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噴煙を上げる鹿児島県の口永良部島=29日午後0時56分
箱根、富士山は大丈夫か 噴火の連鎖危惧する声 島村英紀氏「東日本火山帯は特に警戒」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150530/dms1505301000001-n1.htm
2015.05.30 夕刊フジ
口永良部島・新岳の爆発的噴火で、次の火山噴火への警戒感が高まっている。首都圏に近い箱根山(神奈川県)で今月上旬、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた矢先だけに、噴火の連鎖を危惧する声が上がっているのだ。専門家は、2011年3月11日の東日本大震災(マグニチュード9、最大震度7)が日本の地下に与えた影響を指摘し、「警戒レベルを設定している火山はどこも警戒が必要だ」と警鐘を鳴らす。
箱根山では先月下旬から火山性地震が頻発し、気象庁が噴火警戒レベルを引き上げたが、今年4月には、蔵王山(山形・宮城県)でも火口周辺警報が出され、噴火予報(平常)から火口周辺警報(火口周辺危険)へと引き上げられた。
日本全国で相次ぐ火山噴火の兆候と今回の噴火との関連はあるのか。
千葉大大学院理学研究科の津久井雅志教授は、「噴火警戒レベルが3の桜島や、噴火予報が出されている霧島山などを抱える鹿児島県は特に火山活動が活発な地域だ。また、今回火山爆発を起こした口永良部島に限らず、島嶼(とうしょ)部でも、噴火警戒レベルが2の諏訪之瀬島など、いくつか活動が活発な火山がある」と指摘し、こう続ける。
「東日本大震災以降、日本列島の周辺の地下は不安定な状態になっている。東北地方や中部地方など、確認できているだけでも十数個の火山の活動が活発化している。現在、気象庁が警戒レベルを設定している火山はどこも警戒が必要だ」
現在、気象庁は全国30火山、31地点で噴火警戒レベルを運用している。中でも、特に警戒が必要な火山があるという。
夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は、「今回、噴火した口永良部島は、『3・11』の震源から離れた西日本火山帯で起きた。『3・11』の影響がより強く出る東日本火山帯に属する火山は特に警戒が必要だ。箱根山や蔵王山、噴火の可能性が常々指摘されている富士山も看過できない」と話す。
警戒は怠れない。
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