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「箱根山は◯年以内に噴火する」学者や予言者の見解が完全一致!! 富士山大噴火につながる可能性も!?
http://tocana.jp/2015/05/post_6382_entry.html
2015.05.13 TOCANA
箱根山が不穏な空気に包まれている。先月中旬に大涌谷(おおわくだに)付近ではじまった火山性地震は26日から急増、今月5日には噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)へと引き上げられた。箱根ロープウェイは全線運休し、大涌谷は立入禁止となるなど、現地の観光にも打撃を与え、地元住民を不安に陥れている。こうした中で、気象庁は小規模な水蒸気噴火が発生する恐れはあるが、大噴火の可能性は低いと発表した。ところが今、箱根山の噴火とそれに続く富士山大噴火を危惧する科学者や予言者がいるのだ。
■箱根山の危険な兆候
本題に入る前に、箱根山の歴史と現状を確認しておこう。約40万年前に活動を始めた箱根山は、これまでも噴火を繰り返してきた。最後に噴火したのは約3,000年前のことだが、その後も水蒸気爆発が3回ほど起きたと考えられている。その際は、大涌谷付近が噴火口だったという。
箱根山は、フィリピン海プレートの上に乗っているが、陸側のユーラシアプレート、北アメリカプレート、さらに太平洋プレートの4つがちょうどせめぎ合う、特異で複雑な場所に位置する。先月25日のネパール大地震の翌日から火山性地震が急増したのは、ユーラシアプレートの活動の影響もあると考えられるかもしれない。
地震学者で武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏は、「箱根山は、いつ噴火が起きてもおかしくない状況です」「7万年前に噴火した時には、火砕流が横浜市の辺りまで到達したことが確認されています。噴火すれば、新幹線のような速さの火砕流が、湘南地区を覆う可能性もあります」(日刊ゲンダイ、2015/05/08)と語っている。島村氏によると、M9クラスの地震が起きた後、5年の間に火山噴火が起きる例が多いという。
GW明けにも不穏な事態が生じている。国土地理院は8日、大涌谷の谷底付近で直径200mの範囲が最大6cm程度隆起したとする解析結果を発表した。担当者は「地下の浅いところで地殻変動が起きている可能性がある」(朝日新聞、2015/05/08)と話している。9日には、大涌谷から湯を供給されている箱根町の温泉宿で、通常は白濁色の湯が黒く濁ったという。
■箱根山と富士山の連続噴火の危険も!?
さて、これまで、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震など数多くの大地震を予測・的中させてきた木村政昭・琉球大名誉教授は、箱根山の異変について、「房総半島南東沖、日本海溝の南に大きなひずみがたまっており、関東方面にプレッシャーをかけている。箱根山の下にあるマグマだまりがそのプレッシャーに押され、マグマだまりが上昇してきた状態です。今後は水蒸気爆発にとどまらず、最悪の事態でもあるマグマ噴火もあり得る状況と考えておいた方がいいでしょう」(東スポWEB、2015/05/08)と警戒する。
木村氏は大地震の予測だけでなく火山噴火の予測も行うが、これまで三宅島(1983年)、大島三原山(1986年)、雲仙普賢岳(1991年)、御嶽山(2014年)などの噴火を的中させている。木村氏の地震予測メソッドとして「地震の目」というものがあるが、これは周囲に比較してしばらく地震が起きておらず、ストレスがたまっている空白域を指す。同様に火山噴火の予測では「噴火の目」という概念を使用する。
その木村氏が8日に自身のHPを更新、「箱根火山の噴火の目」と題したページを公開したが、そこにある図には箱根山あたりに「噴火の目 2015±5年?」と記されている。そして同ページのコメントには「箱根火山の噴火の目(?)が出ています。注意が必要と思われます」と書いている。
氏はこれまで、箱根山については「噴火の目」が見られないとして、噴火の可能性に否定的な立場をとっていたが、ここにきてついに噴火予測を発表したというわけだ。これは暫定的な予測であるかもしれないが、2020年までに噴火があると示したことになる。同様に、氏は富士山の噴火も「2014±5」(2009年〜2019年)と予測していることから、箱根山の噴火と富士山噴火が連続して起きる、最悪の事態も懸念されるというのだ。
■あの予言者の見解とも一致!!
さらに、東日本大震災の発生を的中させた予言者・松原照子氏は、2014年10月21日の「日本は火山列島」と題したブログ記事で、「箱根山は富士山と連なっているので、あの大涌谷は今後よく観察しないと心配です。富士山噴火が先か、箱根山が先か。こんなことを書きたくなる自分がとても嫌なのですが、地図を見ていると西之島から御嶽山を一本の線で結ぶとやけに富士山 箱根山 伊豆の山々 新島 神津島辺りが気になって来ます」と書いていたのだ。
日本を代表する予言者と高い予測的中率を誇る地震学者の両者が、富士山と箱根山の噴火をシンクロして懸念していることになり、これは単なる予言とは異なり説得力が増してくる。
富士山も箱根山も、ひとたび大噴火を起こせば日本経済に大打撃を与える事態になると想定されている。松原氏が懸念するように、2020年の東京オリンピック開催さえ危ぶまれるかもしれない。万が一、悪夢のシナリオが現実になったとしても、小規模な噴火で終わってほしいと祈るばかりだ。いずれにしても、あらゆる事態を想定し、日頃の備えだけは怠らないようにしたいものだ。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
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