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Prof Michel Chossudovsky
Global Research
2014年3月18日
"3月16日、我々は選択する" ネオナチ・ウクライナ "あるいは"ロシア
16 марта мы выбираем
или
写真:“3月16日、我々は選択する”: ネオナチ・ウクライナ“あるいは”ロシア?
マスコミ報道は、クリミア有権者の83.1パーセントが、3月16日の住民投票で投票したことを認めている。
最終開票結果は、96.77パーセントがロシア連邦編入賛成、2.51パーセントが反対だった。
クリミアにおける民族集団の分布
欧米マスコミは、クリミアのタタール人もウクライナ人住民もロシア連邦編入に反対していると強調した。非ロシア系住民はクリミア住民の41.7パーセントを占める。
公式データによれば、ロシア人はクリミア住民の58.32%を占め、24.32%がウクライナ人で、12.10%がクリミア・タタール人だ。
ガーディアンは、マスコミ偽情報表現で、タタール人は、万一クリミアがロシア連邦に入ることになった場合の弾圧の高まりを恐れているとほのめかしている。
今や、クリミアの住民投票が、その運命をロシアの州か衛星国とし確定する可能性が高いが、民族間の緊張は限界に近づきつつある。身も凍るような歴史を反映して、クリミアの都市バフチサライのタタール人住宅に、ソ連時代の国外追放前と全く同様、不穏なX印が付けられた。月曜、タタール企業二社が火炎瓶を投げつけられた。
…。モスクワ支配下で暮らす生活に戻るという見通しは気掛かりです。“人々はパニック状態です。“人々が冷静でいるようにつとめていますが、人々はやってくるロシア兵士やコサックを恐れています”と彼は言う。” (クリミアのタタール人はクリミアが住民投票を準備する中、最悪状態を恐れている| World news | theguardian.com
23ヶ国、135人の国際監視団報告に反し、欧米マスコミは、ほんのわずかの証拠もなしに、選挙は不正であり、クリミアはロシア軍占領下だと声をそろえて示唆している。
欧州議会議員も含む国際監視団の報告書は、主流欧米マスコミに鼻であしらわれた。
ヨーロッパ監視団リーダーでポーランド国会議員のマテウシ・ピスコルスキ。“わが監視団は、投票規則のいかなる違反も目にしていない。”
欧州議会議員のエヴァルト・シュタトラーは“銃を突き付けられての住民投票”神話を打ち消した。“圧力らしきものは一切見なかった… 住民自身が一言言いたいのだ。”
ブルガリア国会議員パーヴェル・チェルニェフ。“組織と手順は、ヨーロッパ基準に100パーセント合致している”と述べている。
2014年3月16日、住民投票で、シンフェローポリの投票所で票を投じる女性の鏡に映った姿。(ロイター / Thomas Peter)
ウイーン市議会議員、ヨハン・グデヌス。“もし住民が将来を決定したいのであれば、そうする権利があるべきで、国際社会はそれを尊重すべきだ。クリミア住民には自身の未来について投票するという目標がある。もちろんキエフはこの結果がうれしいはずはないが、それでもクリミア住民の投票を受け入れ、尊重すべきだというのが我々の意見だ。”
2014年3月16日、ウクライナのクリミア地域の立場に対する住民投票で、シンフェローポリの投票所で票を受け取る為に行列する人々。 (ロイター / Vasily Fedosenko)
セルビア人監視員ミレンコ・バボラス“どこでも、人々は自由に、その意志を極めて民主的な形で表現していた… 日中、手順の正当性に対するひどい違反は一つも見なかった”
セルビアの有名人で監視員のスルジャ・トリフコヴィッチ。“街には軍隊の存在はないも同然で、それに類する唯一のものと言えば、シンフェローポリの議事堂外に配置された非武装中年コサック達だ。しかし、昨日午後の投票所や、ヤルタの海岸通りの様な街の人々を見れば、率直に言って、このあたりのどこより、シカゴ南部やニューヨークのハーレムの方が、よほど緊張感を感じると思います”と言う。 (より詳細については「クリミアの‘銃を突きつけられての住民投票’は神話だ。国際監視団」(英語原文)Global Research News、2014年3月17日を参照のこと)
ところがタイム誌によれば、国際監視団の報告を認めようとはせず、投票は不正操作され、投票はロシア軍の銃をつきつけられて行われたのだ。
“95パーセントがロシア編入賛成投票をした。これはありえない結果で、不正選挙の証とも思われる。そしてある意味、そうだった。投票はロシアによるクリミア軍事占領の中で行われ、投票はウクライナにおける現在の立場を維持するという選択肢を、有権者に与えなかった。(タイム、2014年3月17日)
欧米マスコミ報道は声を揃えて、ウクライナ人もタタール人も、ウクライナからの分離に断固として反対だと述べている。タタール人コミュニティーが投票しないと決めたとも彼らはほのめかしている。
ワシントン・ポストによれば“ロシア系がクリミア住民の60パーセントを占める”ので“分離賛成票”は不可避だった。しかし結果は賛成60パーセントではなく、賛成97パーセントで、クリミアの全主要民族集団がウクライナからの分離に賛成投票をしたことを示している。
数値はつじつまがあわない。ロシア人はクリミア住民の58パーセントを占めるが、投票の97パーセントがロシア編入に賛成だった。もしウクライナ人とタタール人が住民投票への参加を拒否していれば、有権者投票率は83.1よりずっと少なかったろう。
住民投票は、アメリカ-EUが後援したクーデターにも反対だった。
投票をしたタタール人とウクライナ人も圧倒的多数がロシア編入賛成投票したことがこの結果で確認できる。
この97パーセントの票が示すもう一つの事実は、キエフの違法ネオナチ政権否定だ。選挙ポスター(上の写真)にはこうある。
16 марта мы выбираем (ハーケンクロイツのクリミア)или(ロシア国旗のクリミア)
“3月16日、我々は選ぶ”: ネオナチ・ウクライナ“あるいは”ロシア連邦?
記事原文のurl:www.globalresearch.ca/what-the-western-media-wont-tell-you-crimean-tatars-and-ukrainians-also-voted-to-join-russia/5373989
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またしても「はだしのゲン」排除。市長、正気だろうか?
原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」に差別的表現が多いとして、大阪府泉佐野市教育委員会が小中学校の蔵書を回収していた。
ウクライナ国営テレビ会長が、少なくとも三人の極右スヴォボダ党国会議員に襲われ、辞任を強いられた。皮肉なことに、襲撃に加わった人物の一人は「ウクライナ言論自由委員会」副委員長だ。当然ながら、大本営国営放送は、決して放送しない。
大本営広報部ではない人々、日本にもおられる。例えば、下記記事をお読み頂きたい。
欧米マスコミが伝えようとしないこと。クリミア・タタール人もウクライナ人もロシア編入に投票 マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-072b.html
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