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28日、ベルリンで講演する中国の習近平国家主席(AFP=時事)
中国主席、南京事件に言及=「30万人」犠牲−ベルリンで講演
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014032900122
2014/03/29-11:33 時事通信
【ベルリン時事】ドイツを訪問した中国の習近平国家主席は28日、ベルリンで講演し、旧日本軍による南京事件に言及し「30万人以上が殺害された」と主張した。また「日本軍国主義による侵略戦争は3500万人を超す軍人、民間人の死傷者を出した。残虐行為は今もわれわれの記憶に鮮明に残っている」と述べた。
歴史認識問題で、中国はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の過去を持つドイツの対応と比較する形で、日本批判を強めている。
講演は、現在の日本を直接非難したものではない。しかし、日本による戦争被害を強調することで、歴史問題に対する中国の立場を国際社会に訴え、安倍晋三政権への圧力の一つとする狙いもあるとみられる。
習主席は「ブラント元西独首相は『歴史を忘れた者は同じわだちを踏む』と語った」とも紹介した。
講演後の質問で、周辺諸国との関係について習主席は「隣人は選べず、代々付き合っていかなければならない」と、良好な関係発展に努める考えを表明した。一方で「主権と領土保全に関わる重大な原則上の問題では、断固として正当な合法的権益を守る」と述べ、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本との対立や、南シナ海の領有権問題では譲歩しない姿勢を示した。
また、増大し続ける国防予算に関しては「中国はアヘン戦争以来の列強による歴史の悲劇を繰り返すことはできない。自衛防御に足る国防力を持たなければならない」と正当化した。
中国は今年、南京事件や抗日戦争勝利の節目を国の記念日に制定している。
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