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箱根山を震源とする有感地震も観測(C)日刊ゲンダイ
箱根山の危険な動きは「東京直下地震の前触れ」と専門家指摘
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159570
2015年5月8日 日刊ゲンダイ
噴火の予兆なのか――。箱根山の不気味な動きに、日本中が大騒ぎになっている。
気象庁は6日、箱根山の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げた。小規模な水蒸気噴火が起きる恐れがあり、火山灰や噴石が降る可能性があるという。大涌谷では、真っ白な強い噴気が確認されている。
箱根山では4月26日から大涌谷付近を震源とする火山性地震が増え、箱根町湯本では体に感じる震度1を5日午前6時台に2回、午後9時台に1回観測している。箱根山で何が起きているのか。武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)が言う。
「箱根山は、いつ噴火が起きてもおかしくない状況です。ただ、いつ起きるかは経験と勘だけが頼りです。7万年前に噴火した時には、火砕流が横浜市の辺りまで到達したことが確認されています。噴火すれば、新幹線のような速さの火砕流が、湘南地区を覆う可能性もあります」
■富士山噴火の可能性は?
危険なのは箱根山だけではない。地球規模で見れば、“至近距離”にある富士山の噴火だ。
「箱根山と富士山は約25キロしか離れていません。数十万年前に、島が本州にぶつかる形で伊豆半島ができ、2つの山は同時期に形成された。関連性は否定できません。世界ではマグニチュード9クラスの地震が起きた後、ほとんどのケースで5年の間に、震源近くでいくつもの火山が噴火しています。日本では3.11の後、噴火が起きたのは御嶽山の1度だけ。富士山などで、いつ大噴火が起こってもおかしくありません」(島村英紀氏)
御嶽山の噴火では、東京ドームの容積の4分の1の噴出物(火山灰や溶岩など)だったが、箱根山や富士山が“大噴火”すると、その噴出物は東京ドーム約250杯分もの量に達するという。
元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)は、こう言う。
「箱根山や富士山の噴火よりも可能性が高いのは、東京直下型の大地震です。歴史的にみても、箱根山が噴火することは考えにくい。むしろ、今回の箱根山の動きは、東京直下型地震の“前触れ”ではないでしょうか。東日本大震災でエネルギーが“解放された”といわれていますが、関東地方に“移ってきている”と考えるべきです」
日本列島に、とんでもない異変が起きているのは確かなようだ。
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