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2月15日東京に記録的大雪/(C)日刊ゲンダイ
大雪に襲われる列島 「爆弾低気圧」常態・巨大化は防げない
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/155877
2014年12月18日 日刊ゲンダイ
「爆弾低気圧」の影響で、全国に強風が吹き荒れている。「爆弾低気圧」とは、1日で平均24ヘクトパスカル以上発達する低気圧のことだ。
ウェザーマップの気象予報士・佐藤大介氏によると、「今、日本を襲っているのは基準の2倍以上の強さ。強風の半径は1000キロ範囲で台風とは比べものにならない」という。
北海道では昨年3月、9人の犠牲者を出した暴風雪と同規模になる可能性も指摘されている。気圧が低くなると海面が上昇、高潮が発生するため、根室市では、市街地が冠水。730世帯約1500人に避難勧告が出た。
気象庁はこの強風を「数年に1度の猛吹雪」と称しているが、実際、2012年4月、昨年3月と“毎年”起きている。
「異常気象学入門」の著書がある気象評論家の増田善信氏は言う。
「ここ数年、頻度は増えていて、規模も大きくなっています。根室では史上2番目の強風で、記録がどんどん破られている。今月初めに四国を通った低気圧も今回と同じくらいのスケールでした。わずか1カ月で2度来たと考えれば、今後も心配です」
主な原因は、温暖化だ。低気圧が発達しやすい環境になったのだという。
「地表が暖まり、上空との温度差が広がるほど、積乱雲が発達しやすくなる。海水温が高くなって水蒸気が増えるからです。強風と雨は竜巻も発達させやすく、暴風雪と同時に襲ってくることもある。16日も神奈川で竜巻注意報が発令されています」(増田善信氏)
日本列島は、年中落ち着かなくなっている。
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