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東海地震はM8級で、M5からM6の地震が続く。浜岡原発は耐えられるのだろうか?
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/864.html
投稿者 taked4700 日時 2015 年 9 月 17 日 21:30:17: 9XFNe/BiX575U
 

http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13315472.html
東海地震はM8級で、M5からM6の地震が続く。浜岡原発は耐えられるのだろうか?

 日本時間9月17日朝7時過ぎに、チリ沖でM8級の地震が起こりました。震源深さは20キロです。この地震の数時間前からM4級の地震が近隣で続き、M8級の本震が起こった後も、余震としてM4から7級の地震が続いています。

 チリ沖の地震は逆断層型、つまり、海側プレートが陸側プレートの下へ沈み込み、陸側プレートが跳ね返った海溝型の大地震です。311の大地震と同じ震源型であり、東海地震も同じ海溝型の逆断層型地震です。過去に起こった東海地震の大きさはマグニチュード8級であり、本日のチリ沖地震とほぼ同じ大きさです。

 但し、東海地震は、陸域に震源域があります。プレート境界が陸に非常に接近しているため、海溝型でも陸域に震源域があるのです。そして、震源域のほぼ真ん中に浜岡原発が立地しています。

 以下に、M4以上の前震と余震を本震発生の前48時間分と本震発生後9時間分をマグニチュード別に集計します。

本震発生前:合計で8回
M4:08回
M5:00回
M6:00回
M7:00回
本震発生後:合計で51回
M4:24回
M5:20回
M6:06回
M7:01回

 東海地震が起こった場合も、上に挙げたように、前震や余震が続く可能性がかなりあります。前回の東海地震は150年ほど前ですから、どの程度の前震や余震があったかは確認されていない様子です。

 M4程度の地震であれば普通はあまり影響がないはずですが、もし、原発直下で起こり、かつ震源の浅いものであればかなり強い地震波が直撃します。今回のチリ沖地震でも震源深さが2キロや7キロというものがあります。

 日本の陸域で起こった地震で、震源に近いところに地震計があると、かなり大きなガル値が観測されます。

中越地震:2004年M6.8、震源の深さ13kmでは最大加速度約2515ガルが観測されています。

岩手・宮城内陸地震:2008年M7.2、震源の深さ8kmでは岩手県奥州市衣川区:1816ガル、奥州市胆沢区石淵ダム:2097ガル、一関市厳美町祭畤:4022ガルがそれぞれ観測されています。

 これらの観測値は震源近くではあっても震源域の真上ではありませんから、東海地震が起こったとき、浜岡原発はより大きな揺れを受けるはずです。そして、浜岡原発の耐震性能は一応1000ガルなのです。しかも、これは補強工事後であり、その前は建設時の耐震性能である600ガルです。原子炉圧力容器そのものを取り換えているわけではありませんから、補強後1000ガルになったと言っても、弱い部分はいろいろなところにあるはずです。 

 また、本震後にM5級が20回、M6級が6回、M7級が1回起こっていますが、これらの震源位置は多少変動しています。つまり、たとえ本震が原発直下ではなくとも、こういった余震が原発直下で起こってしまう可能性はかなり高いのです。

 更に、気がかりな点が二つあります。

 一つは、この記事の最初に書いたこと、つまり、数十回のかなり強い揺れが短期間で起こった場合の耐震性能は考慮されていないことです。原発の耐震性能は最大の揺れを仮定して、その揺れに耐えられるかどうかが仮想的にチェックされているだけです。原発が大きな地震にあった例は、2007年の中越沖地震と2011年の東北地方太平洋沖地震だけです。どちらも、原発直下の地震ではありませんでしたが、中越沖地震では柏崎刈羽原発の敷地内で1m以上の道路陥没が起こりました。2011年の福島第一原発事故では、事故後4年経過した現在でもどの程度の地震被害があったかは明らかになっていません。

 普通の建築物の耐震性は実際に地震の被害を受け、こういった被害であればこういった補強をすれば防げるというように考えて耐震基準が作られます。ところが、原発に付いては、原発と言う建物自体が、日本中に50基程度しかないため、大きな地震に直撃された場合にどんな被害が出るかがはっきりしていないのです。2004年の中越沖地震の時、柏崎刈羽原発の緊急時本部になる部屋のドアが歪んでしまい、内部へ入れずに、緊急電話が使えなったという事例もあります。

