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<ウクライナ>東部2州「独立」住民投票強行 一部で戦闘も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140511-00000073-mai-eurp
毎日新聞 5月11日(日)21時55分配信
【ドネツク(ウクライナ東部)真野森作】ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州の親ロシア派勢力は11日、州の独立の是非を問う住民投票を実施した。ウクライナ暫定政権や欧米は投票を「違法」として認めていない。投票の正当性が疑問視される中、親露派勢力が「独立賛成」の結果を発表する可能性が高く、ウクライナ情勢の混迷化に拍車をかけそうだ。
投票時間は午前8時(日本時間午後2時)〜午後10時(同12日午前4時)。親露派勢力が自称する「人民共和国」について、「国家としての自立を支持するか」との設問に「はい」か「いいえ」で答える。「選挙管理委員会」は午後4時時点の投票率として両州とも約80%と発表した。結果は12日中に判明する見通し。
ただ、ドネツク州の選管には最新の選挙人名簿が無く、投票用紙の複製防止措置も取られていない。投票の成立を決める投票率の規定もない。両州に外国の選挙監視団はおらず、公正な選挙が担保されているとは言えないのが実情だ。
ウクライナ外務省は11日、東部2州での住民投票について「領土の一体性や体制にいかなる法的効力も持たない」とする声明を発表。米国務省も「違法な住民投票の結果を認めない」と改めて拒否する声明を出した。親露派が一方的に独立を宣言した場合、今月25日のウクライナ大統領選が阻害される恐れもある。欧米は親露派の後ろ盾とみるロシアに対し、経済制裁の発動も辞さない構えだ。
ウクライナでは今年3月、南部クリミアで親露派住民がロシアへの編入の賛否を問う住民投票を強行。「賛成」結果を受け、ロシアがクリミアを自国領に編入した。プーチン露大統領はドネツク州などの親露派に投票延期を求めたが、欧米などに「民族自決権」の尊重を要求するなど、住民投票に一定の理解を示している。
一方、暫定政権は11日にもドネツク州北部スラビャンスクやクラマトルスクなどで、親露派武装集団を排除する軍事作戦を行ったことを明らかにした。
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