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米ロ外相、物別れ 16日にクリミア住民投票[日経新聞]
2014/3/15 1:17
【ロンドン=小滝麻理子】米国のケリー国務長官とロシアのラブロフ外相は14日、ロンドンでウクライナ情勢を巡って協議した。会見したラブロフ外相は「有益な会談だったが、米国との間で立場の違いが残った」と述べ、「ロシアへの編入の賛否を問うクリミア自治共和国の住民投票の結果を尊重する」と強調。ロシアへの編入阻止を目指す米側との話し合いは物別れに終わった。
16日に住民投票が迫るなか、クリミアへの実効支配を進めるロシアと、経済制裁強化を警告する米国双方が妥協点を探り、最後の交渉を続けたが、隔たりは大きかった。
両氏は数時間にわたって会談。ラブロフ外相は「欧米との相違は残っている」と述べ、経済制裁に傾く欧米を念頭に、「ロシアとウクライナの関係を調停する国際的な枠組みは不要だ」と発言した。住民投票で示される「住民の意思」を尊重する考えを改めて述べたうえで、「ロシアは東部ウクライナを支配する意図はない」とも語った。
ラブロフ外相は、欧米が提案している多国間対話を拒否、欧米の経済制裁は双方の利益に反するとも述べた。
米国や欧州連合(EU)は住民投票が「ウクライナの憲法や国際法に違反していて認められない」との立場で、住民投票を完全に拒否する考え。米政府は投票を強行した際はEUと連携して、17日にも追加の制裁措置を発動する方針。16日の投票結果を受けて、欧米が実際にどのような制裁に踏み切るかに今後の焦点は移る。
ケリー長官とラブロフ外相は今月に入って2度直接会談したほか、電話協議などを重ねてきた。だが、米国が求めるウクライナ新政権との直接対話をロシア側が拒否。米国の経済制裁に対してロシアも反発し、対立を深めてきた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1405N_U4A310C1MM8000/?dg=1
- ロシア、ウクライナ南東部の侵攻計画ない=ラブロフ外相:露にとってクリミアは英のフォークランドや仏のマルケサスに匹敵と あっしら 2014/3/16 01:08:43
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