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2014.05.18
右派セクターのメンバーだとみられる約20名の武装した集団http://www.youtube.com/watch?v=GFIKEhkg4Woがウクライナ南東部にあるザポロージェ原発への侵入を試み、警官に取り押さえられて拘束されたという。この地域を反クーデター派に押さえられることを恐れたと言っているようだが、右派セクターの本部は原発侵入に無関係だとしている。
右派セクターはネオ・ナチ。EUでもウクライナのネオ・ナチに対する批判が出てきたこともあり、アメリカ政府は右派セクターと接触していないと強調しているようだが、このグループを率いているドミトロ・ヤロシュは国防省や軍を統括する「国家安全保障国防会議」の副議長。クーデター政権の軍事部門ではアンドレイ・パルビーに次ぐ位置にいる。クーデター政権の中に右派セクターも深く食い込んでいる。
このヤロシュと一緒に右派セクターを率いていたのが、チェチェンでロシア軍と戦い、その残虐さで有名になったアレキサンダー・ムージチコ(別名サーシャ・ビリー)。この人物は3月24日、ソコル(特殊機動警察)に射殺されている。ウクライナ議会のアレキサンダー・ドニ議員によると、ムージチコの乗った自動車が2台の自動車に止められ、後ろ手に手錠されて心臓へ2発の銃弾を撃ち込まれたhttp://en.itar-tass.com/russia/726890のだという。ソコルと言えば、その制服を着た約150名の傭兵が活動しているとロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は語っていた。
ムージチコは自分が命を狙われていることに気づいていたようで、その辺の事情を説明する映像http://www.youtube.com/watch?v=X-rlNNx82UEを残し、10日前にYouTubeへアップロードしている。公然と暴力を振るうために処分されたという見方もあるが、原子力発電が関係しているという情報もある。
ウクライナの原発は非常に危険な状態にある。経済状況の問題もあるが、より深刻なのは燃料。体制を「西側」が「オレンジ革命」で転覆させた後、原発の燃料をアメリカのウエスチングハウス製に変更したのだ。
言うまでもなく、アメリカとロシアでは原発の仕組みが違う。当然のことながら燃料も原発に合わせて違わなければならないのだが、そうした違いを無視するという無謀なことをしているわけだ。2年前には事故寸前という事態になったともされている。
それだけでなく、暫定政権は秘密裏に「西側」と協定を結び、EU加盟国の放射性廃棄物をウクライナに貯蔵するつもりhttp://english.pravda.ru/science/11-03-2014/127088-ukraine_deposit-0/だとも言われている。この秘密協定を知ったムージチコは暫定政権を脅そうと計画、それを察知したアバコフ内相は彼を殺させたという見方http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-9996.html(原文http://www.strategic-culture.org/news/2014/04/26/us-to-turn-ukraine-into-second-chernobyl.html)もある。右派セクター、あるいはムージチコの部下はウクライナの原発に関する秘密で「西側」を脅そうとしているのかもしれない。もっとも、原発を破壊すると言うだけでも脅しになるが。
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