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傘が役に立たない/(C)日刊ゲンダイ
台風16号接近 この冬は季節外れの集中豪雨が待っている
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153488
2014年9月20日 日刊ゲンダイ
フィリピンの東海上で18日未明、発生した「台風16号」が、週明けにも沖縄に接近するとみられる。23日には西日本の南海上を通過し、本州にも強風が吹き荒れる恐れもある。ここ数年、台風の規模や被害が大きくなっているだけに心配だ。
台風が大型化しているのは、勢力の最大地点が北上しているためだ。米海洋大気局の研究チームは、過去30年のデータを分析。台風の勢力が最も大きくなる地点が、10年で北に約56キロ移動したと発表している。
「温暖化による海水温の上昇の影響とみられます。10年で50〜60キロは少ない移動に思えますが、何十年にわたり、年々、勢力のピーク地点が日本列島に近付いているのは確かです。今後も、台風の規模が大きくなり回数が増える傾向にあるため、注意が必要です」(ウェザーマップの気象予報士・片山由紀子氏)
昨年、フィリピンで死者4000人超の大惨事を招いた“スーパー台風”が日本をいつ襲ってきても、おかしくないというから恐ろしい。
■5年ぶりのエルニーニョ現象
しかも、心配すべきは台風だけじゃない。世界気象機関が今月8日、異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」が11月〜来年2月に発生するとの予測を出した。エルニーニョは、南米・ペルー沖から太平洋の赤道付近にわたり海域の水温が高くなる現象で、今年中に発生すれば、5年ぶりとなる。前回09年には、北日本から西日本の各地で過去最多の雨量を記録し、同年7月に中国・九州北部を襲ったゲリラ豪雨では35人が犠牲になった。
「エルニーニョの年は、自然災害が予想されます。冬に発生すれば、『暖冬』となり、雪が降らず、大雨の恐れが強まる。“季節外れ”の集中豪雨が襲うことも想定されます」(片山氏)
もはや一年中、気が抜けない。
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