http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/196.html
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西側諸国の主要メディアは、米ロの対立が深まり冷戦の再来か?!など、うれしそうに危機を煽っているが、事態は予定調和的に進んでいる。
昨日、「米国、対ロシア、ウクライナ役人のビザ制限制裁を発動:ロシアRTRニュースは対象が誰かを特定しないこの制裁を“嘲笑”」( http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/512.html )という投稿をした。
米国のビザ発行制限という制裁に関して、今朝NHKBS1で放送の「アメリカABCニュース」が報じたカーニー大統領報道官の説明には笑ってしまった。
今回のウクライナ騒乱に関して対ロシアへの制裁として唯一発せられている米国大統領令は、ウクライナの主権と領土保全を脅かすロシアの公人や組織に対し制裁を発動するというもので、ウクライナの民主プロセスと制度を破る活動に責任を持つ人物に対し、ビザ発給が制限されるほか、これらの人物が米国に所有する銀行口座を凍結するというものである。
ホワイトハウスの記者会見で、記者(ABC)が、ビザ発行制限という制裁なのに「対象リスト」がないのはおかしいのではと指摘し、プーチン大統領はウクライナの主権と領土保全を脅かすロシアの公人にあたるのか?と質問すると、カーニー大統領報道官は、「プーチン大統領に責任があるわけではない。ロシアに責任がある」と奇妙な説明をしていた。
宣戦布告をするわけではなく、ビザ発行制限という制裁なのだから、誰という人名でなく、ロシアという国名を挙げられてもね〜。
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米の対ロ制裁は「ブーメラン」、自国に跳ね返る=ロシア外相[ロイター]
2014年 03月 8日 08:28 JST
[モスクワ 7日 ロイター] -ロシアのラブロフ外相は7日、ウクライナ問題で米国がロシアに制裁を発動すれば、それはブーメランのように米国自身に跳ね返ってくるとし、両国関係の悪化を避けるよう求めた。
ケリー米国務長官との電話協議で、ラブロフ外相は、制裁といった軽率で軽はずみな対応は両国関係を損ねるとけん制。「そうした行為はブーメランのように否応なく米国に打撃となる」と語った。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA2609J20140307
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