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激しい白煙を上げる箱根山の大涌谷。ネットでは妙な噂が噴出中
都市伝説「硫黄臭」を検証 箱根山噴火当日、首都圏各地で報告
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150703/dms1507031537015-n1.htm
2015.07.03 夕刊フジ
不気味な火山活動を続けている神奈川県の箱根山。1日にごく小規模な噴火を起こしたほか、2日までに新たな噴気孔が3つ確認され、大涌谷で火山活動が高まって以降、形成された噴気孔は4つになった。いずれも勢いよく白い噴気を出しているが、そんな最中、首都圏各地で火山ガスに含まれる硫化水素の臭いが報告される妙な騒動があった。インターネットには、異臭に関する書き込みが相次ぎ、「大地震の前兆では」と不安視する声も飛び交う。コトの真相を専門家に聞いてみると…。
「東京西部だけど、15分ほど前から硫黄臭い」
「日野市に温泉ないのにすげえ臭う硫黄臭」
6月29日の噴火に続き、箱根山が再噴火した1日朝、短文投稿サイト「ツイッター」にはこんな書き込みが相次いだ。
「硫黄臭」とは、火山の噴火口や温泉などで漂う卵が腐ったような刺激臭のこと。硫黄そのものは無臭で、水素との無機化合物である硫化水素の臭いが一般的にこう呼ばれている。火口から放出される火山ガスにはこの硫化水素が含まれる。このため、箱根山の噴火との因果関係が疑われている。
確認できただけでも、箱根山から約20キロ離れた神奈川県秦野市はじめ、約60キロ離れた東京都日野市、約80キロ離れた東京都港区などでも「硫黄臭」の報告があった。
夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は、「一般的に1日に起きたぐらいの(箱根山)噴火で、火山ガスがそれほど広範囲に流れるとは考えにくい」と首をかしげる。
首都圏では、マグニチュード7級の首都直下地震の発生が懸念されていることもあり、ネット上では「大地震の前兆現象か」といった憶測まで飛び交う事態になっている。そんなことがあり得るのか。
島村氏は「火山活動と地震は連動しているが、首都圏の地下にマグマはなく、首都直下地震の前に地下から火山ガスが漏れ出すこともあり得ない。地下の下水工事などで発生した硫化水素が地表に漏れ出したのではないか」と解説する。
ひとまずは安心してよさそうだ。
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