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長野県北部地震が引き金になるM8級内陸部直下型地震の連鎖
http://wjn.jp/article/detail/1115301/
週刊実話 2014年12月11日 特大号
11月22日午後10時8分ごろ、長野県北部で最大震度6弱(M6.8)の直下型地震が発生し、41人(うち重傷者7人)の負傷者が出た。
震源は日本列島のほぼ中央部を走る「糸魚川-静岡中央構造線断層帯」の一部である神城断層とみられ、震源の深さは10キロ。小谷村から白馬村にかけて地表が29センチ動いたという。
「今回の地震は北西と南東から力が加わり断層の東側が隆起する“逆断層型”で、白馬村の家屋54棟はその激しい地震動に耐え切れず全半壊してしまった。東日本大震災で宮城県の牡鹿半島は5.2メートル、首都圏も30〜40センチ移動したとされ、日本列島の各所にひずみが生まれたことで地震リスクが高まっているのです」(サイエンスライター)
それだけではない。「日本列島全体にかかる太平洋プレートの圧力が強まっている」と言うのは、琉球大理学部名誉教授の木村政昭氏だ。
「長野県、しかも北部で起きた地震であることから関係ないように見えますが、実は力の大本は太平洋プレートにあるのです。プレートの力が列島全体にかかり、そろそろ動いても不思議ではない内陸の活断層は、このプレッシャーを受け続けている。今後、次々に活動を起こす危険があるため注意が必要です」
長野県・山梨県を走る中央構造線断層帯は、長野県の大北−松本盆地(神城断層、松本盆地東縁断層)、同県松本市付近(牛伏寺断層)、同県岡谷市−山梨県境付近(岡谷断層群、諏訪断層群、釜無山断層群)の三つに分けられる。この中で最も危ないとされるのが、松本を走る牛伏寺断層だという。
「活動間隔が約1000年の牛伏寺断層は、すでに1200年も大地震が発生していない。つまり、いつM8クラスの地震が起きてもおかしくないということ。木村氏が指摘するように、今回の地震から連鎖して揺れが発生するのであれば、次はこの辺りが危ないということになる」(前出・サイエンスライター)
直下型地震は逃げる間もなく家屋が倒壊する。心配が杞憂になることを祈るばかりだ。
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