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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150218/k10015562981000.html
津波注意報の範囲広く 到達予想時刻10分程度早まる
2月18日 20時44分
17日午前、一時、岩手県の沿岸に津波注意報が発表された三陸沖の地震について、気象庁は、その後の解析の結果、実際の震源は100キロほど陸側に近かったと修正しました。
実際の震源で計算すると、青森県太平洋沿岸と北海道太平洋沿岸中部に津波注意報を発表する必要があったほか、津波の到達予想時刻も10分程度早める必要があったとしています。
17日午前8時6分ごろに三陸沖で起きたマグニチュード6.9の地震について、気象庁は当初、震源は三陸の東の沖合およそ210キロ付近だとして、岩手県の沿岸に一時、津波注意報を発表しました。
気象庁によりますと、この地震の震源について詳しく解析した結果、実際には当初の地点から100キロほど陸側に近いことが分かったということです。
この地震の10秒ほど前に近くで規模の小さい別の地震が起きたため、2つの地震の波形が重なって震源の位置を正確に特定できなかったということです。
気象庁は実際の震源で計算すると、青森県太平洋沿岸と北海道太平洋沿岸中部にも津波注意報を発表する必要があったほか、岩手県沿岸に発表された予想される津波の到達時刻も10分程度早める必要があったとしています。
岩手県の釜石港では、予想される津波の到達時刻は午前8時40分ごろでしたが、実際に津波の第1波が到達したのは5分早い午前8時35分ごろだったということです。
気象庁によりますと、現在の震源を特定する手法では、津波注意報を出すか判断するまでの数分間で詳細な分析を行うことは難しいということで、対応を検討したいとしています。
青森の住民「ぞっとする」
青森県八戸市の沿岸部に住む人は、「やはりぞっとします。津波の到達予想時刻を知らないと逃げ遅れることもあるので、正しい情報をお願いしたい」と話していました。
岩手の消防団「団員の安全確保困難に」
17日午前の三陸沖を震源とする地震で、10センチの津波が観測された岩手県宮古市では、消防団員が沿岸部を巡回して住民への避難を呼びかけたり、水門などを閉めたりしました。
宮古市では、津波注意報が出た場合、消防団員は予想される津波の到達時刻の10分前には活動を終えて、退避することになっています。
宮古市田老地区で17日、消防団員の活動を指揮した宮古市消防団本部の田中和七分団長は、「気象庁の予測する時刻に合わせて退避命令を出しているので、時刻が違うと活動中の団員の安全を確保するのが難しくなります。現場で活動する団員の命を守るためにも、今後は予測の精度を上げてほしいと思います」と話しました。
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