震度5以上をすべて的中のMEGA地震予測　その精度の高さ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150108-00000011-pseven-soci
週刊ポスト2015年1月16・23日号

　一昨年（2013年5月24日号）から、本誌・週刊ポストが注目してきた「MEGA地震予測」。昨年は、東大名誉教授・村井俊治氏によるこの予測法の精度の高さが実証された1年だった。

　2014年（12月25日現在）、国内では震度5弱以上の地震が8回発生した。村井氏はこのすべてを週1回発行のメルマガ『週刊MEGA地震予測』や本誌記事で事前に予測、的中させた。

　たとえば村井氏は、昨年5月30日号でこう指摘した。

〈現時点で注意が必要なのは北海道の函館の周辺です。（中略）函館はこれまで見ていてかなり特殊な基準点で、少し離れたところで地震が起きる際にも前兆現象が確認されることが多い。

　たとえば2003年に起きたマグニチュード8.0の十勝沖地震の際にも函館の基準点は動いていた。浦河沖で小地震も観測されているので、函館だけではなく道南の広い地域で警戒が必要です〉

〈東日本大震災も含めた4年間の隆起沈降の記録を分析したところ、東北6県のうち、青森の基準点だけは他と異なる動きをしていて、北海道と連動していたんです。距離的にも函館に近い青森は注意しておいたほうがよいでしょう〉

　すると7月8日に北海道南部・石狩地方で震度5弱の地震が発生。8月10日には青森県東方沖を震源とする震度5弱（青森県三八上北）の地震が起きた。

　その後、9月3日午後4時配信のメルマガでは、栃木県を「要警戒」とし、〈長野県、群馬県、栃木県、岐阜県の山脈地帯にまとまって異常変動が見られました。4県に5cm超の異常変動があります。要警戒です〉と解説。なんとその直後の同日午後4時24分、栃木県北部で最大震度5弱（日光市）の地震が発生した。

　極めつきは11月22日、長野県北部を襲った震度6弱の地震だ。

　村井氏は本誌9月8日発売号『2014年後半「大地震の予兆」マップ』で〈甲信越・飛地方は今年に入ってから隆起沈降を繰り返していることから警戒〉として、「飛騨・甲信越・北関東」を警戒ゾーンに指定。特に被害が大きかった北安曇郡白馬村を「異常変動地点」として示していた。

　村井氏は常に「私の予測はまだ場所や規模、日時を正確に提示できない不完全なもの」とするが、ピンポイント的中の連発という事実には驚くほかない。

＊村井氏が顧問を務める民間会社JESEA（地震科学探査機構）では、毎週水曜日にメルマガ『週刊MEGA地震予測』を月額216円で発行している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp/

コメント
01. 2015年1月08日 15:09:35 : nJF6kGWndY >「飛騨・甲信越・北関東」を警戒ゾーン 毎回100か所以上、予想しており、その範囲も、これだけ広いなら、外す確率は結構低そうだが 統計的な有意性を検証してみると良いだろうな http://matome.naver.jp/odai/2141745930386264401/2141855973666032003 今回も4cm超の週間異常変動を示した点が107箇所と多く、一斉異常変動がありました。 5cm超の異常変動の地点が24点、7cm超の地点が2点ありました。
02. 2015年1月08日 18:09:04 : 5T63w9fCWc 世に詐欺まがいの宣伝は信じるアホーがいる限り尽きない。
03. 2015年1月08日 19:41:39 : w3M1BHSquE まったくですなあ　震度５弱以上の地震なんて、一年に１０回前後はくるものであるから 範囲を広く取っていれば、ほとんど必ず当たるのは当然の事 しかも震度５なんて 大地震などとはとても言えないし　肝心の大震災はかすりもしてません 「年明け早々」　は、どこ行ったんでしょうかね　┐(−､−)┌
04. 2015年1月08日 21:39:34 : 4QMaceiCOY 　愛は　ＪＥＳＥＡを　当然　とって見ている　 　ま〜〜　現代人の常識だよね〜〜〜〜
05. 2015年1月10日 22:01:57 : gczbERW2nA 地震予想は色々あるようだが、私は村井氏のが最も優れていると思う。 地震は地殻の動きだ。村井氏の方法は地殻そのものの動きを計測してそれを根拠に予想を立てているからもっも解りやすく理にかなったものだと思う。
06. 2015年1月11日 03:13:33 : w3M1BHSquE 地殻の動きを観測する事は 確かに正しいと思われるし理にも適っているだろう だがその溜まったエネルギーが 何時、解放されるのかという判断になると その根拠は薄弱で いい加減と言わざるを得ない 何億年という時を掛けて ゆっくりゆっくり移動するプレートのひずみが、解放される時期など せいぜい数十年単位でしか予想など出来る訳が無い、例えどんなに観測精度が上がってもである 地球の歴史は４６億年、その流れから見れば 五十年や百年などのズレは“微々たる誤差”でしかない それまで百年周期で来ていた地震が、突然 ２００年周期に変わっても何も不思議では無いのである 「年明け早々に」 とか、「２月までに」 とか、「±１０日」 とか、そんな超短期間での予測なんて 元々出来るはずが無いのである　それなのにそんな超短期間での予想を出すと言う事は まぐれ当り狙いのパフォーマンス　間違って当たりでもしたら 世間の注目を浴びるという下心が見え見え 外れたとしてもどうせ皆すぐに忘れてくれる と言う訳で、どちらにせよ損は無いという事です。

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