http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/444.html
Tweet |
MH370便探索の“主導権”はなぜかオーストラリア政府が握り、データ解析能力も捜索能力もないマレーシア政府はとっくに降りてしまったが、中国政府は、知ってか知らずか、米英豪が設定した「宝探しゲーム」に翻弄され続けている。
インド洋南部(徐々に北上してインドネシア諸島南部海域に近づきつつあるが)に墜落したという情報が事実であれウソであれ、そのように結論づけた発端は、パースにある米国のレーダー&聴音装置基地からこっそり出た情報である。米国の情報を使ってあれこれ説明しているのが、英国とオーストラリアという構図なのである。
米国情報機関の情報が正しいのなら、とっくの昔に、MH370便が墜落したとみられるおおよその海域がわかっているはずである。
(漂流物が云々というのはバカバカしい説明でしかない)
数日前に中国艦船がブラックボックスと同じ周波数の信号を探知した海域は、マレーシア空軍やその他のレーダー解析に基づき設定された捜索海域から1000Km以上も離れている。
捜索海域が大きく変更された理由は説明されていないが、米国ABCニュースによれば、またまたレーダー解析の結果で、MH370便の速度が以前のスピードより速かったことがわかったからだという。
MH370の捜索海域は、パースを基点に、行方不明から10日以上経過した3月19日に「南西2500Km」に設定され、さらに、10日ほど経過した28日に「西1900Km」に変更された。このときも、レーダー解析により、MH370便の飛行速度が速かったためと説明されている。
中国の艦船運用能力や探索能力を眺めることが目的かもしれないが、重大な事故(事件)を利用するのはやめたほうがいいと米英豪政府には言いたい。
ブラックボックスが発する信号の周波数は同じでも波形は違う。
信号波形がMH370便のものだという公表はこれまでないことから、数日前に中国や豪州の艦船が探知した信号は、マレーシア航空370便のものとは“別”の可能性が高いと思う。
中国艦船と豪州艦船は500Kmも離れたところで別個に信号を探知している。
最近別の航空機が墜落したという話も聞かないし、自然界にはないとされる周波数を500Kmも離れた場所でほぼ同日に探知したということは、最低でもどちらか1個について、そのような信号を発する物体を誰かが投下した可能性が高いと言えるだろう。
========================================================================================================
外交部、ブラックボックス捜索は正念場
2014年04月09日10:28
外交部(外務省)の洪磊報道官は8日の定例記者会見で、消息を絶ったマレーシア航空機の捜索状況に関する質問に「現在はブラックボックス捜索の正念場にある。中国側は海上、海中、空中の合同捜索を一層強化する」と表明した。
洪氏は「中国側の『海巡01』『東海救101』と『井崗山』『崑崙山』が疑わしい海域144平方キロメートルで海中を中心に捜索を強化している。『南海救115』は西エリアの6万平方キロメートル近く、『海口』は南エリアの3万平方キロメートル以上の海域で捜索を行っている。『海巡31』『南海救101』および海軍『永興島』は引き続きインド洋東部海域で捜索を行っている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月9日
http://j.people.com.cn/94474/8592726.html
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。