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今年4月にはアメリカ中西部で巨大竜巻が発生(C)AP
3年前は茨城で被害 “春一番吹かず”の夏は「巨大竜巻」が襲う
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/158972
2015年4月15日 日刊ゲンダイ
おかしな天気が続く。東京では桜の開花後に雪が降ったかと思えば、高知・土佐清水では観測史上最高となる3時間雨量が216ミリを記録。九州や四国に広く豪雨をもたらした雨雲は14日、東海や関東の太平洋沿岸を水浸しにした。春先にこれでは、梅雨から夏が思いやられる。
ウェザーマップの気象予報士・高橋和也氏が言う。
「土佐清水の3時間で200ミリ超の雨量は異例ですが、2年前の4月6日から7日にかけては、海老名230ミリ、箱根160ミリ、日吉150ミリなど神奈川県内で激しい雨量を記録しました。どちらも前線と低気圧のダブルパンチの結果で、条件によってはいつでも起こり得ます。この先も十分な注意が必要です」
今週末は全国的に晴天に恵まれるようだが、油断禁物だ。日本の南・父島から沖縄諸島にかけての海面水温が、3月まで平年並みだったのに4月に入って1〜2度上昇している。今のところ21〜24度ながら、このまま夏になれば、海面水温は例年以上に高くなる。26度以上になると、先日バヌアツを襲ったようなスーパー台風が生まれる条件ができるが、夏の沖縄近海は26度以上なのだ。
「昨年の台風11号は本州接近時は950ヘクトパスカルでしたが、発生当初はバヌアツ台風と同じカテゴリー5の920ヘクトパスカルでした。夏になれば、それくらいの猛烈な台風を生む上昇気流が日本近海にあり、日本列島に湿った空気を送り込んでいるのです。夏の暑さをもたらす太平洋高気圧は弱くなることがあります。そういうタイミングで、北から寒気が入り込むと、大気が不安定になり、巨大竜巻が生まれるのです」(海洋研究開発機構アプリケーションラボ・山形俊男氏)
実は今年、春一番が吹かず、話題になった。そういう年は天候が荒れやすく、同じように春一番と無縁の3年前は、茨城が巨大竜巻に襲われ、隣の栃木も含め2000棟が被害を受けた。ニュースで屋根を吹っ飛ばされた映像は、今年のバヌアツと同じ光景だ。悪夢再来か。
「異常気象が異常でなくなっているので、巨大竜巻はいつ襲ってきても不思議はない」(前出の高橋和也氏)
3年前の茨城竜巻来襲は5月6日。夏はもちろん、春先の気温上昇さえ危ないのだ。
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