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ロシア派が強引な情報統制 外国人記者ら襲撃 ウクライナ情勢
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140311/frn1403111209003-n1.htm
2014.03.11 夕刊フジ
【シンフェロポリ(ウクライナ南部)=内藤泰朗】ロシアが実効支配を確立しているウクライナ南部クリミア自治共和国で、親ロシア派による情報統制の動きが強まっている。外国人記者らへの襲撃が相次ぎ、西側の外交官も避難を始めているほか、自治共和国内のウクライナのテレビ放送は10日、完全に遮断された。
インタファクス通信などによると、自治共和国のロシア編入を目指す最高会議(議会)のコンスタンチノフ議長は9日、クリミア駐留ウクライナ軍の「大部分を(自治共和国の)統制下に置いた」と述べた。
さらに、自治共和国政府は8日、政府庁舎などの警備をする「自警団」に正式な地位を付与する式典を実施。同議長によると、「自警団」は、ロシア編入の是非を問う16日の住民投票後に自治共和国軍や警察に編入される可能性があるという。
しかし、この「自警団」に取材中の報道関係者が暴行される事件が相次いでいる。軍港セバストポリ郊外の軍空港を取材中の数人の外国人カメラマンが7日夜、「自警団」に殴る蹴るの暴行を受けて病院に運ばれた。
地元テレビによると、AP通信の取材班も8日、武装した「自警団」に壁に手を付けるよう命じられ、取材機器などを押収された。この様子を撮影していたブルガリア人記者も「自警団」に押し倒され、銃を頭に突き付けられて、撮影に使っていた携帯電話を奪われた。
さらに、「自警団」は7日にテレビ塔を占拠、ロシアを批判するウクライナのテレビ放送2局の地上波放送を中断した。10日には、国営ウクライナ放送(UT−1)を含むすべてのウクライナ系テレビの放送が遮断された。
自治共和国政府側は住民投票を前に、ロシアに批判的な報道に神経をとがらせており、検閲やジャーナリストらへの威嚇行為がエスカレートしているものとみられる。
一方、ロシア系住民が多いウクライナ東部ドネツクでは9日、親ロシア派約7千人が集会を開き、ドネツク州の自治権拡大やロシア語公用語化を問う住民投票の実施を要求した。
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