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東日本大震災との連動噴火 吾妻山の危険性を監視センター警鐘(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/473.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 11 日 20:18:05: igsppGRN/E9PQ
 

東日本大震災との連動噴火 吾妻山の危険性を監視センター警鐘
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150311-00000020-pseven-soci
週刊ポスト2015年3月20日号


 1950年以降、M9クラスの地震は世界で7回起きているが、そのうち6つの地震では4年以内に近隣の複数の火山が噴火している。例外は東日本大震災でこれを除けば、確率は100%になる。

 東日本大震災との“連動”の危険性が最も高いのはどの火山なのか。過去の6地震では、噴火した火山の半数以上が震源から約400キロ圏内にある。東日本大震災の震源から見て、東北地方の山である可能性が最も高いと考えるのが自然だ。その兆候はすでに現われている。

 気象庁は2月24日に発表した資料で、東北地方にある11の活火山のうち4火山について、火山活動の推移に注意を呼びかけた。4火山とは八甲田山、秋田駒ヶ岳、蔵王山、吾妻(あずま)山だ。

 八甲田山では2013年から地下のマグマの蓄積を示す地殻変動が見られ、山頂付近の地震活動が続く。秋田駒ヶ岳では地表面の温度が高い地熱域の活動が続き、植物が枯れるなどの現象も起きている。蔵王山では2014年8月以降、火山性微動(※注)が断続的に発生し、現在も頻発している。

【※注】火山性微動は数分から数時間揺れが続くもので、地震とは異なりマグマや水蒸気の移動などによって起こる振動を指す。火山性地震とは火山およびその周辺で発生する地震のこと。

 特に警戒が必要なのは吾妻山だという。

「吾妻山は昨年12月12日に継続時間の長い火山性微動が発生し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。レベル2というのは東北では初めてのことです。1月14日には1日に193回もの地震が発生し、1月は744回にのぼりました。ともに1998年11月以降で最多です」(仙台管区気象台地震火山課火山監視・情報センター)

 御嶽山が噴火する前の警戒レベルも「2」だった。すでに東北4山周辺のホテルや旅館ではキャンセルが相次ぎ、「商売あがったり。風評被害だ」と訴えるホテル関係者もいる。毎年5月に蔵王山周辺で催されている自転車ロードレース『日本の蔵王ヒルクライム・エコ2015』も今年1月に中止が決定した。

 しかし、警戒には十分な妥当性がある。観光への悪影響を懸念して地元住民たちの口は重いが、彼らも“異変”は認識している。

「2週間ほど前のことだが、普段は火口からの蒸気は1本なのに、2本の蒸気が上がっていた。2月17日に岩手県沖で最大震度5強の地震があったこともあり、みんな不安を感じている」(秋田駒ヶ岳の周辺住民)


 

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コメント
 
01. 2015年3月11日 20:23:15 : Olc8z08lO6
M9大地震後に周辺火山噴火例多数 東日本の火山一斉噴火準備
2014.10.17 07:00

 死者50人を超す御嶽山噴火の悲劇は、なんとしても教訓とせねばならない。専門家たちの詳細なデータ分析は、首都圏を含む大都市にまで被害を及ぼす危険な兆候をキャッチしている。

 警戒を促す専門家の多くは巨大地震と火山の噴火の連動性に注目している。M9クラスの巨大地震の後に周辺の火山が噴火するケースは非常に多い。危機管理ジャーナリストの渡辺実氏の話。

「21世紀に入ってからM9クラスの地震は5回起きていますが、そのいずれも、数十時間から数年間の間に近隣の火山が噴火している。1960年のチリ地震の翌日にはコルドンカウジェ火山が噴火した。チリでは2010年にもマウレ地震と呼ばれるM8.8の地震が発生していますが、翌2011年から2012年にかけて、コルドンカウジェ火山と同じ火山群で噴火が相次ぎました。2004年のスマトラ沖地震の翌年には、震源地の西方にあるタラン火山が噴火しています」

 20世紀最大級の噴火といわれる1991年6月のフィリピンのピナツボ火山の噴火も、前年の7月に発生したフィリピン地震(M7.8)に誘発されたものと考えられている。

 日本の周辺でも、1952年のカムチャツカ地震(M9.3)の3年後にカムチャツカ半島にあるベズイミアニ火山が1000年ぶりに噴火し、その後、現在に至るまで活発な火山活動を続けている。

 1707年の富士山大噴火は、いわゆる南海トラフに起因する宝永地震(M8.6)のわずか49日後のことだった。立命館大学歴史都市防災研究所教授の高橋学氏は巨大地震と火山噴火のメカニズムをこう説明する。

「プレート境界で巨大地震が起きると、つかえが取れてプレートの沈み込んでいくスピードが上がり、その摩擦でプレートが溶けて大量のマグマになり大噴火を引き起こすと考えられています」

 2011年の東日本大震災以降、高橋教授によれば通常年間10センチほどだった太平洋プレートの沈み込みが、年間30〜40センチにまで速度を上げているという。

「震災以降、東日本の火山は一斉に噴火準備に入っているということを前提に危機に備えなければいけません」(高橋氏)

http://www.news-postseven.com/archives/20141017_281923.html


02. 2015年3月11日 20:39:10 : kzPRHKmq0c
火山爆発して大量の火山灰が降れば、当然、森林の樹木は枯れるものが多い。
だから東北に限らず、そうした木材の利用は大いに推進すべきでしょう。
どうせ放置林が多く、もっと伐採した方が良いのですから今から有効利用を政策ですすめるべき。
昔は放置林の材木はうまく利用できなかったのですが、今は合板は集成材など、更に建材用だけでなく燃料の薪や木材チップなどいくらでも利用できます。
建材は不燃処理も可能。ただこれがやや高価なので国の補助が欲しい所。
今だ仮設住宅の人も多い中、先回りして木造の介護施設建設支援でもしたらどうか?
そもそも公共施設のハコモノの多くの割合が小規模な低層の公営介護施設だったら、「バラマキ」とか「無駄使い」とか言う人は少なかったはずだし、大都市集中による地方の過疎化、空洞化もなかったからわざわざ「地方創生」とか言わなくても良かったはず。
更にそれらに木造住宅や内装とかに木の建材を取り入れた公的介護施設なら、放置林も少なかったので杉花粉症も少なかったはず。
これで国の財政はかなり良かったはず。
まあ確かに木材不燃化の技術は最近からだから、仕方なかったのかも知れませんが、こう言う革命的技術が生まれた場合は、公共事業の考え方を根本から見直すのも大事でしょう。

03. 2015年3月11日 20:54:42 : kzPRHKmq0c
02です。
一部訂正。
「今は合板は集成材」→「今は合板や集成材」

追記ですが、住宅や病院、学校、保育園などの高台移転でも伐採される木、特に杉は多いと思われます。
こうした移転の必要があるところは日本に多いはず。
公的事業は公共工事より移転支援補助方式の方が民間の住宅ローン対策には良いかも知れません。


04. 2015年3月12日 13:21:49 : JkIdG5xFc6
一言予言。大地震も大噴火も絶対来ません。

[32削除理由]:削除人:アラシ

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