏が敗れたことは何を意味するのでしょうか。
カンター氏は共和党のリベラル系で、保守的右派ではないようですが、例によって東欧ユダヤ系の出身です。同氏は親イスラエル派のようですから、ネオコンに近い人物ではないかと思われます。
今回、カンター氏が共和党幹部であるにもかかわらず、予備選で敗北したということは、このような人物を米国民が支持しなくなったということです。
4.安倍政権を背後から操る米戦争屋系ネオコンは米国民から支持されなくなっているようだ
今回、予備選で敗北したカンター氏と同系の親イスラエル系ネオコン議員であったニュート・ギングリッチ氏も、結局、2012年の共和党大統領候補になれませんでした(注3)。この事実から、米国では、親イスラエル・ネオコンの正体がばれているということです。
この現実は、2000年代のブッシュ政権時代、米国政権を乗っ取ったネオコンにとっても、米国内のイスラエル・ロビーにとっても逆境だということです。だからこそ、彼らにとってのラストリゾートが日本であり、安倍政権なのではないでしょうか。
そう読むと、上記、カンター氏が今年4月に訪日して間もなくの5月、今度はイスラエルのネタニヤフ首相(カンター氏と親しい)が唐突に来日した目的が見えてきます(注4)。
5.米国ではなぜ、米戦争屋ネオコンが支持されなくなったのか
それでは、今の米国民はなぜ、米戦争屋ネオコンを支持しなくなったのでしょうか。今の米国民の多くはブッシュ米戦争屋政権を誕生させたことを後悔しているのではないでしょうか。2001年にブッシュ米戦争屋ネオコン政権を誕生させたために、自作自演の9.11事件を引き起こされ、米国民はだまされて、イラク戦争に引き摺り込まれました、そして多くの米国若者が米国ではなくイスラエルの国益のために命を落としたと認識しているのでしょう。今の米国では9.11事件の恨みはアルカイダではなく、ネオコンに向かっているということです。われら日本国民も3.11事件の真相に早く気付くべきですが、安倍政権が米戦争屋ネオコンに操られている限り、それは絶望的です!
6.ヒラリー・クリントン氏は共和党大統領候補が勝てないときの代替候補
今の米国では、上記、カンター氏など共和党の米戦争屋ネオコン系政治家の支持が広がらない可能性が出ていることを米戦争屋ボスはよくわかっているはずです。
ところで、米民主党のヒラリー・クリントン氏が急に、大統領候補を意識したキャンペーンを始めていますが(注5)、上記の米国事情がわかると、その理由がみえてきます。
本ブログでは、ヒラリー氏は米民主党内の米国戦争屋エージェントとみていますから、彼女が次期大統領になれば、民主党政権であっても米戦争屋ネオコンはそれなりに米政権を動かせるわけです。
しかしながら、2012年の大統領選のとき、民主党はヒラリーを候補に選んでいませんから、果たして、2016年の次期大統領選で彼女が民主党の大統領候補になれるかどうかは不透明です。民主党の背後に控える欧米銀行屋はヒラリーの背後関係を知っているでしょうから、彼女を敬遠しそうです。ただし、ヒラリーは米戦争屋ボスのおかげでNY州の上院議員になれて米戦争屋に恩義があるだけで、彼女自身はネオコンではないと思われます。
以上のように、米国民は米戦争屋ネオコンの正体に気付いているにもかかわらず、日本国民の多くは気付いていません、そして、米戦争屋ネオコンに操られる安倍政権を依然として支持しています、ほんとうに情けないことです。
注1:CNN“下院共和党のナンバー2、茶会系にまさかの敗北 州予備選”2014年6月11日
http://www.cnn.co.jp/usa/35049240.html
注2:外務省“カンター米国下院共和党院内総務、ライアン下院予算委員長等米国下院訪日議員団による安倍総理大臣表敬”2014年4月21日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_000451.html
注3:本ブログNo.521『イラン戦争を企む戦争中毒ネオコンの闇スポンサーはラスベガスの帝王だった』2012年1月28日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/28263753.html
注4:外務省“ネタニヤフ・イスラエル国首相の来日”2014年5月13日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/il/page3_000762.html
注5:News Week “「ヒラリー大統領」待望論が高まる理由”2014年6月9日
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2014/06/post-3289.php
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