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「第1列島線」を突破した中国海軍に米日緊張:強く反応したのは豪州政府とインドネシア政府
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/110.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 2 月 14 日 16:18:15: Mo7ApAlflbQ6s
 


「第1列島線」を突破した中国海軍に米日緊張
南シナ海−インド洋−西太平洋…軍艦3隻が23日間にわたって行動

 中国海軍が、米軍の「独壇場」だった太平洋で新たな航路を開拓し、勢力範囲を広げている。フィナンシャルタイムズ紙(電子版)が13日に報じた。習近平政権の発足後、中国は1980年代に自ら設定した海上防衛ライン「第1列島線(沖縄・台湾・フィリピンを結ぶ線)」を難なく突破し、米国・日本などを緊張させている。

 報道によると、中国海軍南海艦隊に所属する軍艦3隻は最近、南シナ海を経てインド洋に向かい、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にあるスンダ海峡を初めて通過した。続いて、インド洋を回って西太平洋に進出する際には、インドネシアのバリ島に近いロンボク海峡と、ボルネオに近いマカッサル海峡を初めて航行した。この艦隊は23日間かけて南シナ海−インド洋−西太平洋の順で航行し、およそ1万4000キロに達する遠洋訓練を終えて今月11日に帰還した。先月には、中国とロシアの海軍が地中海で初めて合同軍事演習を行った。オーストラリアのアジア安全保障の専門家、ローリー・メドカーフ氏は「中国海軍の最近の動きは、ますます増大する中国の力を誇示しようとするもの。東シナ海・南シナ海の外側の海域(太平洋)で、中国海軍の存在感はより明瞭になるだろう」と語った。
 昨年7月、中国の軍艦5隻は、北海道北部に面した宗谷海峡を初めて通過し、西太平洋に進出した。当時、中国の国営メディアは「第1列島線を突破するという中国の長年の夢が実現した」と報じた。同じころ、中国軍の哨戒機も沖縄本島と宮古島の間を初めて通り抜け、太平洋上空を飛んだ。北京の軍事消息筋は「それまで防御に重点を置いていた中国海軍は『中華民族の復興』を掲げる習近平政権発足後『大洋海軍』の力量を大幅に強化している」と語った。中国は、伝統的に海軍が弱かった。しかし、覇権国として台頭するには、かつての英国や現在の米国のように海軍力が重要、という事実を悟ったのだ。

 中国は、2012年に初の空母「遼寧」を就役させたのを手始めに、海軍力を急速に拡大している。中国のオンラインメディア「国際在線」は「中国海軍は、2013年だけでも28隻の軍艦・潜水艦を増強配備した」と伝えた。この中には、中国版イージス艦といわれる「052D型駆逐艦」や、新型の原子力潜水艦(094型)も含まれている。この原潜は、米国本土を直接攻撃できる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪2(JL2)」の搭載が可能だ。また中国は先月、遼寧省大連で2隻目の空母を独自技術で建造しているという事実を公式に確認した。

 米国は、中国の海軍力強化を警戒している。米国のラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」によると、米海軍情報局は最近、連邦議会の聴聞会で「中国の海軍力は、10年前とは比較にならないほど強化され、西側諸国の海軍と同様のレベルに達した。米海軍が西太平洋で中国海軍とぶつかった場合には、かなり用心しなければならない」と報告したという。

北京= アン・ヨンヒョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.asyura2.com/14/senkyo161/index.html?486

 

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コメント
 
01. 2014年2月14日 16:37:36 : KJSEn7PoKM
 中国共産党政府は、内政の失敗を国民の目から隠すために、日本との戦争を準備している。
手塚治虫氏の漫画に描かれていたのような世界帝国を妄想する異常な政府だ。
ファシズムとは、自己中心的な「中華思想」から開始される。
残念なことだが、イギリスやフランス、そしてオバマ政権のアメリカは、帝国主義中国の本性を見誤っているようだ。

02. 2014年2月14日 23:50:12 : GnQyHg7FVY
中国が海軍力を増強していることは百も承知の筈。 中国艦隊が公海上を通行することも当然の話だろう。 それが特に警戒すべき示威行為だと騒ぐなら、日本の自衛隊がインド洋やアラビア海に出かけていることだって、中国側から見ればデモンストレーションだと言われるのじゃないか。 アメリカに至っては、世界中の海を我が物顔に航行している。 中国の空母建造が脅威だと言うのなら、日本の海上自衛隊も海上航空勢力を備えるかどうか検討するべきだろう。 F35の艦載機型や垂直発着艦型の発注を、アメリカに打診してみてはどうか。 アメリカが難色を示すのであれば、国産機の開発も考慮すべきではないか。 電磁カタパルトや着艦拘束索位は国産出来ると思うね。 戦争だけは避けたいと思うけど、力のバランスが崩れるとかえって危険が増すことも考えてほしい。

03. 2014年2月15日 10:38:13 : tV7dGTRB5o
>>中国艦隊が公海上を通行することも当然の話だろう。 それが特に警戒すべき示威行為だと騒ぐなら、日本の自衛隊がインド洋やアラビア海に出かけていることだって、中国側から見ればデモンストレーションだと言われるのじゃないか。 アメリカに至っては、世界中の海を我が物顔に航行している。

ただし大きな違いがある。中国は共産党一党独裁。日米欧はまがりなりにも選挙が行われている国。共産党の世界制覇がどれくらい恐ろしいことか。それこそ報道の自由、司法の独立、公民の権利がなくなりますよ。中国の大学ではこれらの言葉は禁句ですから。日本も確かに米国の植民地とは言われているけど、日々の生活に制約はない。こうやってネットにも自由に書き込みもできる。

どちらの世界体制を選ぶのかは、あなたの自由ですが。


04. 2014年2月15日 17:15:14 : 2759xTbsXM
中国海軍に米日緊張:強く反応したのは豪州政府とインドネシア政府>>>

激しく笑った。アメリカは緊張してないよ。

引用開始
台湾で中国政策を担当する閣僚が中国を訪問し、1949年の中台分断後、初めてとなる閣僚級会談を行ったことを受けて、アメリカ国務省の報道官は協議が継続していくことに期待を示しました。

台湾で中国政策を担当する大陸委員会の王主任委員が11日に中国の南京を訪れ、中国で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の張志軍主任と1949年の中台分断後、初めてとなる閣僚級会談を行い、「1つの中国」という考え方を基礎に、信頼関係を強化することを確認しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140212/k10015181741000.html

中国海軍は台湾領海を堂々と通って太平洋に出るようになる。
アメリカもこれを認める。

緊張する日本、インドネシア、豪州は勝手に緊張して”強く反応”してればいい。


05. 2014年2月15日 23:01:10 : nJF6kGWndY
いや「第1列島線」を突破するのは時間の問題だった

そんなことは米国もとっくに予測していたこと

ただし、今後も、その順調な拡大と進出を認めるかどうかは、また別の話だ

財布との相談も必要だしねw


06. 2014年2月16日 02:49:42 : 6b1ymii5dY
尖閣と台湾連携して第一列島線封鎖、それ故アメリカの太平洋支配に死活的重要性を持つからアメリカを尖閣紛争に引き込めると考えた低能がいてどこかの公務員らしい。こういうのを無駄飯ぐらいという。
 しかも、この公務員の戯言を真に受けて居丈高に吼えまくる政治家がウジャウジャいて神社が大好きだという。スキなら創生。
 台湾の南側を通ればキチガイ騒ぎも何の役にも立たないことがわかって静かになるね。

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