 二つ目は、地震縦波、または地震衝撃波というものの被害です。耐震基準では縦揺れについて一律横揺れの半分の耐震性能があると仮定しているだけです。一般の耐震基準では、実際にこの程度の縦揺れがあった場合、こういった構造であれば耐えられると言った計算はしていないのです。原発も同じで、縦揺れについて独自に耐震性を確認はしていません。縦波と縦揺れは別のものですが、浜岡原発の場合、東海地震は原発直下で起こるはずであるため、ほぼ同じ効果を及ぼすと考えていいはずです。地震衝撃波については、高周波の地震波であり、この影響は全く考慮されていない様子です。しかし、鉄筋コンクリートの柱をまさに一瞬で粉砕すると言った被害が観察されていて、1995年の阪神大震災では50万ガルという非常に大きな衝撃的な地震波があったという報告もされています。

 集計した地震データをリストアップします。日時はグリニッジ標準時です。日本時間はこれより8時間進んでいます。
*本震発生前二日分と本震発生後9時間分です。
*日付、時刻、緯度、経度、震源深さ、マグニチュード、震源地名、国名 の順で並んでいます。「31.59:S 、71.39:W 」は南緯31度59分、西経71度39分と言う意味です。
*******************
2015-09-17 08:32:44.4  31.59:S 、71.39:W 40 5.1 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 08:24:01.0  30.99:S 、71.53:W 7 4.2 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 07:55:54.3  31.76:S 、72.22:W 10 4.7 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 07:28:03.3  31.50:S 、71.65:W 35 5.0 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 07:18:57.2  31.79:S 、71.97:W 30 4.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 07:05:53.0  31.33:S 、71.75:W 42 4.2 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 07:01:01.1  30.57:S 、71.97:W 20 4.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 06:48:33.0  30.61:S 、71.66:W 31 4.4 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 06:38:56.3  31.63:S 、71.91:W 25 4.9 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 06:20:19.0  32.25:S 、71.70:W 2 4.7 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
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2015-09-17 05:44:39.6  31.79:S 、72.10:W 10 5.5 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
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2015-09-17 02:52:42.7  31.04:S 、71.45:W 47 4.8 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 02:44:29.1  31.14:S 、71.85:W 28 5.0 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 02:34:26.0  31.70:S 、71.75:W 33 4.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
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2015-09-17 02:08:04.0  31.84:S 、71.95:W 24 4.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:59:33.5  31.96:S 、72.10:W 46 4.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:55:19.0  31.02:S 、71.68:W 42 4.5 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:41:08.8  31.14:S 、71.51:W 40 6.1 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:33:02.3  31.69:S 、72.04:W 10 5.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:21:50.6  31.69:S 、72.00:W 30 5.3 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:12:19.0  31.48:S 、71.52:W 35 4.6 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 01:09:48.1  31.66:S 、72.08:W 20 5.0 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 00:50:08.6  31.41:S 、72.21:W 10 5.0 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 00:42:56.4  30.89:S 、71.66:W 33 5.0 COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 00:22:20.0  31.78:S 、71.99:W 10 5.3 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-17 00:06:17.4  30.81:S 、71.79:W 20 5.2 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-16 23:38:04.5  31.75:S 、71.95:W 30 5.8 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-16 23:18:43.1  31.58:S 、71.41:W 40 7.0 COQUIMBO, CHILE
2015-09-16 23:16:08.3  31.58:S 、71.68:W 30 6.2 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-16 23:03:59.1  31.78:S 、71.68:W 40 6.1 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
2015-09-16 22:59:14.3  31.58:S 、71.87:W 30 6.4 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
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2015-09-16 22:54:31.8  31.55:S 、71.58:W 20 8.3 OFFSHORE COQUIMBO, CHILE
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2015-09-16 18:56:10.0 19.97:S 、70.81:W 15 4.9 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2015-09-16 18:24:20.6 19.97:S 、70.94:W 10 4.8 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2015-09-16 18:19:11.4 19.98:S 、71.04:W 10 4.7 OFF COAST OF TARAPACA, CHILE
2015-09-15 22:03:34.0 20.03:S 、70.85:W 20 4.8 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2015-09-15 21:21:20.8 20.03:S 、70.85:W 15 4.9 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2015-09-15 18:54:26.8 20.03:S 、70.98:W 10 4.0 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2015-09-15 18:54:26.8 20.03:S 、70.98:W 10 4.0 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2015-09-15 15:28:57.6 33.78:S 、72.03:W 25 4.5 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
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2015-09-13 19:55:03.3 21.97:S 、68.62:W 102 4.0 ANTOFAGASTA, CHILE

2015年09月17日20時50分 武田信弘  

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コメント
 
1. 2015年9月18日 00:24:00 : OpCpADtEZY
浜岡原発が稼働中に東海大地震(東南海、南海連動の場合も)が起これば、まず確実に配管はずたずたになりメルトダウンに至る可能性が強い。

