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2027年に東京・名古屋間での開業を目指しているリニア中央新幹線が、昨日、試験走行で「603キロ 世界最高速度更新」のニュースで賑わっておりまして、実に、喜ばしいことですが、
■東日本大震災から16年後、リニア新幹線の開業前後に南海トラフ地震が発生か?
ところで、東日本大震災から4年が経過し、地震の記憶も少しずつ薄れて来た今日この頃ですが、東日本大震災の後、↓な話題が上っていたのを記憶されている方もいらっしゃるかもしれませんが
東日本大震災と同レベルの震度・津波被害とされる貞観地震(869年)…古文書によると、その後9年周期で大地震(関東・南海)が連鎖発生してるらしいですね。「歴史は繰り返す」としたら、2011年から9年後の2020年に首都直下、さらに9年後の2029年に南海トラフが起こるということに。
リニア新幹線開業予定の2027年頃が、ちょうど、次の南海トラフ地震の発生するかもしれない時期と一致しちゃうのですね。
■リニア中央新幹線は断層の巣窟
ところで、全線の約9割はトンネルと言われるリニア中央新幹線。
上の図と、下の産総研の活断層データベースの図を比較するとリニア新幹線って、
いくつもの活断層を横切って計画されてる新幹線だったのですね。
東日本大震災の際には、それまで全く活動が知られていなかった塩ノ平断層を含む、井戸沢断層・湯ノ岳断層が活性化
11日夕に最大震度6弱を観測した東日本大震災の余震(マグニチュード7.0)を起こした正断層が、福島県いわき市の地表に現れているのを東北学院大や山形大、東京大などの研究チームが見つけた。少なくとも7キロにわたって、最大で上下に約1.2メートルの段差が確認された。 現地を調査した山形大地域教育文化学部の八木浩司教授によると、震源の付近には、長さ約20キロの井戸沢断層があることが知られており、その北端から7キロにわたって地表面で地面のずれが確認された。 いわき市田人町の畑や道路では上下に約1〜1.2メートル、水平に約30センチのずれがあり、西側の地面が下がっていた。断層のタイプは「正断層」で地震波の解析データとも一致した。 八木教授は「断層が現れた近くの斜面では土砂災害も発生している。同じ規模の余震は、他の地域でも今後起きる可能性がある」と注意を呼びかけている。
↓地表にこんな段差がいくつも出来ておりましたが、
さて、全線の9割がトンネルの断層の巣窟を横切るリニア新幹線。
どこかのトンネル内で断層がズレたら、
『開業したばかりのリニア中央新幹線。トンネルの掘り直しのため、運転再開メド立たず (by.NHK)』
なんて、前代未聞のニュースが流れちゃうのですかね〜〜〜
実際、東海道本線の丹那トンネルでは、掘削中に北伊豆地震が発生してずれが生じ、掘削中だったのでトンネルを曲げる形で掘りなおしで、その昔、なんとか、対応したようですが
1930年(昭和5年)に、西から掘り進んでいたトンネルが、明瞭な断層に到達した。断層を突破するため、数本の水抜き坑が掘削されていたまさにその時、その断層を震源とする地震(北伊豆地震)が発生した。ある水抜き坑では、切羽全体が横にずれて、坑道一杯にきれいな断層鏡面が現れた。地震で断層が動いた影響で、熱海側(東側)の地面が函南側(西側)に対して北へ2mほど移動した。このずれのため、本来直線で設置する予定だったルートが、S字型にわずかに修正されている。(丹那トンネル - Wikipedia)
リニア中央新幹線。こんなルートで開業して大丈夫なのだろうか。
ちょっと、気になる話題でした。
全線の9割がトンネルのリニア新幹線は断層の巣窟。トンネルの掘り直しのため、運転再開メド立たず? - 気になるメモメモφ(.. )
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