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フランス統一地方選 極右政党が躍進［ＮＨＫ］
3月31日 9時03分
フランスで行われた統一地方選挙は、与党・社会党が全国的に大きく議席を減らす一方、極右政党が過去最多の議席を獲得して躍進する見通しとなり、オランド政権への反発が鮮明となりました。
フランスの統一地方選挙は、国内の３万６０００余りの市町村長や地方議員を選ぶもので、先週の投票では決まらなかった６０００余りの市町村で３０日、決選投票が行われ、即日開票されました。
内務省の発表によりますと、これまでの得票率は、与党・社会党を含む左派勢力がおよそ４０％、最大野党・国民運動連合を含む右派勢力がおよそ４６％と与党が苦戦し、少なくとも１５５の自治体で議会多数派の地位を失うことになりました。
また、今回の投票率は、統一地方選挙としては過去最低水準にとどまる見込みで、これに乗じる形で極右政党「国民戦線」が各地で大きく躍進し、少なくとも１４の町で議会の過半数の議席を占め、過去最多の議席を獲得する見通しです。
一方、市長選挙が、事実上、女性の候補どうしの対決で注目されたパリでは、与党が市議会の議席の過半数を獲得し、パリ初の女性市長が今週の議会で正式に選出されることになりました。
今回の選挙は、２年前に発足したオランド政権の中間評価と位置づけられましたが、景気の低迷や雇用情勢の悪化が続くなか、政権への反発が鮮明となり、内閣改造は避けられないという見方が広がっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140331/k10013370301000.html
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仏 統一地方選大敗で首相交代 ［ＮＨＫ］
4月1日 8時48分
フランスで行われた統一地方選挙で、政権への強い不満を背景に与党・社会党が大敗したことを受けて、オランド大統領は首相の交代を発表し、政権のてこ入れを図る方針です。
フランスでは先月３０日、統一地方選挙が行われ、右派の最大野党や極右政党が議席を大きく伸ばしたのに対し、与党・社会党を含む左派勢力は１５０以上の市や町の長のポストを失うなど大敗を喫しました。
これを受けて３１日、エロー首相が辞任し、オランド大統領は緊急に行ったテレビ演説でバルス内相を新たな首相に指名すると発表しました。
首相に就任するバルス氏は２年前のオランド政権発足と同時に内相に就任して以来、移民や治安の課題について左派としては強硬な姿勢を打ち出し、与党内から批判も出る一方、国民の人気は高く、最新の世論調査では期待する次期首相候補のトップに選ばれていました。
オランド大統領はほかの一部閣僚も近く、交代させるものとみられ、人気の高いバルス新首相のもと、政権のてこ入れを図る方針です。ただ、統一地方選挙での大敗の原因ともなった低迷する景気や雇用情勢そのものには大きな改善の兆しが見えておらず長期的な政権の浮揚につながるかは不透明な情勢です。
http://www.asyura2.com/14/hasan86/index.html?669
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