http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/632.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/12948736.html
連鎖する超巨大地震。その意味は今後も大地動乱の時代が続くと言う事。
超巨大地震は連鎖することが多いのです。
ウィキの「超巨大地震」のページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87
には次のような地震の例が載っています。
ペルー・カヤオ地震 1687年10月20日 M8.2
カスケード地震 1700年1月26日 Mw8.7 - 9.2
宝永地震 1707年10月28日 Mw8.7 - 9.3[49] M8.4 - 8.6
チリ・バルパライソ地震 1730年7月8日 M8.7
カムチャツカ地震 1737年10月18日 Mw9.0 - 9.3 M8.3
ペルー・リマ地震[55] 1746年10月28日 Mw8.9 - 9.0 M8.3
チリ・コンセプシオン地震 1751年5月25日 M8.5
リスボン地震 1755年11月1日 Mw8.5 - 9.0[57] M8.5
スマトラ沖地震 1833年11月24日 Mw8.9 - 9.0[58] M8.7
バルディビア地震 1837年11月7日 Mt9 1/4 M8.0
チリ・アリカ地震 1868年8月13日 Mw8.8 - 9.1[59] M8.5
チリ・イキケ地震 1877年5月9日 Mw9.0[59] M8.3
カムチャツカ地震 1952年11月5日 Mw8.8[60] - 9.0[13] Ms8.2
アリューシャン地震 1957年3月9日 Mw8.6 - 9.1[13] Ms8.1
チリ地震 1960年5月22日 Mw9.2 - 9.5[13] Ms8.3 - 8.5
アラスカ地震 1964年3月27日 Mw9.1[65] - 9.2[13] Ms8.4
スマトラ沖地震 2004年12月26日 Mw9.1 - 9.3[66] Ms8.8
チリ・マウレ地震 2010年2月27日 Mw8.8 Ms8.5
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) 2011年3月11日 Mw9.0 - 9.1 Ms8.3
数年から10年程度の間隔を置いてどれも連鎖をしています。一回で終わった例はなく、最低でも2回連続していますが、2回で収束したというよりも、その時代の地震観測とそれを記録する制度が整っていなかったため、現代から見ると2回しか分からないと言う事だと思います。全地球的に地震観測網がある程度整った1940年代以降のものを見ると、1952年から1964年にかけて4回起こっています。2004年に起こったスマトラ島沖地震から既に3回の超巨大地震が起こっていますが、もう一回程度はまだM9クラスの地震が起こる可能性があります。
超巨大地震にはそれよりも一回りとか二回り小さな地震がつきものです。まだこれから先、超巨大地震が発生するとすると、今後、M6以上地震はどのぐらい発生するはずなのか、それを予測できないでしょうか。
超巨大地震が起こる10年とか20年前から、その超巨大地震の震源域を空白域として、その周辺でM7からM8程度の地震が頻発する現象があります。
また、余震として、超巨大地震が起こった後に、やはりM7からM8程度の地震が周辺域を含む近隣で起こる傾向があります。
そのため、ウィキの
「地震の年表」
( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8 )
「地震の年表(日本)」
( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC) )
のページから、1940年代より1960年代までの地震を抜き出して、超巨大地震と合わせて発生順に並べてみました。超巨大地震は先頭に****をつけ、「地震の年表」に載っていたもの、つまり、日本以外の世界の地震には先頭に**を付けてあります。「地震の年表(日本)」からのものには何も付けていません。
全体の表に行く前に、各年代別で集計をします。
=====超巨大地震===世界の地震===日本の地震===合計
1940年代====00============28============18========46
1950年代====02============14============11========27
1960年代====02============16============21========39