プレート境界型の地震のエネルギーは桁以外に大きいし浜岡原発は震源域のすぐ近くにある。はるかに離れた海上のプレートが動いた福島原発のケースよりはるかに大きな力がかかる。この地震がいつ起こるかは別にして近いうちに必ず起こる。


2. 2015年9月18日 05:36:02 : 4G0rLY4Ak6

地震サギ話はもういい、ウザイ。


3. taked4700 2015年9月18日 09:52:31 : 9XFNe/BiX575U : QVBJOeqwGw
間違えがありました。

>日時はグリニッジ標準時です。日本時間はこれより8時間進んでいます。

は8時間ではなくて9時間です。よって、次の文章が正しいものになります。

 「日時はUTCです。日本時間はこれより9時間進んでいます。」

お詫びして訂正します。


4. 2015年9月18日 17:41:46 : nJF6kGWndY

>東海地震はM8級で、M5からM6の地震が続く。浜岡原発は耐えられるのだろうか?


震源が離れているなら問題はない

特に停止している場合は、全く問題なし


5. taked4700 2015年9月18日 21:10:31 : 9XFNe/BiX575U : 45OeULPS9c
>>04

>震源が離れているなら問題はない

ですから、

>震源域のほぼ真ん中に浜岡原発が立地しています

更に、震源域の大きさがだいたい半径50キロ程度はあるのですが、

>本震後にM5級が20回、M6級が6回、M7級が1回起こっていますが、これらの震源位置は多少変動しています。つまり、たとえ本震が原発直下ではなくとも、こういった余震が原発直下で起こってしまう可能性はかなり高いのです。

単にレッテル貼りは止めましょう。理解が全然進みません。ある意味、誤解を誘導されるだけです。


6. 2015年9月18日 22:57:35 : nJF6kGWndY

>>05

震源域のほぼ真ん中か、正しいかどうかは検証が必要だろうが

いずれにせよ断層が1kmといった近さでM7クラスが起こらなければ、致命的問題にはならない

多少、放射能が漏れたとしても、大した害は無く

まあトータルでは十分、許容範囲のリスクとみなせるだろう

とは言え、放射脳が多い日本で再稼動が進むかは、大いに疑問ではあるねw


7. taked4700 2015年9月19日 20:59:51 : 9XFNe/BiX575U : ztUvbP2nLU
>>06
>いずれにせよ断層が1kmといった近さでM7クラスが起こらなければ、致命的問題にはならない

「断層が1kmといった近さで」存在するかどうかという条件は、多分、東海地震については当てはまらないと思います。東海地震はプレート間地震ですから、プレート間自体が「断層」そのものなのです。多分、普通の陸域の地震と異なるのは、普通の陸域の地震では活断層を挟んだ両側の地盤が、プレート間地震の時のプレートのように明確に区別できないということです。活断層自体が、大きな板(プレート)内部の割れ目、裂け目であり、活断層からある程度離れると同じ板(同じプレート)の地盤です。一枚の板の内部での歪みの解消ですから、地震の大きさそのものが普通はあまり大きくないのです。プレート境界地震の場合は、それぞれが別個のプレートが大きくずれることがあるので、地震の大きさも格段に違うものになります。もちろん、一枚の板を曲げると、その曲げた面の外側で大きな亀裂が出来、はがれた部分が強い衝撃を及ぼすこともありますから、地震そのものの大きさとしては、陸域の地震でも海溝型の地震と同じぐらいの被害を及ぼすことがあると思います。
 阪神大震災は淡路島近くの活断層が動いた結果の地震です。311の大地震は陸域から150キロから200キロ程度離れたところで起こったプレート境界型、海溝型の地震です。311の大地震は震源域全体が陸域にはかかっていず、全体が海域にありました。震源域とは、実際にプレート間がずれ動いた地域のことを指します。阪神大震災では震源域全体が神戸の地下まで至っていて、そのために地震そのものの被害が相当ありました。しかし、311の地震では、震源域が陸域にはなく、相当に離れていたため、地震そのもので倒壊した建造物は多分ほとんどありませんでした。そして、東海地震は、震源域、つまり、ずれ動く部分が陸域にあり、その震源域のほぼ真ん中に浜岡原発が立地しているのです。

東海地震は、普通、陸域での地震として意識されていると思いますが、通常の陸域での地震ではなく、あくまでもプレート境界で起こる海溝型地震です。プレート間地震であり、プレート間の地震は、主に陸側プレートが大きく跳ね上がることが大きな被害を及ぼします。

