http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/102.html
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勢力圏であるはずのウクライナにちょっかいを出されているいらつきに加え、同性愛の宣伝活動禁止という「人権侵害」を理由にソチ冬季オリンピック開会式への招待を断った欧米諸国への当てつけとも言えるロシア政権の対応だが、ヌーランド国務次官補(欧州ユーラシア担当)は、盗聴されることをわかった上でわざとあのような会話をしたのか、スタッフから盗聴防御の説明を受けよほど自信をもって“普段通り”に会話をしたのか、どっちなんだろう?
会話の内容は、英語版だが、「ロシアの声」のサイトに貼ってあるユーチューブの動画で見ることができる。
「ヌーランド国務長官補とパイエト大使の会話 ウクライナの綱引き EUから米国へ (ビデオ)」
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_07/128416921/
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「EUくそくらえ」米大使ら会話、盗聴され公開
ワシントン=白川義和】米国のビクトリア・ヌーランド国務次官補(欧州・ユーラシア担当)とジェフリー・パイアット駐ウクライナ大使の電話会話が盗聴され、動画サイト・ユーチューブに音声が公開された。ヌーランド氏が欧州連合(EU※)をののしる言葉も含まれている。ロシア政府関係者が自身の簡易投稿サイト・ツイッターで「拡散」を図っており、米政府は6日、不快感を示した。
会話は、EUとの関係強化を巡り、政府と野党の対立が続くウクライナ情勢が主題で、最近盗聴されたとみられる。ヌーランド氏は国連の影響力に期待し、「EUなんてくそくらえだ」と語っていた。一部の野党指導者への不信感もあらわにした。野党と米国、EUの協調にひびが入りかねず、ウクライナを勢力圏に引き留めようとするロシアにとっては格好の材料だ。
ユーチューブへの投稿には、ヌーランド氏らの写真やロシア語の字幕がついている。カーニー米大統領報道官は6日の記者会見で、「ロシア政府がツイートで拡散させている」と非難した。ロシアの盗聴への関与や会話内容の是非については言及を避けた。
※EU=European Union
(2014年2月7日11時22分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140207-OYT1T00341.htm?from=navr
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米国務次官補のEU不適切発言、電話が盗聴され動画サイトに
2月7日(ブルームバーグ):米国のヌーランド国務次官補(欧州・ユーラシア担当)がパイアット駐ウクライナ米大使との私用電話で、「くそくらえ、EU(欧州連合)」と、不適切な言葉を発していたことが分かった。 電話の内容は何者かに盗聴され、動画サイト「ユーチューブ」に投稿された。
内容からこの会話は先月やり取りされたもので、ヌーランド次官補はウクライナの政治的混乱に対するEUの対応に不満を示していた。
今回の盗聴およびネット上での公開について米国政府は6日、ロシア情報機関が何らかの形で関与していた疑いを示唆した。米国務省のサキ報道官によると、ヌーランド次官補はEU当局者に電話し、謝罪した。
EUのアシュトン外交安全保障上級代表の報道官を務めるマヤ・コチヤンチッチ氏は電子メールで声明を発表し、「ウクライナの国民が今の政治的危機を乗り越えられるようEUは支援している」と指摘。「漏えいしたとされる電話の会話についてコメントしない」と続けた。
原題:Intercepted Phone Call Lifts Curtain on U.S. Role inUkraine (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Terry Atlas tatlas@bloomberg.net;ワシントン Nicole Gaouette ngaouette@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:John Walcott jwalcott9@bloomberg.net
更新日時: 2014/02/08 03:15 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N0MWFR6VDKI301.html
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ヌーランド国務長官補とパイエト大使の会話 ウクライナの綱引き EUから米国へ (ビデオ)
7.02.2014, 13:18
動画投稿サイト「ユーチューブ」には、米国のヴィクトリア・ヌーランド国務長官補とジェフ・パイエト駐ウクライナ大使の電話会話が投稿され、ロシアとウクライナには不満が、EUには混乱が巻き起こっている。
電話会話のなかでは、「バチキフシナ」のアルセーニー・ヤツェニュク代表や「ウダール」党のヴィターリー・クリチコ党首、「スヴァボーダ」党のオレグ・チャグニボク党首など、ウクライナの野党勢力で活動する政治家らを今後どうしていくかが議論されている。
ヴィクトリア・ヌーランド国務長官補と思われる声が、「クリチコは政府に入る必要はない。良い考えではない。」と話しているのに対して、男性の声は「彼には蚊帳の外にいて、自分の政治的活動をさせて置けば良い。」と答えている。
また彼らはヤツェニュクが将来の政府のトップとして最適だと話しており、クリチコとチャグニボクは「蚊帳の外にいるほうがよい」とも話している。
またパイエト大使はヌーランド長官補に対して、「もし彼らと直接話してもらえれば、三人の役割をはっきりさせることができるだろう。」と進言している。
ヌーランド長官補は、ウクライナ問題担当の国連特使であるロバート・セリ氏がパン・ギ・ムン国連事務総長に対して米国の立場を伝えるはずだ、と指摘しており、「国連がまとめ役であるのはよいことだ。EUは口出ししてくんな(fuck Eurounion)。」と話している。
ジェニファー・プサーキ国務省報道官は、これが本物の会話であることを認めており、AFP通信が伝えたところによれば、ヌーランド長官補はEUの外交官らに対して、失礼な言葉があったことについて謝ったという。
ロシアの政治学者セルゲイ・マルコフ氏は、すでに米国はEUに代わってウクライナの野党勢力を指導しており、ロシアに対する外国からの圧力を増してきていると指摘している。またウクライナのオレグ・ツァレフ上院議員は、米国からの現金輸送箱が外交郵便で届く様子を映したビデオを公開している。マルコフ氏は、「ロシアの隣国で米国の特務機関がクーデターを計画していることをオバマ大統領は知っているのだろうか?」と話している。
またウクライナでも今回の会話をきっかけに憤りがつのっており、ウクライナ人民解放運動のサイト上では、「米国はどの野党がどのような役割を果たすべきかを直接指図している。国務省と米国大使が、ウクライナ政府に入るべき人物を選び、どのような話し合いが行われるかまで決定しているのだ。」と指摘されている。
ロシアおよび海外の各メディア
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_07/128416921/
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