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ヤクルトとマグニチュード
マグニチュードが1増えると32倍になるという。マグニチュード1を液体1ccの量とすると、マグニチュード2は32cc。これはいわゆるヤクルトのあの小さい容器の半分程度の量だ。マグニチュード3はこの32倍だから1024cc。一リットル入りの牛乳のパックとほぼ同じ。マグニチュード4はこの32倍であり、32768cc。約33リットルにもなる。灯油などを入れるポリタンクが普通20リットル程度なのでポリタンク1個と半分と言ったところ。マグニチュード5はこの32倍で、1048576cc。約1トン。M1が1ccとすると、M5は約1トンになる。1トンと言うと軽自動車の車両の重さとだいたい同じ。マグニチュード6は33554432cc。約34トン。これはだいたい電車1両の重さ。マグニチュード7は1073741824cc。約1000トン。これは大阪にある通天閣の重さです。高さ100メートルもある鉄塔の重さです。マグニチュード8は34359738368cc。これは34000トン程度。国会議事堂の総重量が10万9000トンということで、国会議事堂の3分の1程度の重さになります。マグニチュード9は2011年に起こった東北地方太平洋沖地震の大きさですが、これは約108万8000トン。国会議事堂10個分とほぼ同じです。
日常的に起こる地震は大きくてもマグニチュード3程度です。これを1リットルの牛乳パックの重量とすると、M5でも軽自動車、M6は電車1両、M7は通天閣程度の重量になります。1995年の阪神大震災がM7クラス。1923年の関東大震災はM7.9と推定されています。
起震車での震度7の揺れの体験をされた方が「思っていたよりもすごい揺れだ」というような感想を持つ様子ですが、震度7は青天井であり、起震車での揺れのひどさはある意味震度7の最小限の揺れです。阪神大震災では地震時道を歩いていた方が揺れで跳ね上げられでんぐり返しをさせられたという証言があります。重力加速度が980ガル。このほぼ4倍の4000ガルが日本国内の地震で最近観測されています。
震度1を観測する地震はマグニチュードにすると2程度のことが多いのです。M2をヤクルトのあの小さい容器半分程度の重量とするとM7は大阪の通天閣の重量に相当するほど大きいのです。日常経験する揺れとM7が直下型で直撃するときの揺れの違いを想像してみましょう。
2014年09月17日20時00分 武田信弘 ジオログ(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:3260 SN:3355
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