2011年の東北地方太平洋沖地震の震源域の大きさと位置を見れる図がが次のリンクにあります。http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/off-tohoku110311/?LANG=ja&m=mecha
これを見て頂くとはっきりと分かるように、311の大地震は陸域から200キロ程度離れた地震であり、震源域全体は海域にあり、陸域には全くかかっていません。このことが、311の地震で建物などの倒壊被害がほとんどなかった理由です。または津波被害がひどかった理由と言ってもいいはずです。
311の大地震では、たしか震源域内に大きなプレート同士のかみ合い、岩盤が互いに強く固着している点が3個か4個程度あり、それらが連続して破壊された結果、全体としてマグニチュード9クラスの地震になったとされているはずです。こういった岩盤同士のかみ合いのことをアスペリティと言うそうです。
アスペリティはプレート間の大きなかみ合いであり、プレート間の堅く固着した岩盤領域ですから、模式的に、2枚の板を、少しずらした状態で、数か所糊付けしたものが、多分プレート間の地震を再現するのに適していると思います。糊付けした部分がアスペリティというわけです。糊付け位置が順次はがれるに従って、上側の板(陸側プレート)は上に跳ね上がりながら海側へ押し出されていき、同時に下側の板(海側プレート)は陸側へ沈み込んでいきます。
この時に被害を及ぼすものは、糊付け部分の破壊(アスペリティ)の破壊に伴って発生する衝撃と、陸側プレートが急激に跳ね上がることによる衝撃的な動き、そして、陸側プレートが海側へ急激に押し出されることによって発生する急激な動きです。
311の地震で、陸域に地震の揺れをもたらしたのは、この最後の動き、つまり陸側プレートが急激に海側へ押し出されることによって発生した地震波です。反対から言うと、糊付け部分が破壊されたときの衝撃や陸側プレートが跳ね上がったときの衝撃は震源域だけで発生しているため、陸域には直接影響をしていないのです。
普通、陸域で起こる地震は、06さんがおっしゃっているように、M7程度の地震、つまり、阪神大震災を起こした地震クラスが近くで発生しないと原発の様な頑丈な施設に被害を与えない可能性が高いのです。M7の地震と言っても、普通、震源域はかなり急激な斜め方向になっていて、水平ではありません。震源域自体がほぼ垂直になっていると、地表面では、単に地面がずれただけで、ずれに伴って発生した地震波、つまり衝撃はあまり地表面では感じられません。単に地面が動いただけで、電車の発進時に、体が後方に引っ張られるのとおなじような力が加わるだけです。これがいわゆる横揺れであり、活断層の両側へ、活断層からほぼ直角方向に伝わっていくのです。陸域地震で揺れが広範囲に感じられますが、これらはほぼこういった横波です。あくまでも、こういった横波は二次的な揺れ、地震波であることに注意が必要だと思います。
なお、現実の地震では、長周期地震を起こす地震波など、いろいろな地震波があります。ラブ波、レイリー波などがあると言うことですが、ここではあまり関係がないはずです。
プレート境界型地震も、震源域がかなり急激に沈み込んでいる場合もあれば、地面とほぼ並行である場合があります。東海地震の場合、フィリピン海プレートの沈み込みはそんなには急激ではなく、震源域が広く陸域にかかっている様子です。そのため、震源域にある浜岡原発は、糊付けの破壊(アスペリティ)の破壊に伴って発生する衝撃と、陸側プレートが急激に跳ね上がることによる衝撃、そして、陸側プレートが海側へ急激に押し出されることによって発生する急激な動きのすべての影響を受けてしまうのです。
耐震建築で考慮されているのは横揺れのみです。活断層がずれた結果の、電車の発進時に、体が後方に引っ張られるのとおなじような力が相当に遠くまで、つまり、数十キロ程度は伝わることが多いので、その対策がされているだけなのです。糊付け部分の破壊(アスペリティ)の破壊に伴って発生する衝撃と、陸側プレートが急激に跳ね上がることによる衝撃的な動きについては、普通、陸域ではあまり感じられないため、対策も立てられなかったということです。ただし、これは単に、06さん自身がおっしゃっているように、今までの地震では、「断層が1kmといった近さ」にある地域に都市部や原発が無かったというだけのことなのです。もし、断層面が水平に近い傾きであり、その断層面に数キロから十数キロていどの地域に都市部や原発があれば相当程度の被害を受けてしまいます。阪神大震災がその例であり、鉄筋コンクリートの柱が粉々に一瞬にして破壊される被害が出ています。


8. 2015年9月21日 16:48:16 : kIJF1Z8D7A
お前らが地震、地震って騒いで1回でも地震が来たことあるか?ふざけてねぇで便所でも、掃除してろ。アホ。

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