「軍事力行使しない」＝ロシアのクリミア編入で―米大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140320-00000025-jij-n_ame
時事通信 3月20日(木)9時21分配信

　【ワシントン時事】オバマ米大統領は19日、米テレビ局のインタビューで、ロシアによるウクライナ南部クリミアの編入への対応について「ウクライナで軍事力は行使しない」と明言した。その上で、ロシアが外交解決に応じるまで圧力を加え続ける考えを示した。
　オバマ大統領は、軍事的な解決は「ウクライナの人々でさえ適切と思っていない」と主張。全ての外交力を投入し、ロシアの国際法違反を容認しないという国際社会の明瞭なメッセージを発信すると述べた。

　また、「ウクライナの将来はウクライナ国民が決定すべきだ」と重ねて強調。一方でウクライナはロシアの安全保障に緊密に関係しているため、ロシアのプーチン大統領は親欧州連合（EU）の新政権がウクライナにできたことを不安に思っているとも指摘した。　

コメント
01. 2014年3月20日 12:27:05 : 77Kno4ENaM オバマ大統領というひとは正直な人だ。 政治家は自分の意志と正反対のことでも実行するが、この人は自分の思いのほうが強いようだ。 ロシアは法律に従って行動している。クリミアにロシア軍が居るのはもともと黒海艦隊を置くとともに１万９千名までの軍隊を置くことを合意しており、駐留部隊が居た。 ウクライナは一民族国家ではないし、その中でもクリミアはロシア系の住民が多い。住民の意志は投票という標準的民主的方法で確認されたのをオバマも知っている。だから欧米が「軍事力で威嚇して」などと言うのが無理なのも知っている。 オバマはそんな無理なウソを公言するのを恥じることが出来る人間らしい。 アメリカは独善的で、かつては世界の警察官。それができなくなってもパキスタンの主権を無視して米軍を行動させビンラディンを強殺するのが「正義」と信じる国。 今回のクリミアの挫折でも、オバマの弱さだけの問題と片付けて、アメリカの独善は変わらないだろうが。
02. 2014年3月20日 19:36:28 : MEJkFnPqrk オバマは軍事的な介入はしないと言っているが、正しくはやりたくても出来ないと言い直すべきだろう。　併し結果的にはオバマの発言は、自分が任命した国務長官の足場を破壊して梯子も外したと言う事になる。　彼の政府がしたことは、ウクライナに破壊的な混乱を生みだし、ウクライナ人を困窮に追いやってしまった。　次に彼らの目標とされる国は何処になるのだろうか。　既に崩壊の過程にあって混乱の度を深めている中国が、次の目標であることは間違いない。　崩壊する可能性がだれの目にも明らかな中国にすり寄る韓国は惨めだが、その様な誤った外交政策を大統領にとらせているのも、多分アメリカのネオコンの連中だろう。　彼らの言う世界新秩序なるものは、かつてはコミンテルンの目指した世界共産主義革命、コスモポリタニズムと同じものだろう。　オバマを正直とか正しいなどと言ってはいけない。　彼は世界中に破壊と混乱をばらまくアメリカ合衆国の大統領なのだから。

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