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日本の火山の噴火警戒レベル ※の蔵王山は噴火警戒レベル対象外の火山。小規模噴火が発生する可能性があるとして気象庁は4月13日、噴火警報(火口周辺危険)を出した
危機は箱根だけではない 全国で火山活動が活発に 火山付近ではM7級も
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150508/dms1505081830016-n1.htm
2015.05.08 夕刊フジ
不気味な蒸気を上げる箱根山の大涌谷(おおわくだに)=7日午後
蒸気を激しく噴き上げる神奈川県の箱根山。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げられて以降、7日も火山性地震が観測され、地元では不穏な日々が続いている。箱根山に限らず、気象庁がレベル2以上の警戒を呼びかける活火山は、全国で10カ所も存在し、至るところで噴火危機にさらされているともいえる。御嶽山(長野県・岐阜県)の噴火を筆頭に、にわかに動き出した活火山。いつ起きてもおかしくないという大地震との関連性はあるのか。
気象庁によると、箱根山は2009年3月から警戒レベルが運用され、6日の引き上げは初のケース。5日の火山性地震は観測データがある01年以降で最多の116回を記録し、7日は12回、8日は午前8時までに13回を数えた。
箱根山と同じ警戒レベル2の火山では、6日に今年3回目となる火山性微動が観測された吾妻山(山形県・福島県)などがある=図。レベル3には昨年9月に水蒸気爆発を起こし、57人の死者を出した御嶽山。7日に爆発的噴火が今年500回目に達し、1955年の統計開始以来、最速ペースを記録した桜島(鹿児島県)などが含まれる。
まるで火山が一斉に活動しだしたかのようで、必ずやってくるという巨大地震の前触れなのか不安にもなってくる。
「結論からいうと、首都などの大都市を襲うような大きな地震の前触れではないだろう。噴火が起こり、火山灰に襲われることはあるかもしれないが、都市部を揺れが襲う要因となるのは、人口が多い鹿児島市の近くにある桜島ぐらいのはずだ」
夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授はこう指摘する。
必ず来るとされている首都直下型や南海トラフ連動の大地震につながるようなことはないようだが、噴火寸前の箱根山のような「警戒区域」はもちろん注意が必要だ。火山活動が起きている周辺では、尋常ではないエネルギーの直下型地震が起きる可能性があるという。
「マグマは地面から深さ90〜130キロの部分にあり、大陸プレートより重量が軽いため下から入ってきて大陸プレートを押し広げ、ゆがみを発生させる。マグマだまりは火山の下にあるため、直下型地震が及ぼす範囲はローカルなものだが、一度起きた場合の被害は小さくない。地震の規模は最大でマグニチュード7級になるだろう」(島村氏)
すぐに都市部に危険が及ぶ可能性は低そうだが、用心するに越したことはない。
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