http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/204.html
Tweet |
御嶽山/(C)AP
気象庁HPに予兆 予知連はアテならず「危ない山」見抜き方
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153771
2014年10月2日 日刊ゲンダイ
「火山噴火予知連絡会」が頼りにならない以上、自分で“予測”するしかない。今度の御嶽山噴火で、そう思った登山者も多いはずだ。
御嶽山は、噴火で被害が出る恐れのある火山の中で、特に危険な23火山のひとつだった。気象庁によると、御嶽山で火山性地震が9月9日に10回、同10日に52回、同11日に85回観測されている。民間では、M6以上の地震をズバズバ的中させる測量工学の村井俊治氏(東大名誉教授)は同28日、自身のツイッター上で、「火山噴火は予測できませんでした。しかし電子基準点に異常変動が前兆のようにして出ていました」「2月の初めに2週間続けて御嶽山に近い高山と王滝に異常変動」「5月の初めに(御嶽山で)群発地震がありました」と書き込んだ。要警戒のデータは出ていたのである。予知連は責任逃れに終始しているが、“予兆”はやはり、あったのだ。
■素人でもわかる
「公開された地震の発生傾向から、噴火の危険性が高い山は素人でもわかります」と言うのは、立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授だ。日本気象協会のホームページが参考になるという。
「『過去の地震情報』を参照してください。出発前に1週間分遡って、同じ場所で2〜3回以上、有感地震が起きていれば、噴火か地殻変動の可能性があります。震度1、深さ10キロ以下でも見逃さないでください。噴火直前は、小さい地震を繰り返すのです」(高橋教授)
御嶽山の噴火の“予兆”とされたのが、「長野県中部」「南部」を震源とした地震だ。今年7月以降、増加していた。最近、顕著なのが「栃木北部」。これは草津白根山の噴火予兆と考えられるという。
日本気象協会HPには、地震震源情報とともに、衛星写真が付いていて、震源地に×マークが付いている。登山を計画している山の近くで地震が頻発していたら、登山は控えた方がいい。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。