http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/588.html
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4月26日14時ごろより、活発な地震活動を続けている箱根火山ですが、大涌谷の活動のみが注目されてますが、温泉地学研究所で公開されている発生した火山性地震の分布図をみると、轟音をあげながらものすごい勢いで噴気を上げてる大涌谷だけでなく
箱根の宿泊施設やレジャー施設が建ち並び観光客でにぎわう芦ノ湖北岸から、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイライン、神奈川県道738号・静岡県道337号が交わる箱根山の外輪山の西側にあたる湖尻峠まで、広範囲にわたりその地下で火山性地震が発生しているのがわかります。
箱根山 立ち入り禁止区域外でもマグマから発生の火山ガス量増加 噴火への注意必要
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00292737.html
活発な火山活動が続いている神奈川県の箱根山で、専門家が火山ガスの調査をした結果、マグマから発生するガスの量が増えていて、引き続き、噴火への注意が必要なことがわかった。
箱根山で火山ガスの調査を行っている東海大学の大場 武教授は19日、立ち入り禁止区域となっている大涌谷から、およそ900メートル離れた場所で、火山ガスを調べ、二酸化炭素の割合が、5月11日に行われた前回調査に比べて、高くなっていたという。
大場教授は「(二酸化炭素の割合が)38だったのが、きょうは47に増加してきている。マグマから出ている地中の気体が、上に上がってきている」と話した。
大場教授は、活発な火山活動の収束には、3カ月ほどかかると指摘している。
箱根山 大涌谷で最大12cm程度隆起 膨張続いている可能性も(15/05/17)
噴火警報が発表されている神奈川県の箱根山で、5月15日までに、大涌谷の狭い範囲の地面が、最大で12cm程度隆起していることがわかった。
国土地理院によると、15日、観測衛星「だいち2号」を使って、大涌谷付近を調査したところ、規制区域内の直径200メートルの非常に狭い範囲で、以前より最大12cm程度地面が隆起していたことがわかった。
5月7日の観測の際は最大6cm、10日には8cmと、隆起は徐々に大きくなっていて、山の膨張がさらに続いている可能性がある。
気象庁では、箱根山の地殻変動は続いているとして、引き続き、小規模な噴火に警戒を呼びかけている。
箱根山の火山活動に関する情報|国土地理院
2015年5月8日:
陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の観測データを利用して、箱根山の火山活動に伴う地殻変動を大涌谷で検出しました。
また、神奈川温泉地学研究所の傾斜計のデータを見ると、芦ノ湖北岸の湖尻、小塚山、駒ヶ岳など広範囲に地殻変動が続いている模様。
傾斜計データ:南北成分
傾斜計データ:東西成分
さらに、地殻に変動があるとその上空の電離層に影響が出ることが指摘されているが
地震的中の早川氏が指摘する次の“不気味な兆候” 箱根山上空で電離層異常 (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
と
箱根上空で電離異常の兆候が指摘されるなど箱根全域にわたって心配な兆候が出ているように思えるのだが、どうなのだろうか?
なお、地殻変動と電離層との関係は以下がわかり易い。
地震予知は可能か--注目される地震直前の岩石の動き - CNET Japan
局地的な磁場や地球の電離層などの物理的現象における僅かな変化が大地震の前兆となる可能性を探る、新しい研究が行われている。
データはまだ最終的ではなく、懐疑的な見方をする専門家も多いが、そんな中、期待を持てそうな研究が生まれた。それは地震直前の岩石の動きを調べるというものだ。
1989年のサンフランシスコ大地震の後、磁力計のデータを過去にさかのぼって観察したスタンフォード大学の研究者は、この地震で動いた断層に近いある地域の電磁データが、地震発生2週間前に大幅に上昇していたことに気付いた。地震発生3時間前には、電磁場の数値が通常レベルの60倍に上昇した。また地震が収まってから数週間は高い数値が観測され続けた。
NASAやSearch for Extraterrestrial Life(SETI)Instituteの研究者であるFriedemann Freund氏は、岩石に圧力をかける実験を行い、不活性な岩石は圧力を受けると通常プラスの電荷を生むことを発見した。圧力が高まるにつれてプラス電荷が増えて電場を作り、その電場が磁場を作る。
「岩石に高い圧力をかけると電池になる」と同氏は言う。
Freund氏の実験は研究室内で行われたものだが、これをより広い地域に当てはめてみれば、適当な条件の下で、この現象が断層の周辺地域で電磁場の変化を引き起こす可能性はある。
圧力をかけられた岩石が正電荷を放出することは、地震の前兆と呼ばれるもうひとつ現象も説明する。地球が正電荷を帯びると、上空約90キロメートルを覆う電離層にある分子が正電荷を帯びて層から押し出され、その代わりに負電荷を帯びた分子がそこに入る。
このように、電離層の一部が負電荷を帯びた分子に突然入れ替わることは、電波とその受信を干渉する。実際、電波干渉は大規模な1960年のチリ大地震と1964年のアラスカ地震の数日前にも起こっている。
地震前兆シグナルを解読する
https://sites.google.com/site/macroanomaly/freund
通常、岩石は良い絶縁体であり、電流を通しにくいと考えられている。しかし、ペルオキシ結合を含む鉱物からなる岩石では事情が異なる。そのような岩石に圧力が加わるとペルオキシ結合が壊れ、移動可能な電荷キャリアが突然現れる。この電荷キャリアは正孔(*)と呼ばれ、鉱物内を移動するようになる。
実験の結果、圧力をかけられた岩石は電荷キャリア(正孔と電子)の発生源となることを確認。正孔と電子は互いに逆方向に移動するが、岩石の圧力がかかっている部分と圧力がかかっていない部分の境界で異なる挙動を示した。正孔は境界部分を通過できるが、電子は通過できない ― つまり境界部分はダイオードと同じ機能を持っている。圧力のかかっていない花こう岩は正孔を通し、p型半導体(**)のように振る舞う。一方、電子は、n型接続(***)がある場合(この実験では銅製電極)にのみ圧力のかかった花こう岩から流れ出すことができる。
圧縮火成岩の P 型電気伝導とその地殻電気伝導度構造への影響の可能性
http://www.eqh.dpri.kyoto-u.ac.jp/CA/2008/Takeuchi_et_al_CA2008.pdf
地殻内比抵抗異常による誘導電流の 攪乱とその地震予知へ
http://www.eqh.dpri.kyoto-u.ac.jp/CA/1976/Honkura_CA1976.pdf
箱根の火山活動が箱根全域に拡大の様相? 大涌谷警戒だけでいいのか - 気になるメモメモφ(.. )
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