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国として成立していないウクライナ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4669768.html
2014年05月03日 NEVADAブログ
ウクライナの惨状が相次いで明らかになっており、ロシアが侵攻しなくても、ウクライナは遅かれ早かれ国が崩壊する運命にあったと言えます。
今回、ウクライナでは徴兵制を復活する大統領(代行)令が出されましたが、ではウクライナ軍は一体どれくらいの規模となっているのでしょうか?
ウクライナ政府が発表しています数字は16万8000人ですが、実際には1万人もいない状態になっていると情報機関により指摘されており、ロシア情報機関では6,000人まで激減しているとされているので。
ロシア側に寝返った兵士も多くいると言われていますが、そもそも給料は出ない、出ても少ないとなれば、忠誠心などあるはずもなく、車両用燃料の横流しや銃弾の闇売買等が横行し、まともな軍隊ではなかったと言われています。
その軍隊を立て直すために、徴兵制を復活させるとしていますが、徴兵制より逃げた軍人を戻す方が先決だと言えますが、いまさら寝返った軍人を引き戻すことなどできる相談ではなく、また今、ウクライナは内戦状態となっており、銃弾が飛び交う中、志願兵が集まるでしょうか?
また、相手(ロシア)はプロの軍人であり、志願兵(ウクライナ)は素人です。
プロと素人が戦って勝てる筈もなく、結果は火を見るより明らかです。
昨日はウクライナ軍の攻撃ヘリであるMi24 2機が撃墜されていますが、撃墜したのは親ロシア派であり、対空砲火で撃墜されており、これでまともに動くヘリが2機消えたことになります。
ウクライナはもはや手が付けられない内戦状態になりつつあり、ロシアと西側が全面対決までそう時間はかからない状態になっており、このため、メルケル首相は緊急にワシントンを訪問し、オバマ大統領と会見を開催し、しぶしぶロシア制裁に加わるという発表を”させられて”います。
『やりたくはないが、その準備は出来ている』としており、その表情は苦渋の色が濃かったのですが、オバマ大統領は、ドイツが制裁を強化しないのなら、アメリカはNATOから軍を引き揚げると脅したはずです。
そのNATO軍ですが、実際には張子の虎となっており、まともな軍隊ではありません。
かつては米軍は正規軍だけでヨーロッパ(NATO)に40万人、非正規軍を入れれば42万人規模の軍隊をヨーロッパに配備していましたが、今や正規軍・非正規軍併せても6.5万人しかおらず、80%以上の削減をしており、ドイツは65%減、フランスは68%減となっており、しかもその軍備は金のかからない軽装備となっており、それで重装備のロシア軍に対抗できるはずもありません。
軍事訓練も、燃料代が勿体ないからとして実戦訓練を減らし、コンピューター訓練で済ましている事例も増えてきていると言われており、これではいくらNATO軍と言いましても、全く威厳のない空疎な軍隊となります。
映画で【エネミー・ライン】という映画がありましたが、これを見れば、NATO軍の実態がわかりますが、今はそれを遥かに上回る弱体化・指揮系統の混乱が進んでいると指摘されているのです。
早くウクライナ内戦をとめませんとヨーロッパは大変な事態に陥りますが為政者にはその危機感がありません。
小田原評定を繰り返しているのです・
ウクライナにあります天然ガスパイプラインが爆破されでもすれば、ヨーロッパ向けの天然ガスが全面的に止まり、ドイツは30%の天然ガスを失います。
バルト海沿岸諸国の国の中には100%依存している国もあり、それらが止まれば、国の経済は止まります。
ロシア制裁を行う西側はその覚悟があるでしょうか?
今やモンスター化した「白熊」をとめる手立てはなく、西側はロシア・中国・北朝鮮・イラン・シリア連合を前に、ただ声を張り上げるしか道はありません。
もし、本気でこの<白熊・パンダ>連合を止めようと思うなら、「トップエージェント」を動員し、ウクライナをロシアに差出し、これ以上の侵略は当面止めてくれ、とお願いするしか道はありません。
制裁合戦になれば、西側は勝ち目はなく、しかも、西側の被害は甚大となります。
ロシアの被害?
プーチン大統領はその辺の計算を完璧に行ったうえで、今回のクリミア侵攻を決断しているはずであり、
中国とイランさえ味方につけておけば大丈夫と判断しているはずだからです。
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