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中国は大きな人権問題を抱えているが、それを中国支配層自身がある程度まで認めている。
数日前、ケリー国務長官が、北朝鮮の人権問題について、張成沢氏などをまともな司法手続きを経ないで処刑していると非難していた。
これを聞いて、相変わらず米国支配層は、自己を省みずにひとを非難する恥知らずだと思い笑ってしまった。日本についてはあえて書かないが...
転載する記事にもあるように、米国は、まともな司法手続きどころか、司法手続きをまったく行わないまま、外国に居住する“危険人物”を殺害している。そのうえ、誤爆や巻き添えのかたちで、子どもを含む無関係の人たちを殺してしまっている。このような問題が起きるのはわかっていることだから、米国支配層が危険と判断した人物を殺害するためなら、無関係のひとを殺してもかまわないと判断してことに及んでいることになる。
このような国が、北朝鮮の処刑を人権問題として非難しているのだから、恥知らずと言わずになんと言う。
【引用】
「 ▽米国は世界で他国の人権を最もひどく損なっている国だ。米国はパキスタンやイエメンなどで無人機による攻撃を繰り返し、多数の民間人死傷者を出している。2004年以降、パキスタンでの無人機による爆撃はのべ376回に及び、民間人の死者は926人に達した。」
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国務院が「2013年米国の人権記録」
2014年03月01日09:53
国務院新聞弁公室は先月28日、報告書「2013年米国の人権記録」を発表した。米国がこのほど発表した報告書「2013年国別人権報告書」に応じて発表されたものだ。
同記録によると、世界の人権裁判官を自ら名乗る米国政府は、このほど発表した「2013年国別人権報告書」の中で、世界約200カ国・地域の人権状況にまたしても横から口を出して非難し、勝手に論評を加えているが、自国の人権状況についてはあの手この手で覆い隠し、ひた隠しに隠している。実際、2013年も米国の人権問題は深刻で、多くの場面で悪化を続けているという。
同記録はさまざまな側面から米国に存在する人権問題を並べた。それには次のようなものが含まれる。
▽米国では暴力犯罪が増加し、銃犯罪が絶えず発生し、国民の生命や安全をめぐる環境が悪化を続けている。2013年に米国で発生した死者4人以上の銃犯罪は30件に上り、累計死者数は137人に上る。ワシントンにある海軍工廠での銃乱射事件では12人が亡くなった。
▽米国は監視計画「プリズム」を実施し、国内外で長期的かつ大規模に監視コントロールを展開し、国際法に公然と違反し、人権をひどく侵害している。
▽米国では独房での禁固というむごい刑罰が普通に行われている。米国には独房に入っている受刑者が8万人以上おり、中には40年以上を独房で過ごしているというケースもある。
▽米国の雇用情勢は依然として厳しく、失業率が高止まりし、低所得世帯では失業率が21%に達する。ホームレスが増え続けており、2011年から2013年にかけては16%増加した。
▽社会システムの中に人種差別が存在し、少数民族の人権状況は憂慮すべき状況にある。
▽米国には今なお深刻な性差別があり、子どもの権利保障も不十分だ。農業分野では児童労働が大量に存在し、子どもの心身の健康がひどく損なわれている。
▽米国は世界で他国の人権を最もひどく損なっている国だ。米国はパキスタンやイエメンなどで無人機による攻撃を繰り返し、多数の民間人死傷者を出している。2004年以降、パキスタンでの無人機による爆撃はのべ376回に及び、民間人の死者は926人に達した。
▽米国はいまだに「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」、「女性差別撤廃条約(女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約)」、「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」、「障害者権利条約」といった国連の人権に関わる一連の重要な条約を批准していない、または加盟していない。
同記録は約1万字。前書き、生命と身体の安全について、公民の権利と政治的に権利について、経済的・社会的権利について、人種差別について、女性と子どもの権利について、他国の人権の侵害について、などの各章で構成される。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月1日
http://j.people.com.cn/94474/8550824.html
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