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8月の日向灘地震は「南海トラフ地震」の前兆か!? 〜学者の見解と独自リサーチで紐解く〜(TOCANA)
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/227.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 12 日 19:08:05: igsppGRN/E9PQ
 

8月の日向灘地震は「南海トラフ地震」の前兆か!? 〜学者の見解と独自リサーチで紐解く〜
http://tocana.jp/2014/10/post_4945_entry.html
2014.10.06 TOCANA



地震発生時の強震モニタ「YouTube」より


 今年8月29日4時14分頃、日向灘(宮崎県東部沖合の海域)でM6.1、最大震度4の地震が発生した。ほぼ時を前後して、日向灘周辺ではM3〜M5規模の地震も起きている。過去、この海域では周期的にM7クラスの大地震が発生しているのだが、一方で政府の「地震調査研究推進本部」が公開する資料『日向灘および南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価について』を見ると、今後も「M7.6前後の大地震が発生する可能性がある」と言及こそなされているものの、その発生確率は10%と低く見積もられているようだ。


 しかし、日向灘の地震が宮崎県東部沖合への影響のみに留まらず、「南海トラフ(四国沖から駿河湾の海底に存在する溝)で起きる巨大地震の引き金になる」との説も唱えられている。その理由の一つには、日向灘が南海トラフの西端に位置していることが挙げられるのだが……。今回は、日向灘の地震と巨大地震の関係について考えてみたい。


■2人の学者は指摘する


 さて、測量学の世界的権威で、「電子基準点」のデータをもとにした地震予測を行う村井俊治・東大名誉教授については、過去の記事でも紹介してきた。氏は、今年に入って日本で起きた震度5以上の地震すべて(5回)を事前に予測し、的中させている人物である。


 その村井氏は『夕刊フジ』(2014年1月11日、産経新聞社)紙上で「東日本大震災の2日前には三陸沖を震源とする震度5弱の地震があった。今後、日向灘周辺で震度4、5が起きたら、引き金となって南海地震を引き起こす可能性がある」と語っている。8月29日の日向灘の地震が、村井氏が指摘する地震に該当するものであるとすれば、これは「南海トラフ地震」の前兆であるとも言えそうだ。



南海トラフ「Wikipedia」より


 また、村井氏同様にこれまで数多くの巨大地震を予測・的中させてきた木村政昭・琉球大学名誉教授は、日向灘での大きな地震を以前から警戒していた。木村氏のHPで公開されている予測マップを見ると、日向灘のあたりに「2014±5年(M8.7)」と書かれているのだ。8月29日のM6.2の地震が木村氏の予測に合致するものだったのか、本人の見解は未だ発表されていないので、今後周辺でのさらなる大地震に繋がる可能性があるということなのかもしれない。


■筆者独自のリサーチでも……



宮崎県日向市、米の山から臨む日向灘
「一般社団法人 日向市観光協会」より


 そして、過去に日向灘で起きた大地震について筆者が独自に調べてみたところ、1941年11月19日に発生したM7.2の地震が、今年の8月29日に起きたM6.2の地震と、規模・震源ともに類似していることを発見した。この1941年の地震の3年後、1944年12月7日に、昭和東南海地震(M8.2、最大震度6)が起き、さらに2年後の1946年12月21日には昭和南海地震(M8.0)が発生している。これを見る限り、8月29日の地震が南海トラフ地震の前触れである可能性は捨て切れないのではないか。


 ところで、筆者のもとにある質問が寄せられた。8月29日のM6.1のような地震が何度も起きれば、「地殻の歪み」が次第に解消され、一度で壊滅的な被害をもたらす巨大地震の発生リスクが減少するのではないかというものだ。だが、これは間違っている。たとえばM8とM6では規模が1,000倍も違うため、M6クラスの地震が1,000回起きてやっとM8クラスの地震から解放される計算となる。小中規模の地震が何度か発生したところで、木村氏が予測しているようなM8規模の地震が起きなくなるということは、あり得ないのだ。


 そのため、8月29日のM6.1がすぐに南海トラフ地震に結びつかなかったとしても、「いつ起きてもおかしくない」ものとして、西日本に住む人々は引き続き警戒するに越したことはないだろう。


百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose


 

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コメント
 
01. 2014年10月13日 09:29:45 : yBG3GAzvsY
M7.2とM6.1では、30倍以上もエネルギーが違うので、頻度も大きく異なって後者は起きやすい。万が一に仮に1941年のM7.2地震が1946年の地震の前兆だとしても、M6.1を前兆とするには、あまりにも長期的な予想も含むことになり、一体どこまでの期間を前兆と呼ぶかということになってしまうだろう。もっと専門的な話をしてほしいものだ。

02. taked4700 2014年10月13日 10:59:20 : 9XFNe/BiX575U : FjuoNNKiGs
>>01

>万が一に仮に1941年のM7.2地震が1946年の地震の前兆だとしても、M6.1を前兆とするには、あまりにも長期的な予想も含むことになり、一体どこまでの期間を前兆と呼ぶかということになってしまうだろう。もっと専門的な話をしてほしいものだ。

確かに前兆現象というには心もとない話が多いですよね。ただ、多分、百瀬直也氏やいろいろな学者の方が実際に警告をされているのは、南海トラフ付近は地震活動期に入ったのでM6程度の地震がかなり数起こり、その後M8から9の地震が起こりますよということだと思います。

このことは海溝型超巨大地震が起こる前にはほぼ必ず観察されてきた現象の様子で、次のURLにも専門的な解説があります。

http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part1.html

>特定のプレート境界に発生する大地震や,ある活断層の部分に発生する大地震に着目すると, 今度は地震の発生におおむねの周期性が見えてきます.
>大地震の繰返しに関連して,その震源域周辺のやや広い範囲において, 地震活動が活発化したり,静穏化したりする現象が認められる場合があります. 図7.11に示した地震のサイクルでいえば, 歪エネルギーを蓄積する期間のうち前半は,前回の地震で周辺部の歪エネルギーを放出しているため, 一般に大きな地震は起きにくくなり(静穏期),後半になると地下の緊張状態が高まり, 大きめの地震が起きやすくなる(活動期)という傾向があります.

**************

結局、ほぼ日本全体が火山活動や地震活動の活発な時期に入っていて、何県で地震が起こるという予知は難しいが、一般的にM6レベルならどこでも起こり得る時期に入ってきているので、それなりに具体的に用心をした方がいいということだと思います。


03. 2014年10月13日 12:40:55 : w3M1BHSquE
前兆だ前兆だ って騒いだ時は 来た試しが一度たりとも無いでしょう

この阿修羅のスレだけで 年間 何十回何百回と前兆現象が報告されているんですか?

的中率ほぼゼロ である事は言うまでもありませんね

阪神も東日本も、結局 起って後になってから、「これが前兆だった あれが前兆だった」 と
結果論で言われているだけで、誰一人 事前に指摘できた人はいないじゃないですか。


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