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ロシアの攻勢(北朝鮮支援)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4662436.html
2014年04月20日 NEVADAブログ
このブログでロシアのウクライナ問題に北朝鮮がリンクしているとお知らせしてきていますが、ロシア下院は、北朝鮮が抱えるロシア債務110億ドルのうち、100億ドルを免除する政府間協定を承認しています。
残る債務は10億ドルとなり、この10億ドルも事実上免除となっており、北朝鮮はロシアの「衛星国」という立場になることになります。
この10億ドル(1000億円)ですが、20年払いとなっていますので、年間50億円の支払いになりますが、実際には帳簿上の付け替えとなっており、北朝鮮が支払→ロシア受け取り→全額北朝鮮に投資、となっているのです。
これでロシアは大手を振って北朝鮮に軍事顧問団派遣や軍事工場を建設できますし、北朝鮮は大気圏内核実験をロシアの後ろ盾を得て実施できますので、成功はまず間違いないでしょうから、北朝鮮は核保有国になります。
国境を接するロシアが後ろにいれば、北朝鮮は日本・韓国・アメリカの制裁など気にする必要はなく、より積極的に(攻撃的に)動けます。
ただ、日本に対しては、拉致問題で柔軟に出ていけば援助を貰えると知っていますので、援助をもらえるまでは柔らかく出ていき、十分日本から吸い尽くした段階で強硬姿勢を取ってくるはずです。
それもロシアと打ち合わせ済みであり、日本はロシア外交には全く歯が立ちませんので、きりきり舞いさせられるだけになります。
ロシアが世界の外交をリードし始めており、この動きに他の国が「アメリカ外し」を行うのは避けられず、サウジも
「アメリカは頼りにならない」と皇太子が発言したと言われており、中東の政治・軍事バランスが大きく崩れつつあると言えます。
仮に、サウジがロシアの軍事顧問団を正式に引き受けた場合、中東情勢は激変することになります。
既に、シリア・イランがロシアの影響下に入っていますが、今、カタールがサウジ・UAEと大使引き揚げ等の喧嘩を始めていますが、この喧嘩はどうみても不自然であり、カタールの後ろにロシア居るとなると納得がいきます。
即ち、天然ガスでロシアとカタールが利害が一致し、今後、「天然ガスカルテル」を結ぶことになれば、ロシア産天然ガスからカタール産天然ガスに切り替えようとしているヨーロッパは致命的な打撃を受けることになるのです。
ロシアの攻勢は目に見えない点として存在しており、日本などは全くその点も見えていませんので、右往左往することになりますが、勝負はすでについており、もはや日本は何もできません。
このロシア攻勢の後ろには中国が控えていますが、中国は中東問題では表面的には中立となっていますが、UAEのドバイに第2の中国村を建設しており、UAE(ドバイ)を拠点にして中東情勢を見る形にしており、この動きの後ろにロシアがいるとすれば、UAEは中国(ロシア)に飲み込まれているとなり、サウジは梯子を外されることになります。
そこで、上記のサウジの皇太子の発言が生きてきます。
アメリカは頼りにならない>ロシアは頼りになる+<中国はドバイに物凄い投資をして成功しており頼って大丈夫かも知れない>となるからです。
”白熊”が長い冬眠から覚めて暴れだしている今、世界はただ唖然として見ているしかない状態に陥っています。
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