合計========04============58============50========102
30年間で合計100回以上の地震が起こっています。日本でも年に数回は被害を発生させる地震が起こって来ていたことが分かります。特に、日本の場合は、約1000年前の貞観地震の再来のM9クラス地震が起こりましたから、この集計よりもより多くの、そして、より大型の地震が起こることが予測されます。
1940年代:
**1940年5月24日 ペルー沖で地震 - Mw 8.2、死者250人。
1940年8月2日 積丹半島沖地震(神威岬沖地震) - Mj 7.5(Mw 7.7)、北海道羽幌町で最大震度 4。死者10人。
**1940年11月10日 ルーマニアで地震 - M 7.1、死者1,000人。
**1941年6月26日 ミャンマー、アンダマン諸島で地震 - M 8.3。
1941年7月15日 長野地震 - Mj 6.1、長野県長野市で最大震度 6。死者5人。
1941年11月19日 日向灘で地震 - Mj 7.2、熊本県と宮崎県で最大震度 5。九州東岸、四国沿岸で津波1m。死者2人。
**1941年11月25日 北大西洋ポルトガル沖で地震 - M 8.2。
**1941年12月17日 台湾、嘉義中埔地震 - M7.1、死者358人。
**1942年5月14日 ペルー・エクアドル沖で地震 - M 7.9、死者200人。
**1942年8月24日 ペルー沖で地震 - Mw 8.2、死者20人。
**1942年11月10日、インド洋南部(南極海)のプリンス・エドワード諸島で地震。M 8.3。
**1942年12月20日 トルコ中部で地震 - M 7.3、死者3,000人。
**1943年2月22日 メキシコで地震 - M 7.8、死者10人。
**1943年4月6日 チリ、コキンポ沖で地震 - Mw 8.2、死者30人。
1943年6月13日 青森県東方沖で地震 - Mj 7.1、北海道苫小牧市・浦河町、青森県青森市、八戸市で最大震度 4。
**1943年7月23日 インドネシアで地震 - M 7.6、死者212人。
1943年9月10日 鳥取地震 - Mj 7.2(Mw 7.0)、鳥取県鳥取市で最大震度 6。死者1,083人。
1943年10月13日 長野県北部で地震 - Mj 5.9、新潟県上越市と長野県長野市で最大震度 4。死者1人。
**1943年11月26日 トルコ中部で地震 - M 7.6、死者4,000人。
**1944年1月15日 アルゼンチン中部で地震 - M 7.2、死者8,000人。
**1944年2月1日 トルコで地震 - M 7.4、死者3,000人。
1944年12月7日 東南海地震(昭和東南海地震) - 三重県沖、Mj 7.9(Mw 8.2)、静岡県御前崎市、三重県津市で最大震度 6。死者・行方不明者1,223人、伊豆から紀伊にかけて津波。
1945年1月13日 三河地震 - Mj 6.8(Mw 6.6)、三重県津市で最大震度 5。死者・行方不明者2,306人、津波あり。
1945年2月10日 青森県東方沖で地震 - Mj 7.1、青森県八戸市で最大震度 5。死者2人。
**1945年11月27日 パキスタン・イランで地震 - M 8、死者4,100人。
**1946年4月1日 アリューシャン地震 - Mw 8.1(M 7.8)津波マグニチュードはMt 9.3、ハワイ諸島を始めとする太平洋各地に津波。死者・行方不明者165人、被害総額2,600万ドル。
**1946年5月31日 トルコで地震 - M 5.9、死者1,300人。
**1946年8月4日 ドミニカ共和国で地震 - M 8.0、死者100人。
**1946年11月10日 ペルーで地震 - M 7.3、死者1,400人。
**1946年12月5日 台湾、台南新化地震 - M6.1、死者74人。
1946年12月21日 南海地震(昭和南海地震) - 和歌山県沖〜四国沖、Mj 8.0(Mw 8.4)、中部地方から九州地方にかけて最大震度 5。死者・行方不明者1,443人、房総から九州にかけて津波。
1946年12月21日 択捉島南東沖で地震 - Mj 7.1、北海道浦河町潮見、釧路市、根室市で最大震度 2。
1947年4月14日 択捉島南東沖で地震 - Mj 7.1、北海道根室市で最大震度 2。
1947年9月27日 与那国島近海で地震 - Mj 7.4、沖縄県石垣島で最大震度 5。死者5人。
**1948年1月25日 フィリピンで地震 - M 8.2、死者70人。
1948年4月18日 和歌山県南方沖で地震 - Mj 7.0、和歌山県、兵庫県淡路島、徳島県で最大震度 4。昭和南海地震の最大余震。
