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http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13108872.html
八丈島で群発地震
7月15日の午後4時から5時にかけて、次のように八丈島近海で群発地震が起こりました。
2015年7月15日 17時06分ごろ 2015年7月15日 17時10分 八丈島近海 3.9
2015年7月15日 17時01分ごろ 2015年7月15日 17時05分 八丈島近海 4.6
2015年7月15日 16時23分ごろ 2015年7月15日 16時27分 八丈島近海 3.9
2015年7月15日 16時18分ごろ 2015年7月15日 16時22分 八丈島近海 3.9
2015年7月15日 16時09分ごろ 2015年7月15日 16時13分 八丈島近海 3.8
どれも最大震度は1で、マグニチュードは3.8から4.6の間です。震源深さは20キロから10キロで最初の一回目のみが20キロであとはみな10キロでした。
2004年からの八丈島近海で震度を記録した地震のデータベースがhttp://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=476
にあります。これによると2004年以来47回震度を記録した地震が起こってきています。この期間を11年間と大まかに見ると、一年あたり4回強震度を記録する地震が起こっていることになります。今年は既に7回起こっていますから、この点から言えば、状況が変化していると言えるはずです。
2004年以来最大のマグニチュードはM5.9で2005年7月10日に起こった地震です。
年度別震度別に集計すると次のようになります。
------M1---M2---M3---M4---M5---合計
2004:--0----0----0----7----1-----8
2005:--0----1----0----9----3----13
2006:--0----0----3----1----0-----4
2007:--0----0----1----0----0-----1
2008:--0----0----0----0----0-----0
2009:--0----0----0----0----0-----0
2010:--0----0----0----0----0-----0
2011:--0----0----0----0----0-----0
2012:--1----0----0----1----0-----2
2013:--0----0----2----4----1-----7
2014:--0----1----2----2----0-----5
2015:--0----0----4----3----0-----7
合計 :--1----2---12---27----5----47
2008年から2011年までは震度を記録する地震が起こっていません。2005年に13回起こっていて、しかもすべてがM4からM5です。
ウィキの「八丈島」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%B8%88%E5%B3%B6 )によると、西島と東島という二つの火山が接合した火山島でひょうたん形をしている。面積は山手線の内側程度。
富士箱根伊豆火山帯にある火山島で、富士箱根伊豆火山帯とは、「新潟県西部から長野県、山梨県、静岡県を通り、太平洋上を伊豆・小笠原海溝に沿って伊豆諸島、小笠原諸島へと延びる火山群である。主な火山は北から、新潟焼山、妙高山、黒姫山、蓼科山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山、伊豆大島、三宅島、八丈島、ベヨネース列岩、硫黄島、福徳岡ノ場などである。」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%B1%B1%E5%B8%AF#.E5.AF.8C.E5.A3.AB.E7.81.AB.E5.B1.B1.E5.B8.AF )
Hi-net自動処理震源マップ( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?LANG=ja )で「東京」、「最新7日間」を指定すると八丈島がマップの下部に表示されます。八丈島近海で震源深さ40キロ程度までの地震が15個程度起こっているのが分かります。
このところ、箱根の噴火活動はかなり沈静化していますが、太平洋プレートの沈み込みは依然活発であり、西之島から富士山、または新潟焼山まで、今後も火山活動の活発化が続くと思えます。
2015年7月16日01時30分 武田信弘
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