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マレーシア航空機 手がかり発見できず［ＮＨＫ］
4月2日 0時51分
行方が分からなくなっているマレーシア航空機の捜索は、１日も航空機１０機と９隻の船による捜索が行われ、日本の海上保安庁などの航空機も参加しましたが、手がかりにつながる物体などは発見されませんでした。
１日の捜索は、オーストラリアや日本、それにアメリカなど７か国の軍などの航空機１０機とオーストラリアや中国の船９隻によって行われました。
このうち日本の海上保安庁の小型ジェット機にＮＨＫの取材班などが同乗し、上空から捜索の様子について取材しました。
海上保安庁の航空機は、現地時間の昼前に、捜索の拠点となっているオーストラリア西部パース近郊の空軍基地を出発し、３時間ほどでパースから西におよそ１８００キロの捜索海域に到着しました。捜索にあたって、航空機は高度を３００メートルから１５０メートル程度にまで下げて、レーダーと目視による捜索を行いました。
捜索海域では、捜索を続けるオーストラリア海軍のフリゲート艦も上空から確認できましたが、白波がところどころに立ち、波が高いことをうかがわせました。
低い雲があちこちで見られ、風も強く、捜索には厳しい天候となっていました。
このため、捜索は当初の予定よりも短いおよそ５０分で切り上げられ、マレーシア航空機につながるような物体は見つかりませんでした。
海上保安庁警備救難部の田中航二郎専門官は、「きょうは視界も悪く捜索を切り上げたが、あす以降もしっかりと捜索できるよう全力を尽くしたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140402/k10013429561000.html
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