http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/591.html
Tweet |
「富士山は20XX年までに噴火する」!? ついに“炎の輪”が動き出した!!
http://tocana.jp/2015/05/post_6434.html
2015.05.19 TOCANA
「環太平洋火山帯(別名:環太平洋造山帯)」――。英語で“The Ring of Fire(炎の輪)”とも呼ばれるこの火山帯は、太平洋の西・北・東を取り囲むように存在し、日本列島はその中に完全に含まれる。そして昨今、この環太平洋火山帯に位置する多くの火山が、急激に活発化の様相を呈している。
フィリピンのマヨン火山噴火(2013年5月)、インドネシア・ニューブルタニヤ島のダヴルヴル火山噴火(2014年8月)、トンガの海底火山噴火(2015年1月)、メキシコのコリマ山噴火(2015年1月)、チリのビジャリカ火山噴火(2015年3月)、そして日本に目を向ければ、西之島新島の出現と拡大(2013年11月〜)、御嶽山の噴火(2014年9月)、桜島の山体膨張(2015年1月〜)、さらに箱根山での火山性地震頻発(2015年5月〜)など、いま環太平洋火山帯に何らかの異変が起きていることは明らかだ。
世界の活火山の約7%が集中する日本にとって、このような環太平洋火山帯の活発化が大きな懸念事項であることに疑いの余地はない。そして何よりも気がかりなのは、日本最大の活火山である富士山の活動にも何らかの影響が及ぶのか、という点だろう。
■「富士山は5年以内に噴火する」!?
画像は「木村政昭ホームページ」より
これまで数多くの大地震や火山噴火を予測・的中させてきた木村政昭・琉球大学名誉教授は、富士山の噴火を危惧している学者の1人だ。以前にも指摘した通り、木村氏は昨年の御嶽山噴火も「2013年±4年」と著書で予測していたが、見事に的中させている。
さて、木村氏のホームページの「近年予想される大地震と富士山噴火予測図http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2015/05/16/1038/」を見ると、富士山の噴火は「2014±5」とされており、今後2019年までに噴火すると予測している。では、その根拠はどこにあるのか。
・
木村氏は「地震の目」という独自理論に基づき地震予測を行うことで知られているが、火山噴火についても同様に「噴火の目」という概念を用いている。氏によると、地下10〜20km付近で地震の回数が急増する時期があり、その際に火山性微動も伴うと、それから約30年を経て噴火が起きるという。この地震が集中する時期こそが「噴火の目」であり、富士山の噴火予測も、このような「噴火の目」を発見したことによって時期を導き出したもののようだ。
富士山周辺では、実際に噴火の前兆ではないかと懸念される現象が起きている。たとえば、2011年に静岡県富士宮市の各地では、大量の地下水が湧き出した。また2013年には、富士山の山梨県側からの登山道である滝沢林道で、300mにわたり道路が陥没。木村政昭氏は『週刊現代』(2014年10月18日号、講談社)の取材に応じ、これらの現象は富士山の地下でマグマが上昇してきたことを間接的に示すものではないかと語っている。
また、富士山の噴火を警戒している学者は木村氏だけではない。立命館大学歴史都市防災研究所教授の高橋学氏は、『週刊ポスト』(2014年10月24日号、小学館)の取材に応じ、2014年に震源の浅い地震が5回発生した富士山には注意が必要であると呼びかけている。ほかにも、東日本大震災以降に日本で火山の大規模噴火が起こるリスクが高まったと指摘する科学者は少なくないのだ。
■あの予言者も箱根と富士山を危険視!!
科学者ばかりではない。東日本大震災の発生を予言したことで一躍有名となった松原照子氏は、自身のブログ『幸福への近道』上で、昨年10月21日に「日本は火山列島」と題した記事を掲載。「富士山か箱根山が先か」と書いたあとで、「地図を見ていると西之島から御嶽山を一本の線で結ぶとやけに富士山 箱根山 伊豆の山々 新島 神津島辺りが気になって来ます」と警告していたのだ。
松原氏による記述、そしてその後の箱根山の活動などを見ると、富士山と箱根山の噴火はもはや時間の問題であるようにも受け取れる。前述の科学者と予言者の意見が一致している点は何とも不気味である。
さて、いよいよ富士山噴火のカウントダウンが始まったかのような感を受けるが、日本にはほかにも噴火が懸念される火山が数多く存在する。現在、気象庁が噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」以上に設定している火山は、吾妻山、草津白根山、御嶽山、箱根山、三宅島、阿蘇山、霧島山、桜島、口永良部島、諏訪之瀬島だ。
また、環太平洋火山帯は、火山が数多く存在するのと同時に、大地震の多発地帯でもある。特に、過去発生したM9クラスの超巨大地震のほぼすべては、この火山帯上で発生しているのだ。前述の高橋学氏は、「(3.11の)震災以降、東日本の火山は一斉に噴火準備に入っているということを前提に危機に備えなければいけません」(『週刊ポスト』2014年10月24日号、小学館)と警告している。今の日本は、巨大地震の発生のみならず、各地で火山噴火の恐れにも直面しているのだ。当面の間は、何が起きても不思議ではないものとして、あらゆる事態を想定した備えをしておくことが大切だろう。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。