ユダヤ資本に操作されたメディアのダブル・スタンダード。

１７７７年：女王マリア・テレサ対ユダヤの金融マフィア
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問題は小さなことである。個人的に愛人に悪態をついた言葉が録音され公開されたら、その中に黒人差別発言といえる言葉があったというのだ。NBAのチームオーナーだから失脚させたい人間にハメられたのかもしれない、と思えるような事で、事件とも言えない事件だ。
　それでもＮＢＡは厳罰を課してメディアからも擁護論は出ない。これからわかるのは、アメリカでは人種差別（レイシズム）は絶対許さない、とする価値観が行き渡っているということだ。
　そうなったのは近年のことでキング牧師らの活躍後、公民権法が出来て、建前上法律上差別は撤廃され、逆に合理主義の国だからこんどは「人種差別主義者」というレッテルが政敵をやりこめるのに有効な武器となった。いまやこの言葉（レイシスト）はアメリカで絶対許されざる者の認識だ。

　コリア系のアメリカ人はアフリカ系と対立して、1992年のロス暴動ではコリア系の店ばかりが略奪の対象になり、その後も和会の席に着くことはないのは知ってのとおり。この原因はコリア系がプライドばかり高くて、アフリカ系米国人を差別意識をむき出しにしていたからだという。アフリカ系は歴史的に自由を闘って勝ち取ったのが新参者に差別されるいわれはない、と重ねて怒りを抱くことになった。

　ここでコリア系がなんとか挽回に出ようとしているのが慰安婦像の設置だ。像で訴えるのはアメリカでこれも絶対価値の「人権」だ。人種差別を許さないというのも人権と通じているし、アメリカで誰にでも受け入れさせる基準を求めるならそれは建国の理念にも通じるこのヒューマンライツ人権が一番。それをコリア系は利用した。
　だから７０年前のアジアでの従軍慰安婦だろうとコリアンだろうと関係ないというわけだ。普遍的人権の擁護を表すと称しているのだから。そしてここからが大変なことなのだが、人権を破壊した者を悪と決め付けることが始まる。いやすでに始まっているようだ。人種差別する者を絶対許さないという風土は、人権を犯す者を絶対許さない、その者とは日本人、日系人だ、とする魔女狩りが始まっているのだ。