http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/entries_by_earthquake_center?earthquake_center_code=903

で「鳥島近海」を震源とする2008年以降の地震のデータベースを見ることが出来ます。5個程度をチェックしてみましたが、どれも震源深さは400キロ程度で非常に深い地震ばかりです。つまり、今回の「ごく浅い」地震は非常に珍しものだということです。

更に今回の地震で特徴的なのは、震度が観測されていない点です。

http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20131218215543.html
発生時刻 2013年12月18日 21時54分頃
震源地 鳥島近海
最大震度 震度1
位置 緯度 北緯 30.2度
経度 東経 139.0度
震源 マグニチュード M5.2
深さ 約440km
震度1
東京都 小笠原村

で分かるように小笠原には震度計が設置されています。これに震度が観測されていず、しかし、Ｍ5.9でごく浅い地震であるというのはとても珍しいと思います。

フィリピン海プレートが動いたのか、それとも、太平洋プレートが動いたのか、ともかく、動いた方のプレート周辺で後続の大地震の可能性が高いと思います。

「最新7日間」と「最新30日間」のマップにはそれらしいドットが表示されています。

ただ、北緯31.5度　東経140.1度　のはずが、
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=7days&rn=25717

では、北緯はほぼ上の数値に合った一ですが、東経は143度ぐらいのところになって市あっています。赤いドットですから「ごく浅い」地震と言う事では整合性があります。

多分、今朝の時点では「最新24時間」のマップにこの地震が表示されていなかったようなので、24時間以上が陸域から遠い地震の表示にはかかると言う事だと思います。

しかし、どの海域はそうやって24時間以上遅れるのかが公表されていないのは？？だと思います。今のままですと、「最新24時間」のマップと「最新7日間」のマップを見比べて、遠洋の地震が最新24時間では起こっていないと勘違いしてしまいます。