ＮＨＫの記事に、「北朝鮮が新型のロケット砲を発射した直後に成田空港から中国に向かっていた旅客機が近くを通過していたことを明らかにし、「民間人の安全に深刻な危険を及ぼした」として北朝鮮を強く非難」とある。

　これについては、事実だった可能性もあるが、最新の多連装ロケット砲を“嫌う”韓国政権の“告げ口”戦術である可能性も考えられる。

　中国は冷静に対応しているから、それほど深刻な状況ではなかったのだろう。

　韓国ＫＢＳのニュースは、このところ連日のように多連装ロケット砲を大きな脅威として報じている。

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北朝鮮ロケット砲発射直後に民間機通過
3月5日 18時32分

韓国国防省は４日午後、北朝鮮が新型のロケット砲を発射した直後に成田空港から中国に向かっていた旅客機が近くを通過していたことを明らかにし、「民間人の安全に深刻な危険を及ぼした」として北朝鮮を強く非難しました。

北朝鮮は４日午前から午後にかけて、ロケット弾７発を日本海に向けて発射し、このうち午後の４発は新型の多連装ロケット砲によるものだったとみられています。

これについて、韓国国防省は５日、このうちの午後４時１７分に発射されたロケット弾と同じ空域を、成田空港から中国の瀋陽に向かっていた中国南方航空の旅客機が、そのおよそ６分後に通過したことを明らかにしました。

これについて、国防省の報道官は、北朝鮮が事前の警報を出していなかったと指摘したうえで「非常に危険な状況が発生した。民間人の安全に深刻な危険を及ぼした」と述べて北朝鮮を強く非難しました。そして、航空機の運航に関する国際ルールのほか、国連安全保障理事会の決議に違反する行為だとして、こうした挑発をやめるよう求めるとともに、「わが軍は挑発があれば、これを懲らしめる態勢を取っている」と述べて、けん制しました。
中国南方航空によりますと、この便には乗客と乗員合わせて１５４人が乗っていたということです。

このところ、北朝鮮は短距離弾道ミサイルの発射など軍事挑発を繰り返しており、韓国軍とアメリカ軍が警戒を強めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140305/k10015743051000.html
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中国 北朝鮮ロケット砲に懸念
3月6日 21時03分

４日午後、北朝鮮が新型のロケット砲を発射した直後に成田空港から中国に向かっていた旅客機が近くを通過したと韓国国防省が明らかにしたことについて、中国外務省の報道官は「関係方面に対して事実関係の確認を行う」と述べ、名指しはしなかったものの北朝鮮に対する懸念を表明しました。

韓国国防省は、北朝鮮が４日午後４時１７分に発射したロケット弾と、同じ空域を成田空港から中国の瀋陽に向かっていた中国南方航空の旅客機がそのおよそ６分後に通過したことを明らかにしています。

これについて、中国外務省の秦剛報道官は６日の記者会見で、「当日、中国の民間機は北朝鮮の領空を正常に飛行し、変わったことは確認されていない」と述べました。そのうえで「関係国は軍事演習の際、国際的な慣例に従い、その空域と海域での民間の航空機と船舶の安全を確保すべきだ。当然、われわれは関係方面に対して事実関係の確認を行う」と述べ、名指しはしなかったものの北朝鮮に対する懸念を表明しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140306/k10015778781000.html

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