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中国人民義勇軍烈士遺骨帰国出迎え式、張高麗副総理が出席:中韓も朝鮮戦争を乗り越え関係改善:安倍氏の靖国参拝も心情では理解
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/379.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 3 月 29 日 18:06:34: Mo7ApAlflbQ6s
 


 東アジアの近代史において、日中だけが戦争を行ったわけではない。

 朝鮮戦争では同一民族同士が激闘を交わし、日本も韓国を支援する米国を支えたが、中国も、義勇軍と称する支援部隊を派遣し米韓とのあいだで壮絶な闘いを展開した。

 日本のある割合の人は、韓国や中国が“反日”の旗を降ろすことはないと信じているようだが、それは日本の対応如何であり、心の奥深くはともかく、表面的には普通の外交関係が築けるものである。

 中米関係という視点で言えば、中国は、朝鮮戦争で米国と闘い、その後も70年代初頭まで封じ込め政策により過酷な目にあったが、今ではあのような国家間の関係を帰す居ている。


 日本は元寇くらいで侵略にあまり慣れていないが、中国は、異民族支配の歴史が半分という国柄であり、韓国も、中国や満州地域から不断に軍事的圧力を受け続けてきた国柄である。このような意味で、国際関係については日本がもっともナイーブなのかもしれない。

 日本は、アジア太平洋戦争での敗戦の意味をきちんと踏まえ、仲良くする必要はないが、中国・韓国・朝鮮と普通の国家間関係が維持できるだけの努力はしたほうがいいと思う。

 中国共産党は、朝鮮戦争で亡くなった兵士の遺骨を韓国から返還され、国家のために命を犠牲にした「義勇軍烈士を大いに賛美し、われわれの最も深い偲ぶ思いと最も崇高な敬意を表す」ために、「中国人民義勇軍烈士遺骨帰国出迎え式」を開催した。

 その一方で、中国国内では、朝鮮戦争の歴史的評価を見直す動きがあり、公的機関が北朝鮮侵略説を唱え始めてさえいる。

 革命達成からわずかの中国が、戦争原因はともかく防衛の必要性から朝鮮戦争に介入したことは理解できるが、論理的に言えば、北の侵略戦争に荷担したことを意味する。
 悪く言う意味ではないが、侵略戦争に荷担して亡くなった兵士に最高の敬意を払うため、「中国人民義勇軍烈士遺骨帰国出迎え式」を執り行ったことになる。

 このようなことから、中国を支配する中国共産党は、建前として、日本の政治的指導者による靖国神社参拝を認めることはできないが、歴史を引き継ぐ政治的指導者が靖国神社に参拝しようとする思いを心情としては理解できるはずである。

(侵略軍兵士だからというわけではなく、A級戦犯の合祀が理由であることがそれを物語る)


※ 関連投稿

「老獪な安倍サイドの仕掛けに嵌っているのは天木氏:それはいいとして、問題は安倍首相よりも軽率で愚かな天木氏の見解」
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/511.html

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中国人民義勇軍烈士遺骨帰国出迎え式、張高麗副総理が出席
 2014年03月29日10:18

 張高麗副総理(中共中央政治局常務委員)は28日午前、瀋陽桃仙国際空港で行われた在韓中国人民義勇軍烈士遺骨帰国出迎え式に出席し、談話を発表した。

 北京時間午前6時半、中韓双方は韓国・仁川国際空港で在韓義勇軍烈士遺骨437柱の引渡式を行った。烈士の遺骨を輸送する特別機が中国領空に入ると、空軍の戦闘機2機が出迎えて護送した。11時半に桃仙国際空港で出迎え式が始まった。

 張副総理は「60年余り、われわれは上の代の無産階級革命家と中国人民義勇軍の打ち立てた不朽の勲功を終始忘れることなく、称賛と感動の涙を呼び起こす、気宇壮大な英雄賛歌を記した義勇軍烈士を終始忘れることなく、抗美援朝戦争(朝鮮戦争)で犠牲となった義勇軍烈士たちを終始忘れることがなかった。在韓義勇軍烈士遺骨の帰国は、全国各族人民の最も深い感情を揺り動かしている。中韓双方の共同努力を経て、本日在韓義勇軍烈士437名の英霊が祖国に戻った。われわれが盛大な出迎え式を催すのは、義勇軍烈士を大いに賛美し、われわれの最も深い偲ぶ思いと最も崇高な敬意を表するためである」と指摘。