**1948年5月25日 四川省で地震 - M 7.3、死者800人。
1948年6月15日 紀伊水道で地震 - Mj 6.7、東海地方、近畿地方、徳島県で最大震度 4。死者2人。
1948年6月28日 福井地震 - Mj 7.1(Mw 7.0)、福井県福井市で最大震度 6。死者・行方不明者3,769人。※この地震を機に気象庁が震度 7を制定。
**1948年10月5日 トルクメニスタンのアシガバードで地震 - M 7.3、死者2万人(11万人とも)。
**1949年7月10日 タジキスタンで地震 - M 7.6、死者1万2,000人。
1949年7月12日 安芸灘で地震 - Mj 6.2、中国地方、四国地方、九州地方北部で最大震度 3。死者2人。
**1949年8月5日 エクアドルで地震 - M 6.8、死者6,000人。
**1949年8月17日 トルコで地震 - M 6.8、死者320人。
**1949年8月22日 カナダ、クイーン・シャーロット島で地震 - Mw 8.1。
1949年12月26日 今市地震 - 8時14分頃にMj 6.2、8時24分頃にMj 6.4の地震。8時27分頃の地震で茨城県、栃木県、埼玉県で最大震度 4。死者・行方不明者10人。
1950年代:
1950年2月28日 宗谷東方沖で地震 - Mj 7.5、深さ343km。北海道浦河町・釧路市、青森県青森市・むつ市で最大震度 4。
**1950年8月15日 アッサム - チベットで地震 - Mw 8.6[5]、死者4,000人(内陸最大級)。
1951年7月12日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj 7.2、深さ490km。福島県、栃木県、千葉県、東京都で最大震度 3。
**1951年10月22日 台湾、花蓮台東地震 - M7.3、死者68人。
**1951年11月25日 台湾、花蓮台東地震 - M7.3、死者17人。
1952年3月4日 十勝沖地震 - Mj 8.2(Mw 8.2)、北海道浦河町・帯広市・本別町・釧路市で最大震度 5。死者・行方不明者33人。北海道から東北に津波。
1952年3月7日 大聖寺沖地震 - Mj 6.5、富山県、石川県、福井県で最大震度 4。死者7人。
1952年7月18日 吉野地震 - Mj 6.7(旧Mj 6.8)、中部地方から中国・四国地方にかけて最大震度 4。死者9人。
****カムチャツカ地震 1952年11月5日 Mw8.8[60] - 9.0[13] Ms8.2
**1953年2月12日 イランで地震 - M 6.5、死者970人。
**1953年3月18日 トルコ西部で地震 - M 7.2、死者1,100人。
**1953年8月12日 ギリシャで地震 - M 7.1、死者800人。
1953年11月26日 房総沖地震 - Mj 7.4、千葉県富崎村と東京都三宅島で最大震度 5。
**1955年3月31日 フィリピンで地震 - M 7.4、死者440人。
1955年5月30日 硫黄島近海で地震 - 21時31分にMj 7.2(深さ498km)、21時33分にMj 7.5(深さ600km)の地震。21時33分の地震で福島県猪苗代町で最大震度 3。
1955年7月27日 徳島県南部で地震 - Mj 6.4、徳島県徳島市・日和佐町で最大震度 4。死者1人。
1956年9月30日 白石地震 - Mj 6.0、福島県福島市で震度 4、死者1名、蔵王山噴火のデマにより混乱。
**1957年2月24日 台湾、花蓮地震 - M7.3、死者11人。
****アリューシャン地震 1957年3月9日 Mw8.6 - 9.1 Ms8.1
**1957年6月27日 ロシアのバイカル湖北東で地震 - M 7.9、死者1,200人。
**1957年7月2日 イランで地震 - M 7.1、死者1,200人。
**1957年7月28日 メキシコで地震 - M 8.0、死者68人。
**1957年12月4日 モンゴル、ゴビ・アルタイ地震 - Mw 8.1(Ms 8.3)、死者1,200人。
**1957年12月13日 イラン西部で地震 - M 7.3、死者2,000人。
1958年3月11日 石垣島近海で地震 - Mj 7.2、沖縄県宮古島・石垣島・西表島で最大震度 5、死者2人。
1958年11月7日 択捉島沖地震 - Mj 8.1(Mw 8.3)、北海道釧路市で最大震度 5。太平洋岸各地に津波。
**1959年8月15日 台湾、屏東恒春地震 - M7.1、死者16人。
1960年代:
1960年3月21日 三陸沖で地震 - Mj 7.2、青森県青森市・八戸市・むつ市、岩手県宮古市・盛岡市・雫石町・水沢市で最大震度 4。
