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1億2000万人死亡 100年以内「カルデラ噴火」の恐怖(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/247.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 24 日 08:24:05: igsppGRN/E9PQ
 

         御嶽山をはるかに超える大爆発が…/(C)AP


1億2000万人死亡 100年以内「カルデラ噴火」の恐怖
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/154358
2014年10月24日 日刊ゲンダイ


「100年に1%」の超巨大噴火が日本を滅ぼす――。

 神戸大大学院理学研究科の巽好幸教授(マグマ学)らの研究発表が注目されている。巽教授らが、国内で過去12万年に起きた火山噴火の規模と頻度を分析した結果、「噴火マグニチュード7以上」の発生確率は、今後100年で1%に上るという。

 もし、九州中部で最大規模の噴火が起きた場合、火山灰が西日本で50センチ以上、東日本でも20センチ以上降り積もり、1億2000万人が死亡する恐れがある。

「100年に1%」と聞くと、ほとんど起きないように思われるが、巽教授は「いつ起きても不思議ではない」と危機感を強めている。どれだけ緊急性があるというのか。武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)が解説する。

「火山学で『大噴火』とは、火山灰や噴石などが東京ドーム250杯分出る噴火のこと。今回、指摘される『カルデラ噴火』は東京ドームの10万杯分とされている。カルデラ噴火は、1万年に1回程度起きる。前回は7300年前の鹿児島・鬼界カルデラ噴火で、縄文文明を途絶えさせた。この超巨大噴火が、100年以内に起こり得るというのは大変なことなのです」

 国内では過去12万年に熊本・阿蘇、北海道・屈斜路などで少なくとも10回は発生していることが分かっている。“その時”が迫っているとは恐ろしい話だ。


 

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コメント
 
01. 2014年10月24日 14:49:23 : dgOAjWPcOk
巨大噴火、今後100年に1% 「超巨大」なら列島まひ
神戸新聞NEXT 10月22日(水)18時20分配信

 神戸大大学院理学研究科の巽好幸教授(マグマ学)らは22日、日本で巨大カルデラ噴火が発生する可能性は今後100年で約1%に上るとの研究成果を発表した。また、これよりも発生頻度の低い超巨大噴火が九州中部で起きたと想定すると、日本列島のほぼ全土を降灰が覆い、1億1千万人以上の生活がまひするという。

 巽教授らは、日本で過去12万年に起こった火山噴火の規模と発生頻度を、統計的に解析した。富士山や桜島など通常の噴火と、巨大カルデラ噴火のメカニズムの違いや発生回数の相関関係などから、噴火の規模を示す「噴火マグニチュード(M)」7以上の発生確率を、今後100年間で1%と算出した。巽教授は「いつ起きても不思議ではない」としている。

 一方、超巨大噴火については、約2万8千年前に九州南部で起きた「姶良カルデラ噴火」の地層記録を基に、被害を推計。この噴火と同様のM8・3規模が九州中部で起きれば、周辺地域が100キロにわたって火砕流にのまれるほか、偏西風に運ばれた火山灰で、沖縄県や北海道東部を除く日本全土で交通やライフラインなどがまひ。こうしたM8以上の発生確率は今後100年間で0・25%とはじき出した。

 巽教授は「地下のマグマだまりのモニタリングなど、火山研究や観測技術の開発を進めるべきだ」と指摘している。

 研究成果をまとめた論文は、11月11日に「日本学士院紀要」に掲載される。(山本哲志)


【カルデラ噴火】 地下のマグマが一気に噴き出して地表が数キロにわたって陥没し、カルデラの形成を伴うような巨大噴火。マグマの噴出量で規模を示す「噴火マグニチュード(M)」でみると、M7以上はすべてカルデラ噴火という。日本では過去12万年で熊本・阿蘇などで少なくとも10回発生している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141022-00000009-kobenext-soci


02. 2014年10月24日 14:52:39 : dgOAjWPcOk
巨大噴火 “今後100年間で確率約1%”
10月22日 18時35分
動画http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141022/k10015614021000.html

日本の広い範囲が火山灰で覆われ、火砕流が100キロ余り先まで達するような巨大噴火が、今後100年間に起きる確率はおよそ1%だとする研究結果を神戸大学大学院の研究グループがまとめました。

グループでは「地下のマグマの動きを捉える観測方法の開発や人材の育成などに長期的に取り組む必要がある」と指摘しています。

大量の火山灰が日本の広い範囲に及び、火砕流が周囲100キロ余りに達するような巨大噴火は、噴火後に直径が数十キロに及ぶ「カルデラ」と呼ばれる陥没した地形を作ることが知られ、日本では地形や地質の調査から過去12万年の間に九州や北海道などで少なくとも10回起きていたことが分かっています。

神戸大学大学院の巽好幸教授らの研究グループは、国内の地下の岩石の性質や過去の噴火の時期などを基に、火口の直径が数十キロにも及ぶ巨大噴火が日本で起きる確率を推計し、22日、その結果を公表しました。

それによりますと、今後100年間に起きる確率はおよそ1%で、回数にすると1万年に1回程度、阪神・淡路大震災を起こした兵庫県南部地震が起きる前の確率とほぼ同じ程度だということです。

