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震源、非常に深い590キロ 広範囲の揺れもたらす
小笠原諸島西方沖の地震
2015/5/30 23:32
小笠原諸島付近では、フィリピン海プレート(岩板)の下に太平洋プレートがほぼ垂直に沈み込んでいる。今回の地震は太平洋プレートの先端付近で起きたとみられる。震源が約590キロメートルと非常に深かったため、地震の規模がマグニチュード(M)8.5と非常に大きく日本全体が揺れた一方、最大震度は5強だった。
地下深くで発生する地震は「深発地震」と呼ばれる。専門家は「深発地震は頻繁に発生しているが、日本近海でここまで大きいものは珍しい」と話す。
日本の広い範囲で揺れたのは震源が深かったためだ。地震波はプレート内部では弱まりにくい。名古屋大学の山岡耕春教授は「太平洋プレートに沿って地震波が伝わったため、プレートに近い東日本が大きく揺れた」と説明する。中部より西側では揺れは比較的小さかった。関東地方の震度が大きかったのは、関東平野の地盤が軟らかいことも影響している。
高層ビルで揺れが大きかったのは「長周期地震動」が発生したことが原因だ。関東平野を覆う厚さ数千メートルの堆積層が周期が長いゆっくりとした揺れを増幅させるためで、2004年の中越地震でも都内で超高層ビルのエレベーターが止まった。
近い将来、巨大地震が発生すると懸念される南海トラフや相模トラフへの影響について、東京大学地震研究所の小原一成教授は「プレートが違うため、まったく影響はない」とみている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30HDB_Q5A530C1CC1000/?dg=1
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