 「平和を愛するのは中華民族の優れた伝統であり、平和を守るのは中国人民の断固たる決意だ。60数年前、抗美援朝戦争の偉大な勝利によって新中国の安全と尊厳が守られ、アジアと世界の平和が守られた。義勇軍烈士を偲ぶのは、世界平和と人類の進歩への彼らの多大な貢献を永遠に銘記するためである。戦争が人類にもたらした甚大な災禍を銘記し、苦労して手に入れた平和な環境を一層大切にし、守るためである。発展の思考、長期的観点で歴史を見極め、現実を観察し、未来について考え、平和と発展という人類の崇高な事業をより良く促進するためである」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年3月29日

http://j.people.com.cn/94474/8582369.html

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中国兵437人の遺骨、韓国から中国に戻る
 2014年03月27日12:13

 半世紀以上も前の朝鮮戦争中、100万人を上回る中国人民志願軍の兵士が、「抗米援朝(米国と戦い、朝鮮を応援する)」の旗印を掲げて戦場に足を踏み入れた。戦地で無念の死を遂げ、異国に埋葬された兵士も多数いた。60年経った今、彼らは特別な計らいにより、故郷に戻って来ることになった。中国広播網が伝えた。

 中韓両国は昨年、中国人民志願軍兵士の遺骨返還をめぐる協議をスタートさせた。韓国側は27日午前、納棺された遺骨437柱を臨時安置所から瀋陽に向けて搬出する。28日午前に瀋陽に到着した後、引継式が執り行われる予定。

 朝鮮戦争停戦協定締結60周年にあたる2013年7月27日、さまざまな記念イベントが参戦国で開催された。多くの中国人民志願軍兵士がこの戦争に命を捧げ、韓国で永眠した。2013年6月末、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、これらの兵士の遺骨を中国に返還することを表明した。

 中韓両国が昨年6月に達成した合意にもとづき、2013年12月下旬に遺骨の発掘作業がスタートした。韓国側は、技術スタッフや発掘作業員など計1万4千人を動員、寒さや大雪といった困難を克服して発掘作業を進めた。3カ月間にわたり、発掘した遺骨の洗浄と自然乾燥を繰り返すと同時に、鑑別・登録作業を行った。

 韓国側は今月17日、中国に返還する中国人民志願軍兵士の遺骨の納棺手続を承諾した。

 28日、60年余り祖国を離れていた兵士たちの遺骨が、瀋陽桃仙空港に到着、祖国という母親の懐に戻って来る。

 今回韓国から返還される兵士の遺骨437柱は、遼寧省瀋陽抗米援朝烈士陵園に埋葬される。すでに瀋陽では、烈士の遺骨を迎える準備が整っている。これらの遺骨のほとんどは、朝鮮戦争の激戦地となった江原道(カンウォンド)と京畿道(キョンギド)で見つかった。韓国は1996年、京畿道坂州市に占有面積約6千平方メートルの墓地を建設、戦後発見された中国兵と朝鮮兵の遺体を埋葬した。今回返還される遺骨437柱は、韓国で戦死した中国人民志願軍烈士のもの。遺骨は1柱ずつ、韓国の伝統「韓紙」と綿で包まれ、中国側が用意した木棺に納められ、ペン・印章・水筒・衣服・衣類など烈士の遺品も個別に包装され、遺骨とともに祖国に戻って来る。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年3月27日

http://j.people.com.cn/94475/8580272.html


 

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コメント
 
01. 2014年3月30日 00:21:15 : HuuPfWzt4s
越南と蒙古を東亜から分離して中華(+朝鮮)のみを東亜扱いする理由は何?
特に越南は漢字文化圏だし。

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