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東日本大震災3・11を当てた地震専門家が警鐘 次はM8・5巨大地震が首都圏を襲う!(1)
http://wjn.jp/article/detail/4388272/
週刊実話 2015年3月12日 特大号
2月17日の午前と午後、東北地方の太平洋側を震源とする強い地震が相次いで発生した。気象庁地震火山部の長谷川洋平課長は会見で、「いずれも東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震」としている。
同日は、まず午前8時6分ごろに岩手県三陸沖を震源とするM6.9の地震が発生した。青森・岩手・秋田・宮城の各県では震度4の揺れを記録し、午前9時過ぎには岩手県久慈港で最大20センチの津波が観測された。それから約3時間半後の午後1時46分ごろ、今度は岩手県沖を震源とするM5.7の地震が発生。震度5強の強い揺れを観測した青森県階上町の役場では、建物の一部にヒビが入ったという。
立て続けに発生した2つの地震。気象庁は「たまたま連続した」としているが、東京大学の笠原順三名誉教授は発生場所について「3・11の地震が引き金になって、誘発されるような関連する地震が起こりやすい場所」と話し、連続性についてこうも語っている。
「最近では、同じ場所で大きな地震が繰り返し起こるというふうに考えられていますね。今日の地震は、同じ緯度の所で起きまして、同じ沈み込みの境目で起きたと。2つの地震に挟まれた場所のひずみが解放されると(その両サイドに圧力がかかって)結構大きな地震が起きて、大きな津波も起こす可能性があります」
つまり3・11の余震域では地震が多く発生したため、地震を引き起こすプレートの境界線のひずみがほとんど解消された状態にある。ところが、あまり地震の起きていない北側や南側ではひずみが解消されず、連続して地震が発生しやすい場所だという。
琉球大学理学部名誉教授の木村政昭氏も言う。
「確かに3・11の震源域はストレスが取れたが、その北側と南側は太平洋プレートの圧力が強まっている。北側では昨年8月にM6.1の中規模の地震が発生しましたが、今後も大地震が発生する危険は残っています」
また、米国の研究チームは3・11の後、こんな不気味な発表をしているのだ。
「過去1100年間の地震活動の記録を踏まえて分析した結果、福島、茨城両県沖では1938年の地震(M8.1)以降、1年間に約8センチの地殻変動があり、73年間でプレートが約6メートル沈み込んでプレート境界でひずみが蓄積したとしている。さらに、今後起きる地震が過去の地震よりも大きくなる可能性があると結論づけているのです」(サイエンスライター)
では、次はどこが危ないのか。とりわけ東京が巻き込まれる巨大地震はどこで起こるのか。
前出の木村氏は、3・11の巨大地震を独自の「“地震の目”理論」で的中させたことで知られる。まず、「地震の目」に関して説明してもらった。
「“地震の空白域”という考え方があります。地震学会の大勢は、周りが大きな地震が起こっているのにまったく起こっていない所として、その空白域が危ないと見て、だからこそ東海地震が起こると警鐘を鳴らしている。しかし、全然起こらない。それに対し私の提唱する“地震の目”理論では、地震の空白域だったが、ある時期から中小規模の地震(M6.5未満)が頻繁に起こる地域に注目しています。3・11の震源域は空白域でありながら、中小規模の地震が度々起こっていた。学会の大勢はノーマークだったが、私は危ないと見て2009年頃に次はここだと予測したのです」
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東日本大震災3・11を当てた地震専門家が警鐘 次はM8・5巨大地震が首都圏を襲う!(2)
http://wjn.jp/article/detail/1130501/
週刊実話 2015年3月12日 特大号
これに当てはめれば、先に挙げた3・11の震源域の北側はまさに地震の目が出ている真っ最中。木村氏は岩手県沖の地震の規模をM8.5、発生日を2019年±5年と予測し、自身のホームページでも公開している。そしてこの“地震の目”は、伊豆・小笠原諸島周辺地域に存在するというのだ。
小笠原諸島といえば、一昨年の11月に噴火とともに突如陸地が現れ、現在も拡大を続けている西之島が思い浮かぶが、この動きも不気味だという。
「西之島の地下では現在も猛烈な火山活動が続いている。通常の火山活動にとどまらず、噴火が巨大地震を誘発することも考えられるのです」(木村氏)
木村氏によれば、西之島の噴火は「P3噴火」の可能性が高いという。木村氏の地震予知方式によると、「P1」「P2」「P3」と呼ぶ火山噴火の段階を経て、大地震が発生する。「P3」の状態は群発地震が発生した後で小規模の噴火が起きる段階であり、その後に大地震が発生する可能性があるというのだ。
現在の西之島の状態が「P3」の噴火であるとすれば、今後、周辺域で大地震が起きる可能性は十分にある。しかも、西之島のすぐ北は“地震の目”だ。
「伊豆・小笠原諸島周辺で発生する地震はM8.5で、時期は2012年±5年。日本列島から離れているため、地震動そのものは3・11ほど大きくはない。ただし想定震源域のどこで発生するかで違ってくるでしょう。日本列島から近いところで起きると、東京での最大震度5になります」(同)
今年が'15年であることを考えれば、その日は刻々と迫っていることになる。予測によれば揺れの方はさほどでもなさそうだが、問題は津波だ。
「太平洋プレートは分厚いが、想定震源域が乗っているフィリピン海プレートは歴史が若く厚さも太平洋プレートに比べて薄いため、跳ね上がりやすい。津波は海底の垂直の動きに反応することから、巨大地震が起きると10メートルぐらいの大津波が発生すると考えられます。そこから全方位に散った波は、関西、九州、琉球諸島にまで及ぶと見ています」(同)
津波の恐ろしさは3・11で思い知らされたが、果たして東京湾を津波が襲った場合は大丈夫なのだろうか。これまで、東京湾への津波は三浦半島と房総半島に挟まれた浦賀水道でエネルギーが大幅に減衰されると考えられていたが、実はこの見方には甘さがある。
木村氏が国の津波対策の甘さを指摘する。
「国の考え方は、地震が南海トラフなど西側で発生した地震の津波だけを考えている。小笠原といえば、東京湾の入口の真南です。津波の入射角度によってはまともに入ってしまう可能性があるわけです」
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