**1960年5月21日 チリ沖で地震 - M 8.1、チリ地震の前震。
****チリ地震 1960年5月22日 Mw9.2 - 9.5 Ms8.3 - 8.5
1960年5月23日 チリ地震津波 - 南米チリ・バルディビア沖で発生した巨大地震に伴う津波。日本国内での死者142人。
1961年2月2日 長岡地震 - Mj 5.2、新潟県長岡市で最大震度 4。死者5人。
1961年2月27日 日向灘で地震 - Mj 7.0、宮崎県宮崎市・日南市・都城市で最大震度 5。死者2人。
1961年8月12日 釧路沖で地震 - Mj 7.2、北海道道東、浦河町で最大震度 4。
1961年8月19日 北美濃地震 - Mj 7.0、中部地方から近畿地方にかけて最大震度 4。死者8人。
1962年4月23日 広尾沖地震 - Mj 7.1、北海道帯広市・広尾町で最大震度 5。同年6月29日に十勝岳が噴火している。
1962年4月30日 宮城県北部地震 - Mj 6.5、岩手県、宮城県、山形県、福島県で最大震度 4。死者3人。
**1962年9月1日 イラン北西部ボインザラで地震 - M 7.2、死者1万2,000人。
**1963年7月26日 旧ユーゴスラビア南部スコピエで地震 - M 6、死者1,100人。
1963年10月13日 択捉島沖地震 - Mj 8.1(Mw 8.5)、北海道浦河町・帯広市で最大震度 4。択捉島から宮城県までで津波を観測。
**1963年11月4日 インドネシア・バンダ海で地震 - M 8.3。
**1964年1月18日 台湾、台南白河地震 - M 7.0、死者106人。
****アラスカ地震 1964年3月27日 Mw9.1 - 9.2 Ms8.4
1964年6月16日 新潟地震 - Mj 7.5(Mw 7.6)、死者26人。新潟県、山形県、宮城県、福島県で最大震度 5。
**1965年2月4日 アリューシャン地震 - Mw 8.7(Ms 8.2)。
**1965年3月28日 チリで地震 - M 7.7、死者400人。
1965年4月20日 静岡地震 - Mj 6.1、神奈川県、山梨県、静岡県で最大震度 4。清水付近で大きな被害、死者2人。
**1965年5月3日 エルサルバドルで地震 - M 6.3、死者125人。
1965年8月3日〜1970年6月5日 松代群発地震 - 最大Mj 5.4(1966年4月5日)、全地震のエネルギーの総計はM 6.4相当。
**1966年3月7・22日 河北省、邢台地震 - M 6.8・7.1、死者8,100人。
1966年3月13日 与那国島近海で地震 - Mj 7.3、与那国島で最大震度 5、死者2人。
**1966年3月13日 台湾花蓮沖で地震 - M 7.8、死者2人。
**1966年8月15日 メリーランド州で地震。
**1966年8月19日 トルコ東部で地震 - M 7.1、死者2,500人。
**1966年10月17日 ペルー沖で地震 - Mw 8.1、死者125人。
**1967年7月22日 トルコで地震 - M 7.4、死者170人。
**1967年12月11日 インドで地震 - M 6.3、死者170人。
1968年2月21日 えびの地震 - Mj 6.1、熊本県人吉市で最大震度 5。死者3人。
1968年4月1日 日向灘地震 - Mj 7.5、高知県宿毛市と宮崎県延岡市で最大震度 5。死者1人。
1968年5月16日 十勝沖地震 - Mj 7.9(Mw 8.3)、北海道、青森県、岩手県で最大震度 5、三陸沿岸で5mの津波。死者・行方不明者52人。三陸沖北部の固有地震。
1968年5月16日 青森県東方沖で地震 - Mj 7.5、北海道浦河町・広尾町で最大震度 5。1968年十勝沖地震の最大余震。
1968年6月12日 三陸沖で地震 - Mj 7.2、青森県、岩手県、宮城県で最大震度 4。1968年十勝沖地震の余震。
**1968年8月31日 イラン北東部で地震 - M 7.3、死者1万2,000人。
1968年10月8日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj 7.3、深さ460km[4]。福島県、茨城県、千葉県、東京都で最大震度 3。
1969年8月12日 色丹島沖地震 - Mj 7.8(Mw 8.2)、北海道広尾町・釧路市・根室市で最大震度 4。
1969年9月9日 岐阜県中部地震 - Mj 6.6、長野県三岳村で最大震度 5。死者1人。
2015年5月31日23時55分 武田信弘
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