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(回答先: マレー機捜索を民間委託 行方不明3カ月で手詰まり感(産経新聞) 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 07 日 12:52:45)
マレーシア航空売却案浮上 買い手候補に地元富豪 マハティール氏に近く
経営不振の国営マレーシア航空の再建策が検討される中、事業売却案も有力な選択肢になってきた。買収に意欲を示したとされ、事業継承の有力候補と目されるサイド・モクタル・アル・ブカリ氏(62)とはどんな人物か――。
マレーシアで大型複合企業を経営する東南アジアでも著名な実業家のひとり。米フォーブス誌の長者番付によれば31億ドル(約3200億円)の資産を持つ同国で7番目の富豪だ。
中央アジアからの移民を祖先に持ち、農業の盛んな北部のケダ州で畜牛の行商人から身を立てた。その後はコメの売買で成功。ブミプトラ(マレー人優遇)政策を活用し、新規公開株の買い付けを始め、大農園事業や港湾事業を展開する企業の株式を取得した。
転機になったのはマハティール首相(当時)の知遇を得たことだ。国有企業の民営化を進めていたマハティール氏に対して、モクタル氏が経営について助言を求めた。これをきっかけに関係が急接近。2000年にMMCコーポレーションの買収に成功した。現在、大規模な鉄道敷設プロジェクトを抱えるほか、積み出し港を管理するなど幅広く事業を展開する。
もう一つの重要な買収が05年に取得したDRBハイコム。自動車事業などが中核の複合企業だ。同社は12年に赤字の自動車メーカー、プロトンを買収したことで業績が悪化した。プロトンは最近、マハティール氏を会長に据えたが、市場シェアの低下が続いている。
モクタル氏は逆境をものともせず、戦略的に重要な資産の獲得を狙っている。マレーシア航空のほか、国有の鉄道会社や下水処理会社の取得も視野に入れているといわれる。
(クアラルンプール=CK・タン)
[日経新聞6月6日朝刊P.9]
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