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ヨーロッパを震撼させたプーチン書簡
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4657489.html
2014年04月11日 NEVADAブログ
ロシアのプーチン大統領は、ドイツ等18ケ国に大統領書簡を送り、ウクライナが未払いの22億ドルの天然ガス代金を払わないと、ウクライナ経由でヨーロッパ向けに供給している天然ガス供給を部分的乃至は全面的に停止させるとしています。
このような大統領書簡の内容が明らかになるのは異例とも言え、いま、まさに情報戦真っ盛りと言えますが、中国が、ロシアのヨーロッパ向け天然ガスの受け皿になることが決まり、即、プーチン大統領書簡が発せらていますのでロシア戦略がまさに予定通り進んでいるのがわかります。
ロシアはヨーロッパの天然ガス需要の30%を供給していますが、そのほとんどはウクライナ経由となっており、今回の処置が仮に発動された場合、ヨーロッパは30%の天然ガスを他から調達しなくてはいけなくなり、まさに悪夢となります。
ウクライナは100%ロシアから天然ガスの供給をうけており、これが止まると経済は破綻します。
EUは支援として、ウクライナ向けに天然ガスを供給するとしていますが、今や自分の国のおしりに火がついている中、どの国がウクライナに天然ガスを供給できるでしょうか?
ロシアが西側と同じと思ってエネルギー(天然ガス)の30%をロシアに頼ったヨーロッパの国は、今や何を言いましてもロシアの軍門に下るしかありません。
それでもロシア制裁を強化するとなれば、エネルギー(天然ガス)の30%を失うリスクを国民にどう説明するのでしょうか?
ロシアは2015年1月1日に新しい「帝政ロシア連邦」設立を発表しますが、この中に驚くべき国が入るとも言われており、西側は驚愕することになります。
ウクライナ問題がパンドラの箱を開けたとすれば、今後の世界は大混乱の世界となります。
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