仮に過去に起きた地域のうち最も影響が大きい九州中部で噴火が起きたと仮定すると、火砕流は九州の広い範囲に及び、火山灰は西日本で50センチ以上、東日本で20センチ以上降り積もるほか、北海道でも場所によって5センチ以上に達し、各地で交通網やライフラインがまひするなど、日本全土に深刻な影響が及ぶと指摘しています。

巽教授によりますと、こうした規模の巨大噴火は、地下深くから上昇してきたマグマが地下数キロ付近で巨大な「マグマだまり」を作り、その後、マグマだまり全体が浮き上がることで起きると分析していますが、いつどこで起きるかを予測することは難しく、研究も進んでいないということです。

記者会見した巽教授は、「巨大噴火はいったん起きると広い範囲に深刻な影響を及ぼすと考えられる。現状の火山研究や観測態勢の充実を続けていく一方で、巨大噴火は規模やメカニズムが違うため、新たな観測方法の開発や人材の育成に、5年、10年という長いスパンで取り組んでいく必要がある」と話しています。

過去の巨大噴火

地下の大量のマグマを短時間で地上に吹き出す巨大噴火は、直径が数十キロにもおよぶ「カルデラ」と呼ばれる陥没した地形を作ることが知られ、日本ではこうしたカルデラが作られる巨大噴火は過去12万年の間に少なくとも10回起きていたことが分かっています。

このうち最も規模が大きなものは、今からおよそ9万年前に熊本県の阿蘇で起きた巨大噴火です。

このときは、火砕流が火口からおよそ150キロ先まで及び、海を越えて現在の山口県にまで達したほか、火山灰は日本の全土を覆い、大阪で30センチ、東京で20センチ、北海道東部で15センチ積もりました。

また、今からおよそ7300年前に鹿児島県の薩摩半島の南の「鬼界」と呼ばれる海底で起きた巨大噴火では、火砕流が九州南部の全域に達し、当時の縄文時代の文化が一時、途絶えた可能性も指摘されています。

このほか、北海道の支笏湖周辺や屈斜路湖周辺など九州や北海道を中心にも巨大噴火で出来た大規模なカルデラが残っています。

こうした巨大噴火は、アメリカやインドネシアなど世界各地でも過去に起きていて、大規模なものは世界的な日照不足や気温の低下など地球全体の気候にも影響を及ぼすとされています。

しかし、これまで観測された例はなく、マグマの詳しいメカニズムや噴火の予測につながる前兆的な現象などの研究はあまり進んでおらず、内閣府が去年まとめた大規模噴火の検討会では「噴火予知や対応策について研究を推進すべきだ」と指摘しています。

マグマ上昇の仕組みは

日本付近では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいて、地下の「マントル」の深さ100キロほどの場所で岩石が溶けてできると考えられています。

液体となったマグマは周囲の岩石よりも軽いためゆっくりと上昇し、いったん深さ30キロ程度のマントルと地殻の境界付近にたまって「マグマだまり」を作るとみられています。

そして、マグマだまりと接した地殻では熱で岩石が溶かされて新たなマグマが作られ、それが上昇することで地下の比較的浅い場所に別の「マグマだまり」を作ると考えられています。

巽教授によりますと、過去に直径数十キロのカルデラを作るような巨大噴火が起きた九州や北海道などの地下の岩石は、ほかの地域に比べて変形しにくい性質があるため、溶けたマグマが岩石の隙間を通って上昇すると考えられるということです。

そして、次々にマグマが上昇し、マグマだまりが直径が数十キロにも達する巨大なものになると、その浮力によって岩盤を押し上げて亀裂を作り、噴火につながるということです。

このとき、大量のマグマが短い時間で噴き出されるため、地下には大きな空洞ができ、噴火のあとには地面全体が陥没して「カルデラ」と呼ばれる地形が作られるということです。


03. 2014年10月24日 15:03:05 : nJF6kGWndY

>この超巨大噴火が、100年以内に起こり得るというのは大変なこと

1%だけどねw

まあ、可能性と言えば、全面核戦争の方が高いだろうし

巨大地震や巨大隕石の衝突だって同じ

個人レベルで言えば、必ず、いつかは病気になって、自分も家族も死ぬ

つまり、いろいろ大変な問題を抱えながら、ヒトも生きているというだけの話



04. 2014年10月24日 19:29:48 : EYbO3jGS1r
「1億2000万人が死亡する恐れがある。」と「1億2000万人死亡」は全く意味が違う。
まあどちらも大げさだと思う。
火砕流は犠牲者多数の可能性もあるが、そんなに多数ではない。
また海岸近くは津波は怖いが近くの高台や海岸近くのやや内陸なら海が近いから輸送、飲料水や食料確保などで、今の時代なら何とかなると思う。
黒潮や親潮の循環能力を侮るべからず。

05. 2014年10月25日 19:50:30 : Ke2uc0ClEo

巨大噴火 “今後100年間で確率約99%起きない”ということだね。



[32削除理由]:削除人:アラシ

06. 2014年10月26日 18:07:32 : lpdTBRo2ho
御嶽山を遥かに超える大爆発ってさ…
犠牲者出てるから大騒ぎだが、今回の噴火ってスゲー小物だぞ
わかってて書いてるか?


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